
- 井上恵理のFXスクールで何が学べるの?
- 井上恵理のFXスクールの問題点が知りたい
- 井上恵理のFXスクールの口コミを教えて!
- 井上恵理のFXスクールはなんで怪しいの?
「井上恵理のFXスクールって怪しい?」「評判はどうなの?」とお悩みではありませんか。結論から言うと、井上恵理のFXスクールはおすすめしません。
特定商取引法の記載がなく法的に問題があり、スクール内容や参加費用も非公開、実際のトレード実績の証拠もありません。
さらに運営会社は過去に評判の悪いスクールを提供していた実績があります。
この記事では、井上恵理のFXスクールをおすすめしない具体的な理由と、参加前に知っておくべきリスクを徹底解説します。
井上恵理のFXスクールとは?サービス概要

井上恵理のFXスクールは、SNS広告で「スキマ時間で月収超え」を謳う投資教育サービスです。
初心者や主婦層をターゲットに無料体験から高額契約へと誘導する仕組みで運営されています。
まずは基本的なサービス構造を確認していきましょう。
「スキマFX」で本業の収入超えを謳う投資案件
井上恵理のFXスクールは「スキマFX」という名称で宣伝されており、忙しい主婦や会社員でもスキマ時間で本業を超える収入が得られるとアピールしています。
広告では「子育て中のママでも月収30万円」「1日わずかな時間で元旦那の収入超え」といった魅力的なフレーズが並び、FX初心者の心を強く惹きつける内容になっています。
しかしFXは為替相場の変動を予測する高リスクな金融商品であり、プロのトレーダーでさえ継続的に利益を出すのは容易ではありません。
短期間で誰でも簡単に稼げるという主張は、FX投資の本質とかけ離れた誇大な表現と言えるでしょう。
無料個別体験から高額スクールへの誘導パターン
井上恵理のFXスクールは、まず「無料個別コンサルティング」や「無料体験動画」への登録を促すところから始まります。
広告では「今だけ限定10名無料」「先着順で無料」といった限定性を強調し、参加者の心理的なハードルを下げる工夫がなされています。

無料で提供されるのはあくまで入口部分だけで、実際には個別コンサルティングの場で「現状のままでは成果が出ない」と不安を煽られ、数十万円規模の有料スクールへの加入を勧められる流れが想定されます。
このような無料体験からの高額誘導は、投資系スクールで頻繁に見られる典型的なマーケティング手法です。
インスタグラム広告を中心とした集客手法

井上恵理のFXスクールは、インスタグラムを主要な集客チャネルとして活用しています。
ターゲット層は子育て中の主婦や投資初心者の女性が中心で、華やかなライフスタイルの写真と共に「FXで人生が変わった」「自由な時間とお金が手に入った」といったメッセージを発信しています。
インスタグラム広告には相当な費用がかかるはずですが、本当にFXで安定して稼げているのであれば、わざわざ広告費をかけてまで生徒を集める必要性は低いはずです。

広告投資を回収するために高額なスクール料金を設定している可能性も考えられ、集客手法自体が事業モデルの矛盾を示唆していると言えるでしょう。
【結論】井上恵理のFXスクールをおすすめしない理由
井上恵理のFXスクールをおすすめしない最大の理由は、運営透明性の欠如と法的問題にあります。
スクール概要から参加費用まで基本情報が非公開で、開示されている実績についても信憑性が保証されていません。
以下が3つの重大な問題点です。
- 特商法の記載がなく法的に問題がある
- スクール内容と参加費用が不透明
- 実際のトレード実績の証拠がない
それでは解説していきます。
特商法の記載がなく法的に問題がある
井上恵理のFXスクールの広告ページには、法律で表示が義務付けられている特定商取引法(特商法)に基づく表記が一切ありません。
販売者名・住所・連絡先・返品条件などの記載が必須で消費者を不正な取引から守るための法制度
本来であれば、この情報を確認することで運営会社の実態や対応窓口が分かるはずですが、井上恵理のスクール公式ページ上にはそうした記載がなく、消費者が事前に相手の正体を確認する手段が用意されていないのが実情です。
このような法律遵守の欠如は、消費者保護の観点から看過できない問題であり、参加前に運営者の詳細情報が開示されない状態での契約はリスクが大きいと言わざるを得ません。
スクール内容と参加費用が不透明
「何を学べるのか」「どの程度の期間で学ぶのか」「参加費用はいくらなのか」これらの基本情報が一切公開されていないのが井上恵理のFXスクールの特徴です。
無料個別体験への参加を促す広告は見かけるものの、実際に入会する場合の具体的な条件やカリキュラムについて事前に知ることができません。

