
- 1UP投資部屋はどんな発信をしてるの?
- 1UP投資部屋の評判は?
- 1UP投資部屋は怪しいって聞いたけど本当?
- 他の投資系YouTuberとの比較が知りたい
株式投資で資産形成を目指しているあなたは、1UP投資部屋の評判や「怪しい」という噂が気になっているのではないでしょうか。
結論から言うと、1UP投資部屋は過去の炎上騒動により疑念を持たれることもありますが、法的な問題はなく、現在は慎重な情報発信を行っている信頼性の高いチャンネルです。
ただし、どんなに優良なチャンネルでも情報の鵜呑みは危険であり、参考程度に留めるべきです。
本記事では、運営実態の調査から実際の利用者評価、他の投資系YouTuberとの比較まで、2025年最新の情報をもとに1UP投資部屋の真の姿を徹底検証します。
投資判断で失敗しないための正しい活用法もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
1UP投資部屋とは?基本情報と運営実態

1UP投資部屋の運営背景と提供サービスについて解説します。
1UP投資部屋の概要とサービス内容
チャンネル名 | 1UP投資部屋 |
チャンネル登録者数 | 8.38万人 |
発信内容 | 株式投資の企業分析、マクロ経済や社会情勢の動向までカバー |
運営会社 | 株式会社KS One |
視聴回数 | 12,839,326 回 |
1UP投資部屋は株式投資情報を発信するYouTubeチャンネルです。
チャンネル登録者数は8.38万人となっており、投資系チャンネルとして一定の規模を持ちます 。
発信内容は企業分析や投資戦略など投資に関する幅広いテーマを扱っており、株式会社KS One運営をしています。
同社は東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5Fに所在しており、投資経験のある視聴者を主な対象として、実践的な投資情報の提供を目的としたコンテンツ制作が行われています 。
運営者情報と経歴の透明性

メイン運営者 | KEN(島田健一) |
年齢 | 27~28歳 |
投資スタイル | 中長期のファンダメンタルズ投資 |
投資歴 | 約7年 |

共同運営者 | いとちゃん(伊藤航) |
年齢 | 37歳 |
投資スタイル | 日本株への中長期投資、株主優待投資 |
投資歴 | 約8年 |
メイン運営者はKEN(島田健一)氏で、株式会社KS Oneの代表取締役を務めています 。
共同運営者としていとちゃん(伊藤航)氏が参加しており、同氏は元お笑い芸人で優待投資家として活動していることが明らかにされています 。
会社の所在地や代表者名も公開されており、運営者の身元について一定の透明性が確保されていると考えられます 。
YouTubeチャンネルの運営期間と投稿頻度
チャンネル登録日 | 2020/10/29 |
投稿頻度 | 約週2~3本 |
総動画数 | 552本 |
投稿頻度については現在も継続的にコンテンツが制作されており、企業とのタイアップ動画なども定期的に配信されていることが各企業のプレスリリースから確認できます 。
投資系チャンネルとして安定した運営が行われていると判断でき、投稿頻度は動画の投稿日時から推測すると、約週に2~3本となっています。
チャンネル登録者数8.38万人という数値から、一定の継続的な活動が行われていることがわかります。
1UP投資部屋の評判・口コミを徹底調査
実際の利用者による評価や批判的意見、SNS上での反応を総合的に分析し、1UP投資部屋の評判を確認していきます。
利用者からの肯定的な評価
X上では視聴者から具体的な高評価が寄せられています。
佐田志歩氏は「優待に加えてファンダ解説が深くて勉強になります✨ 1pickに絞るのは惜しくて全部…」と投稿し、分析内容の質の高さを評価しています 。
運営者のKEN氏自身も「1UP投資部屋、地道にいとちゃんと更新してから5年になるけど、1ヶ月で30万回も見ていただけるチャンネルになった…。UUだと10万人ほどなので、平均3回見ていただいてる計算」とX上で報告しており、継続的な視聴者からの支持を得ていることが分かります 。
企業からの評価も高く、コロンビア・ワークスは「当社は1UP投資部屋のkenさんに対談をお願いしました!」とX上で協力を発表するなど、IR担当者からも信頼されています 。
批判的な意見と懸念点
特にSNS上での批判的な意見はありませんでしたが、過去にはZeppy投資ちゃんねる時代の井村俊哉氏との関連で、株価操縦疑惑について議論になったこともありましたが、法的な問題はなく印象論の範囲であったとされています 。
現在の運営体制では、こうした過去の経緯を踏まえて慎重な情報発信が心がけられているようです。
SNSでの評判分析
X上での総合的な評判は概ね良好です。