参考情報として、井上恵理と同じスクールに関わっていた人物が過去に提供していたFXスクール「RE:TRADING」の入会金が34万円だったという報告があり、今回のスクールも同程度またはそれ以上の高額費用が想定されます。
透明性を欠いた料金体系は、後々のトラブルの温床になりやすく、慎重な判断が必要です。
実際のトレード実績の証拠がない
井上恵理や同じスクール所属のトレーダーは、インスタグラムで高額な利益を出した実績を紹介していますが、これらはあくまで個人の感想であり、再現性の保証やその根拠となる取引履歴の公開がありません。

実際にどれだけの資金を投じ、どのような相場環境で成立したのかが明かされていないため、参加者がその実績を達成できるかどうかは全く別問題です。
井上恵理のFXスクールの問題点を徹底解説
井上恵理のFXスクールには、情報開示の不足から矛盾した宣伝内容まで、複数の問題が存在します。
参加前に確認しておくべき重大な課題について、具体的に掘り下げていきましょう。
公式ページにスクール詳細が一切記載されていない
井上恵理のFXスクールに関する公式ページを確認しても、カリキュラム内容・学習期間・使用する教材・サポート体制など、通常のスクールなら掲載されるべき情報がほとんど見当たりません。

一般的なFXスクールであれば、「全12回のグループレッスンで基礎から応用まで学べます」といった具体的な学習内容が提示されるものですが、このスクールは曖昧な表現に留まっています。

詳細情報を掲載しない理由として、サービス内容に自信がない、あるいは参加者に事前の検討時間を与えたくないという意図が考えられます。
このような不親切さは、消費者が納得した上で契約するプロセスを妨げるものであり、加入前の慎重な判断が必須です。
「結果を保証するものではない」という矛盾した宣伝
広告では「月収30万円達成」「FXで自由な人生をゲット」といった成功事例を大々的に掲げながらも、小さな文字で「個人の感想であり、結果を保証するものではありません」という但し書きが入っています。

この矛盾した構成は、消費者心理を上手く利用した一種の二重メッセージです。
利益を期待させる魅力的な事例を前面に出しておきながら、問題が生じた時には「あくまで個人の感想」と言い張る逃げ道を用意しているわけです。
法的な免責のために両方の表記が必要という事情もありますが、その書き方や目立たせ方に問題があるのであれば、消費者を欺くやり方と変わりません。
また、スクール側が示す「成功事例」は、あくまで参加者の個人的な感想に過ぎず、その実績を具体的に検証する手段が存在しません。

取引履歴のスクリーンショット・口座残高の証拠・利益が出た期間などの客観的データが一切公開されていないため、その実績が本当に存在するのか、または誇張されていないのかを確認しようがないのです。仮に月100万円稼いだという事例があったとしても、100万円の投資金でそれを達成したのか、1000万円の投資金で実現したのかで意味は大きく異なります。
スクール参加者が同じ結果を出すために必要な資金力や時間投資などの条件が不明な状態では、その実績は参考情報としての価値を持ち得ません。
株式会社Laplaceの会社情報を調査
| 会社名 | 株式会社Laplace |
| 代表者 | 甲斐優太 |
| 設立日 | 令和4年(2022年)6月6日 |
| 電話番号 | 080-6975-0108 |
| 住所 | 兵庫県神戸市須磨区平田町2丁目2番1号HIRATA1977BUILDING2階(設立時) |
井上恵理のスクール運営に関わる企業「株式会社Laplace」と、その背後にある人物・組織の詳細を掘り下げると、さらに多くの問題が見えてきます。
ネットワーク構造とその怪しさについて検証していきましょう。
代表者・甲斐優太の過去のFXスクール「RE:TRADING」

井上恵理のFXスクールの実質運営者と考えられる甲斐優太は、以前「RE:TRADING」という名称のFXスクールを提供していました。
このスクールの入会金は34万円という高額設定であり、「月収100万円プレイヤー多数輩出」と大々的に宣伝していたにもかかわらず、実際の実績証拠は一切存在しなかったと報告されています。
ネット上では「稼げない」「詐欺まがい」といった否定的な評判が数多く寄せられ、Yahoo!知恵袋などでも被害を訴える声が確認できます。