Ken氏のアカウント (@KenichiShimada2) は43.8Kのフォロワーを持ち、「個人投資家。専業6年目。YouTubeもやってます。パフォ:2022年+41% 2023年7末+52.7%」というプロフィールで運用実績を公開しています 。
企業とのタイアップ動画も多数制作されており、アジアクエストは「『1UP投資部屋』でアジアクエストが紹介されました」、データ・アプリケーションは「投資系 YouTube チャンネル『1UP 投資部屋』の『銘柄勉強会(取材編)』が公開されました!」と企業側から積極的な情報発信が行われています。
これらの企業連携は、投資系YouTuberとしての信頼性を示す指標の一つと言えるでしょう。
「1UP投資部屋は怪しい」という噂の真相
1UP投資部屋に対する疑問や懸念について、過去の経緯と現在の運営状況を検証し、噂の根拠や真実を確認します。
怪しいと言われる理由を検証
「1UP投資部屋は怪しい」という噂の発端は、前身チャンネルである「Zeppy投資ちゃんねる」での炎上騒動にあります 。

2020年6月9日の動画「井村絶好調!Zeppy5月の投資収益を公開」で、井村俊哉氏がチャットワークでの発言内容を公開した際、保有銘柄を動画で紹介して株価を吊り上げ、売り抜けていたのではないかという疑惑が持ち上がりました 。
この件について、SNSでも批判的な意見が相次ぎましたが、最終的には法律に触れるような部分はなく、あくまで印象の問題であったと結論づけられています 。
現在の1UP投資部屋はこうした過去の経緯を踏まえ、より慎重な情報発信を行っています。
投資助言業登録の有無と法的位置づけ
1UP投資部屋の運営会社である株式会社KS Oneについて、投資助言業としての登録状況を調査した結果、金融庁の登録業者データベースには該当する登録は確認できませんでした 。
投資助言業として活動するためには金融商品取引法第29条に基づく登録と営業保証金500万円の供託が義務付けられていますが 、同社は投資助言業者としての登録を行っていない状況です。
法的位置づけとしては、同チャンネルは一般的な投資情報の発信や教育コンテンツの提供を行っており、具体的な投資助言や個別銘柄の売買推奨は行わない範囲で運営されています 。
このような教育的なコンテンツ配信は投資助言業に該当しないため、現在の活動は法的に問題ないと考えられます。
また、運営会社の代表者名や所在地が明確に公開されており、透明性については問題ありません 。
過度な利益保証や誇大広告の有無
1UP投資部屋のコンテンツを検証した結果、過度な利益保証や誇大広告は確認されませんでした。
同チャンネルでは「確実に儲かる」「必ず上がる」といった断定的な表現は使用せず、
- 投資期間を「半年から3年程度」
- 利益目標を「実現性の高い1.5倍を目安」
とする現実的なアプローチを採用しています 。
動画内では「最終的な判断は自分自身で行う必要があります」と視聴者の自己責任での投資判断を促す文言が明記されており 、過度な期待を煽らない配慮が見られます。
運営者のKEN氏も「Twitter煽り銘柄を買って半値で損切りした」といった自身の失敗体験を率直に公開し 、投資にはリスクが伴うことを適切に伝えています。
このような誠実な情報発信姿勢は、誇大広告とは対極の位置にあると言えるでしょう。
1UP投資部屋の投資手法と内容の質
1UP投資部屋が提供する投資情報の特徴と分析手法の質、初心者への対応度について解説します。
提供される投資情報の特徴
1UP投資部屋では中長期投資を基軸とした現実的な投資情報を提供しています。
KEN氏の投資手法は「中長期で1.5倍~3倍になると思えるような銘柄に投資」することを基本とし、投資期間は半年から3年程度を見据えた戦略を採用しています 。
コンテンツは
- 投資戦略
- 投資手法
- 企業分析
- ニュース解説
の4つの柱で構成され、現役投資家ならではの実践的な視点で情報発信が行われています 。
特に「銘柄勉強会(取材編)」シリーズでは、上場企業への直接取材を通じて決算内容や成長戦略を深掘りする独自性の高いコンテンツを制作しており、投資判断に必要な生の情報を提供している点が特徴的です 。
分析手法の妥当性
同チャンネルの分析手法は企業への直接取材とファンダメンタルズ分析を軸とした堅実なアプローチです。
IRセミナーの活用法について「数字の裏にある理由を語ることで好印象に」「迷いのない社長の発言が安心感に」といった具体的な着眼点を示しており 、表面的な数値分析にとどまらない質の高い企業評価を行っています。
企業の代表者との対談形式による取材では、決算内容から今後の成長戦略まで幅広くカバーし、投資家目線での質問を通じて実用性の高い情報を引き出しています 。
「バリュエーションの調整が起こると、投資妙味が上がる」といった市場環境に応じた投資判断基準も明確に示されており 、分析の妥当性は高いと評価できます。
初心者向けコンテンツの充実度
1UP投資部屋は基本的に中級者向けのチャンネルとして位置づけられており、初心者向けコンテンツの充実度には限界があります。
主な視聴者層は「35歳~44歳の比較的若い投資家」とされ 、ある程度の投資経験を前提とした内容構成となっています。
ただし「投資の世界を基礎から学び」という表現も見られ 、完全に初心者を排除しているわけではありません。
KEN氏も「新橋のサラリーマンの一言で投資を志す」といった自身の投資開始エピソードを交えながら 、投資への入り口となる情報も提供しています。
ただ、企業分析や戦略解説が中心のため、投資の基礎知識を学びたい完全な初心者には、他の基礎的なコンテンツとの併用をおすすめします。
1UP投資部屋を利用する際の注意点
1UP投資部屋の情報を活用する際に投資家が注意すべきポイントを、リスク管理の観点から詳しく解説します。
情報の鵜呑みは危険
YouTubeなどのSNS投資情報を鵜呑みにすることは、投資で失敗する典型的なパターンの一つです。
運営者のKEN氏自身も過去に「Twitter煽り銘柄を買って半値で損切りした」失敗体験を公開しており 、SNS情報への安易な依存がいかに危険かを示しています。
一般的にSNS投資情報には「目を引く情報をわざと発信している」「広告収入を狙って情報発信している」「投資実績が不明なユーザーが発信している」といったリスクが存在します 。
1UP投資部屋は比較的信頼性の高いチャンネルですが、それでも発信される情報を無批判に受け入れるのではなく、自分なりの検証を行うことが不可欠です。
どんなに優れた投資情報であっても、盲信は禁物といえます。
自己責任での判断が必要
投資判断は最終的に個人の責任であり、他者の意見に依存しすぎることは危険です。
1UP投資部屋でも「最終的な判断は自分自身で行う必要があります」と明記されており 、視聴者の自己責任での投資判断を促しています。
投資には必ずリスクが伴い、たとえ専門性の高い分析であっても市場の予測は完璧ではありません。
このチャンネルの投資スタイルは「半年から3年程度の中長期投資」「1.5倍程度の現実的な利益目標」を掲げていますが 、これらも絶対的な保証ではないというのを覚えておきましょう。
自分の投資目標、リスク許容度、資金状況を十分に考慮した上で、最終的には自分の判断で投資を行うことが重要になります。
複数の情報源との照合の重要性
投資判断の精度を高めるためには、1UP投資部屋の情報だけに依存せず、複数の情報源と照合することが不可欠です。
同チャンネルでは企業への直接取材や決算分析など質の高いコンテンツを提供していますが 、一つの視点に偏る可能性もあります。
他の投資系YouTuber、証券会社のレポート、企業の公式IR情報、経済メディアの分析など、様々な角度からの情報収集を心がけるようにしましょう。
特に投資対象企業については、複数のアナリストレポートや決算説明会資料を直接確認することで、より客観的な判断材料を得られます。
情報の多角的な検証により、投資リスクを最小限に抑え、より確度の高い投資判断が可能になります。
他の投資系YouTuberとの比較
1UP投資部屋の特徴を客観的に理解するため、主要な投資系チャンネルとの違いや信頼性について詳しく分析していきます。
有名投資系チャンネルとの違い
1UP投資部屋は中級者向けの企業分析に特化したチャンネルとして、他の主要投資系YouTuberとは明確な違いを持っています。
- テスタ氏(デイトレード実況)
- バフェット太郎氏(米国株長期投資)
- 中田敦彦氏(投資書籍解説)
チャンネル登録者数は上記の3名の方が多いですが、企業への直接取材と日本株のファンダメンタルズ分析といった扱っていない分野を強みとしています。
ただ、投資初心者向けには「両学長 リベラルアーツ大学」、「中田敦彦のYouTube大学」といったチャンネルが人気となっております。