同じ人物が新しい名称で再びFXスクールを展開しているという事実は、前回のスクール評判の悪さを踏襲する可能性が高いことを示唆しているのです。
1年に1回ペースで住所変更を繰り返す不自然な実態
株式会社Laplaceは令和4年6月の設立後、令和5年11月と令和6年11月に相次いで住所変更を行っており、1年に一度のペースで移転を繰り返しています。
また、登録住所がマンションの一室であり、連絡先は携帯電話、メールアドレスはフリーメール(複数の無料メールサービスで取得可能なもの)という点も併せると、一般的な企業形態とは大きく異なります。

通常の会社がこのような頻繁な移転や不安定な連絡先体制を取ることはまずあり得ません。
ネット上では、悪評が増えるたびに検索避けを目的として住所変更する不誠実な事業者が存在することが判明しており、当該企業の行動パターンはそれと一致するものです。
谷口由信の株式会社Aceとの関連性
井上恵理のFXスクール運営に関わるもう一人の重要人物として「谷口由信」という人物が挙げられます。

谷口由信は株式会社Aceの代表取締役であり、同じくマンション一室が住所、携帯電話番号・フリーメールという不透明な企業体制です。
| 会社名 | 株式会社Ace |
| 代表者 | 谷口由信 |
| 設立日 | 2022年6月23日 |
| 電話番号 | 080-2542-2807 |
| 住所 | 愛知県豊橋市下地町字北村19番地 |
重要な点として、株式会社Aceは甲斐優太のFXスクール「RE:TRADING」を販売していた前歴があり、その実績は良くなかったと報告されています。

現在、谷口由信が代表を務める株式会社Aceもまた「かずほのFX」など複数のFXスクールを扱っており、いずれも法的問題や評判の悪さが指摘されています。
このように、甲斐優太と谷口由信という二人の人物が異なる企業名を使いながら相互に関わり、複数のFXスクール案件を展開している構図が浮かび上がってきます。
メディア出演=信頼できるは大間違い
井上恵理のFXスクールはテレビ番組や女性誌への露出を実績としてアピールしていますが、メディア掲載は必ずしも信頼性の証明にはなりません。
宣伝手法の裏側を理解しておきましょう。
TOKYO MX「Powered by TV」は広告枠である事実
井上恵理は、TOKYO MXの「Powered by TV~元気ジャパン~」という番組に出演したことを宣伝材料としています。

しかしこの番組は、一般的な情報番組やニュース番組とは性質が異なり、企業や個人が費用を支払って出演する広告枠としての側面が強いものです。
つまり、番組側が独自取材を行って「この人物やサービスは信頼できる」と判断して取り上げたわけではなく、出演費用を負担すれば基本的に誰でも出演できる仕組みになっています。
テレビという媒体が持つ権威性を利用して消費者に信頼感を与える手法ですが、その実態は有料の宣伝スペースに過ぎません。
過去に問題案件も多数出演している番組
「Powered by TV~元気ジャパン~」には、井上恵理以外にも複数の問題ある投資案件やFXスクール関係者が出演しています。
具体的には「ちょな」「イルカ先生」「おこもりトレーダーみわ」「FXトレーダー フィアナ」といった人物がこの番組に登場しており、彼らの多くはネット上で「怪しい」「稼げない」という評判が多数確認されています。

同じ番組枠に問題のある案件が複数出演しているという事実は、番組側が出演者の信用性を厳格に審査していないことを示唆するものです。
「テレビに出たから安心」という判断基準は、この番組に関しては全く当てはまりません。
女性誌掲載も広告料を支払えば可能
井上恵理のFXスクールは「BAILA」「CLASSY」といった女性誌にも掲載されたとアピールしていますが、雑誌掲載も同様に広告枠として料金を支払えば実現可能です。


編集部が独自に取材して記事化する「編集タイアップ」と、広告料を支払って掲載される「広告記事」では、その信頼性に大きな差があります。

井上恵理のケースがどちらなのか明示されていませんが、通常このような投資案件の場合は後者である可能性が高いでしょう。
女性誌という媒体の華やかなイメージを利用して「メディアで話題」と謳っているだけであり、雑誌側がサービスの実態を検証したり、推奨したりしているわけではない点に注意が必要です。
井上恵理のFXスクールの評判・口コミを検証
井上恵理のFXスクールに関する実際の利用者の声を調査すると、否定的な評価が目立ちます。
ポジティブな口コミの信憑性も含めて、評判の実態を詳しく見ていきましょう。
ネット上では「怪しい」「おすすめしない」の声が多数
井上恵理のFXスクールについてインターネット上で検索すると、「怪しい」「詐欺では」「おすすめしない」といった警告を発する記事や口コミが数多く確認できます。
複数の副業検証サイトが独自調査を行い、特商法の欠如・運営会社の不透明性・実績証拠の不足などを指摘しています。