「両学長 リベラルアーツ大学」、「中田敦彦のYouTube大学」は初心者向けの総合的な投資教育を行うのに対し、1UP投資部屋は特定企業への深掘り分析という独自のポジションを築いています。
目的別おすすめチャンネル
1UP投資部屋は特定の用途に適したチャンネルです。
投資目的や経験レベル別に見ると以下のチャンネルがおすすめになります。
投資初心者
- 「両学長 リベラルアーツ大学」(投資・節約・副業を総合解説)
- 「バンクアカデミー」(NISA・積立解説)
投資中級者
- 1UP投資部屋
短期売買
- 「株の買い時チャンネル」(チャート解説中心)
米国株投資
- 「バフェット太郎」
- 「ばっちゃま」
SNSで投資情報を収集する際に重視される「わかりやすい解説」、「情報の信ぴょう性」、「情報の豊富さ」という観点から見ると 、1UP投資部屋は企業取材による情報の豊富さでは優位性を持つものの、解説のわかりやすさでは初心者向けチャンネルに劣る面があります。
投資初心者が安全に学べる方法
1UP投資部屋のような個人発信の投資情報だけでなく、より安全で体系的な学習方法について解説します。
公式な投資教育サービスの活用
投資初心者が最も安全に学べるのは、金融庁認可や公的機関が提供する教育サービスです。
企業年金連合会では厚生労働大臣認可のもと、企業型DC加入者向けに継続投資教育サービスを実施しており、資産運用に関する基礎的な資料提供や必要な措置を確定拠出年金法に基づいて行っています 。

また、ファイナンシャルアカデミーは日本最大規模の投資教育機関として、「15段階ステップアップ式カリキュラム」を提供し、初心者から経験者まで効率的に学べる体制を整えています 。

これらの公式サービスは中立的な立場から投資教育を行うため、特定の商品販売を目的としない信頼性の高い情報を得ることができます
証券会社の無料セミナー
大手証券会社が提供する無料セミナーは、投資の基礎を安全に学べる貴重な機会です。
SBI証券では2025年に投資教育特設サイト「金トレ部」を開設し、「お金のチカラを鍛えよう」をコンセプトに投資の基本から応用まで学べるコンテンツを提供しています 。

同社は「NISAの学び舎」などの大型イベントを開催し、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型で幅広い世代に投資情報を提供しています 。
企業・自治体・学校向けの金融教育セミナーも実施しており、多様なチャネルを活用した教育体制を構築しています 。
これらのセミナーは金融のプロフェッショナルが講師を務めるため、正確で実用的な知識の習得が期待できます。
書籍やオンライン講座の選び方
投資学習における書籍やオンライン講座選びでは、体系的なカリキュラムと継続的なサポート体制が重要です。
株スクール「METS」では「日本一楽しく学べる株スクール」として、教育×コミュニティ×実践の三位一体で初心者から経験者までの学びを支援し、2025年からはオンライン入会制度も開始しています 。
選択基準として、投資未経験者向けカリキュラムの充実度、質問会や継続サポートの有無、実践的な内容が含まれているかを確認することが大切です 。
エントリー期間は終わりましたが、さわかみ投信の「長期投資家デビュープロジェクト」のように、投資を学びながら実際の長期投資を体験できるプログラムも有効です 。
単発の情報収集ではなく、段階的に知識を積み上げられる構成の教材を選ぶことが成功への近道といえます。
まとめ:1UP投資部屋は参考程度に留めるべき
1UP投資部屋は株式会社KS Oneが運営する登録者数8.38万人の投資系YouTubeチャンネルで、KEN氏といとちゃん氏による企業分析や投資戦略を中心としたコンテンツを提供しています。
過去のZeppy投資ちゃんねる時代の炎上騒動により「怪しい」という噂もありましたが、法的な問題はなく、現在は慎重な情報発信を行っています。
投資助言業の登録はないものの、教育的コンテンツの範囲内で運営されており法的に問題はありません。
同チャンネルの特徴は現実的な投資目標設定と企業への直接取材による質の高い分析手法にあり、中級者向けの日本株ファンダメンタルズ分析では優位性を持っています。
ただし、どんなに信頼性の高いチャンネルであっても情報の鵜呑みは危険であり、複数の情報源との照合や自己責任での判断が不可欠というのを覚えておきましょう。
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