これらの検証サイトは、過去に同様の問題を抱えた投資案件を数多く分析してきた経験から、井上恵理のスクールにも同じパターンの危険性があると結論づけています。
また、関連するスクール「RE:TRADING」についてはYahoo!知恵袋でも不安を訴える相談が投稿されています。
一方で肯定的な評価は、本人のSNSやスクール関係者による宣伝がほとんどで、第三者による客観的な良い評判はほとんど見当たりません。
RE:TRADINGのYahoo!知恵袋での否定的な評判
井上恵理のFXスクールの実質運営者と考えられる甲斐優太が過去に提供していた「RE:TRADING」については、Yahoo!知恵袋で参加を検討している人からの不安の声が投稿されています。

また、複数の副業検証サイトでは、RE:TRADINGについて「稼げない」「詐欺まがい」といった否定的な評価を行っています。
同じ運営者が名前を変えて再び展開しているスクールであれば、過去と同様の問題が繰り返される可能性は極めて高いと考えるのが自然です。
井上恵理本人のトレーダーとしての実力に疑問
井上恵理がスクールで教えるコンテンツの信頼性を判断するため、本人のSNS活動やトレード成績の公開状況を詳しく検証していきます。
SNSに実際のトレード映像や取引履歴がない
井上恵理のInstagramアカウントには9,500人を超えるフォロワーがいるにもかかわらず、ほとんどの投稿にはコメントが付いていません。
YouTubeチャンネルでは1,000回再生を超える動画がほぼ存在せず、提供されている動画内容についても、本人がFXで実際に利益を得ている証拠は一切掲載されていないのです。

実際のトレード画面の映像・取引履歴・口座残高の証拠が示されていないという状況は、「専門家のコンテンツを販売する立場」としては極めて異常です。
プロのトレーダーであれば、自らの成績を積極的に公開して信用を獲得しようとするはずですが、そうした基本的な取り組みが見られないのです。
フォロワー数は多いがエンゲージメントが極端に低い
SNSのフォロワー数を見ると一定の人気がある人物に映るかもしれません。しかしフォロワー数は簡単に増やすことが可能で、サービス利用により購入することもできます。
重要なのは「いいね」「コメント」「シェア」などの実際の反応(エンゲージメント)であり、井上恵理のアカウントではこれらが驚くほど低い水準にとどまっています。


つまり、フォロワー数という見た目の数字だけが膨らんでいて、実際の信頼性や影響力が伴っていない状態と考えられます。
見た目の人気に騙されず、フォロワーと実際の支持層の規模を区別して判断することが重要です。
投稿内容はマインドセット中心で具体性がない
井上恵理のSNS投稿の多くは、スクール生からのLINE報告のスクリーンショットや、一般的なマインドセット関連の内容で占められています。

「お金が無いときの対処法」といったテーマは誰でも発信できるもので、FXトレーダーとしての専門的な実力を示すものではありません。
スクール参加者の「稼いでます」という報告を重ねるだけでは、井上恵理本人がFXの知識や技術を有していることの証明にはなりません。

具体的なチャート分析・相場動向への洞察・実際のトレード手法といった、実力のあるトレーダーなら当然発信するような専門的コンテンツがほぼ存在しないのです。
これは「教える資格を持つ講師か」という根本的な疑問を生じさせるものです。
FXスクール参加前に知っておくべきリスク
FXスクール参加を検討する際には、そもそもFXという金融商品自体のリスク特性を理解しておく必要があります。
どれだけ優れた教育を受けても、投資の本質的なリスクは変わりません。
FXは元本保証がなくリスクが高い投資商品
FX取引とは、異なる2つの通貨を売買し、その価格変動で利益を狙う金融商品です。
銀行預金や国債と異なり、投じた資金が減少するどころか、状況によっては元本以上の損失が生じる可能性を持っています。
為替相場は政治情勢・経済指標・自然災害など、予測不能な要因に影響されます。

2023年の日銀金融政策の急転換や、地政学的リスク(戦争やテロ)によるドル円急騰など、事前の想定を大きく超える値動きが何度も発生してきたのがFXの世界です。
スクールで「相場分析の方法」を学んだとしても、その分析が常に正確であることはあり得ないのです。
スクールに参加しても利益が出る保証はない
たとえ高い授業料を支払ってスクールに参加しても、そこで学んだ手法で必ず利益が出る保証は法律上存在しません。
野球やテニスなどのスポーツなら、有能なコーチに教わることで技術は確実に向上しますが、FX取引は習得した知識・技術に加えて、市場のランダム性・資金管理・心理的な判断力など、複数の要因が絡み合うため、教育の効果測定が極めて困難です。
スクール側は必ず「個人差があります」「結果を保証するものではありません」という免責条項を付記しており、参加者が損失を被った場合の責任を負わない仕組みになっています。
投資助言業の登録がない可能性
FXに関する具体的なアドバイスを有料で提供する場合、通常は金融商品取引業(投資助言業)の登録が必要です。
しかし井上恵理のFXスクールが、金融庁への正式な登録を行っているという情報は確認できず、もし登録なしで投資助言を行っていれば、それは違法行為に該当する可能性があります。

金融庁の登録簿を確認することで、企業が適切な規制下にあるかどうかを判断できますが、このスクールにはそうした透明性がありません。
正規の金融機関ではない組織から、根拠のない投資アドバイスを受けることは、詐欺的な被害に遭うリスクを高めるものと言えます。
井上恵理のFXスクールと類似の怪しい案件に注意
井上恵理のFXスクールは決して単独の案件ではなく、同じ運営体制の下で複数の講師が関わり、類似の手法で顧客獲得を行っています。
ネットワークの全体像を理解することで、この事業モデルの本質が見えてきます。
福井まなみ・根本えみこ・近藤敬都も同じスクール所属
福井まなみ、根本えみこ、近藤敬都といった複数の女性トレーダーが、井上恵理と同じスクール所属の仲間として登場しています。



彼女らはそれぞれ独立した個別アカウントを持ち、SNSで「FXで稼いでいる」という情報を発信していますが、その実態は同じ運営元の下で連携した宣伝活動と考えられます。

複数の人物が「同じようなタイミングで」「同じようなメッセージ」を発信している点は、個人の自発的な発信というより、組織的な広告キャンペーンの様相を呈しています。
一人の「成功事例」より、複数の人物による事例は信用度が高まるように見えますが、実際には同じスクール内での関係者による相互宣伝に過ぎない可能性が高いと言えます。
SNS広告で勧誘するFXスクールの共通パターン
井上恵理をはじめとするこれらのFXスクール関係者は、すべてInstagramやTikTokなどのSNS広告を中心に勧誘活動を展開しています。
広告では「初心者歓迎」「スマホ一つでOK」「月収の壁を超えた」といった魅力的なフレーズが並び、無料レッスンや無料動画への参加を促します。

このパターンはFX業界で一般的に見られるもので、複数の企業が同じ手法を繰り返しており、業界全体の問題とも言えます。
広告費をかけてターゲット層の感情に訴えかけ、「限定感」「緊急性」を演出することで、判断力を奪う仕組みが構築されており注意が必要です。
無料体験から高額商品への誘導モデル
これらのスクール案件に共通しているのが「無料体験→個別相談→有料スクール購入」という流れです。
無料で基礎的な内容を提供することで信用を築き、個別相談の場で「あなたには適性がある」「今が絶好の機会」と心理的に揺さぶられ、数十万円の高額商品を購入させられるのが一般的なパターンです。
この誘導モデルは、警察庁や消費者庁が警告を発している投資詐欺の典型的な手口と一致しています。
参加者がスクール料金をローンで組ませられるケースもあり、その後参加者が利益を出せず返済に困るという悲劇に至ることも少なくありません。
まとめ:井上恵理のFXスクールは参加を見送るべき
井上恵理のFXスクールは、法律で義務付けられている特定商取引法の記載がなく、スクールの具体的な内容や参加費用も一切公開されていません。
運営会社の株式会社Laplaceは、代表の甲斐優太が過去に評判の悪かったFXスクール「RE:TRADING」を提供していた実績があり、1年ごとに住所変更を繰り返すなど不透明な企業体制が確認されています。
井上恵理本人も、SNSで実際のトレード映像や取引履歴を一切公開しておらず、トレーダーとしての実力を証明する証拠がありません。
これらの問題点を総合的に判断すると、井上恵理のFXスクールへの参加は見送るべきです。
