
- モンスタースキャルFXってどういうサービス?
- モンスタースキャルFXの評判は?
- モンスタースキャルFXはどうしておすすめできないの?
- モンスタースキャルFXの他に検討できる投資法は何?
FXで思うように利益が出ず、「モンスタースキャルFX」の購入を検討していませんか?
「1分足で簡単に稼げる」という宣伝文句は魅力的ですが、実は多くの問題点が指摘されています。
本記事では、モンスタースキャルFXがなぜ怪しいのか、おすすめしない4つの理由を徹底解説します。
販売元の実態、リペイント問題、スプレッド負けのリスク、そしてクロスグループの過去トラブルまで、購入前に知っておくべき情報を網羅しました。
高額商材に頼る前に、まずはこの記事で真実を確認してください。
モンスタースキャルFXとは?基本情報と概要
モンスタースキャルFXは、1分足のスキャルピングに特化したFX教材として販売されている商材です。
販売価格や提供コンテンツの内容、そして特定商取引法の表記内容について、詳しく見ていきましょう。
1分足スキャルピングに特化したFX教材の実態
モンスタースキャルFXは、1分足チャートのみを使用して短期売買を行うスキャルピング手法を提供する教材として販売されています。
この手法は、市場オープン時の値動きを狙う「時間特性トレード」と呼ばれるロジックを採用しており、ローソク足のパターン認識だけで取引判断ができると謳われています。

スキャルピングは数秒から数分で売買を完結させる超短期トレード手法であり、経験豊富なトレーダー向けの高度な技術とされていますが、本商材では、初心者でも再現できるようシンプルなエントリーパターンに絞り込んだと説明されています。
販売価格と提供されるコンテンツ内容
モンスタースキャルFXの販売価格は54,780円となっています。
提供されるコンテンツには、スキャルピング手法を解説した教材、エントリーポイントを示すインジケーターツール、そして過去チャートを用いた検証動画などが含まれているとされています。
セールスページでは「月収100万円が目指せる」といった実績が紹介されていますが、その詳細な取引履歴や勝率データは多くの部分がモザイク処理されており、客観的な検証が困難な状態です。

また、提示されている実績では10ロット単位での取引が行われており、初心者が同じロット数で取引するには極めて高いリスクを伴います。
コンテンツの質と価格のバランスについては、実際の利用者からの具体的な評価が乏しく、慎重な判断が求められるでしょう。
開発者と販売元の正体を徹底調査

モンスタースキャルFXの開発者として前面に出ている人物と、その背後にある企業グループとの関係性を詳しく見ていきましょう。
販売体制の実態を知ることで、この商材の信頼性を判断する重要な材料が得られます。
加藤ムネヒサ(加藤宗久)氏とクロスグループの関係性
モンスタースキャルFXの監修者として名前が挙がっている加藤ムネヒサ氏は、クロスリテイリング株式会社の所属講師として公式サイトに掲載されている人物です。

同氏の公式プロフィールには「知識、スキル、人脈ゼロから1億6700万円を築き上げた」との記載があり、過去には「Platinum Line FX」という別のFX商材も同グループから販売しています。

インターネット上の口コミでは、同氏が運営するコミュニティサイトではXM(海外FX業者)のIB報酬(紹介報酬)を主な収益源としている可能性が指摘されており、「自分のマージンが入る商材だけ推している」との批判的な意見も見られます。
参照:レビューサイト加藤ムネヒサも大して信用出来んよ。
インジケーター紹介するサイトとしてはとても役立つけど。
結局自分のマージン入る商材だけ推してるだけ。ちなみに、コミュニティサイトも運営してて、XMのIB報酬で入会できる。コミュニティサイトでは、オリジナルインジケーターとか一見凄い使えそうなツールを見せて入会を煽るけど、中に入って見たら、海外インジ組み合わせただけみたいなインジだけ。
普通にバックテストしたらお察し。
しかも、コミュニティランクがあってXMの取引量で上がる。
ランクが上がらないと手に入らないインジほどレアみたいになってる。しかも一か月取引しないと強制退会させられる。つまり、IB報酬で稼いでるだけ。
こうした背景を踏まえると、商材の推奨が純粋にトレード手法の優位性に基づくものなのか、慎重に判断する必要があります。
販売責任者「綾井英司氏」について
綾井英司氏は、モンスタースキャルFXの販売元であるLTCM合同会社の販売責任者として特定商取引法の表記に記載されている人物です。

しかし、綾井英司氏の詳細な経歴、投資実績、プロフィールなどについては、公式サイトや外部検証記事でもほとんど情報が公開されていません。

モンスタースキャルFXの商材内容やセールスページでは、主に加藤ムネヒサ氏が監修者として前面に出ており、開発者や手法の解説者として紹介されています。
綾井英司氏は法的な販売責任者として名前が記載されているものの、実際のトレード実績や教材開発への関与度、投資家としての経歴などは明らかにされていないため、どのような立場でモンスタースキャルFXに関わっているのかは不明です。
モンスタースキャルFXの手法とロジックを検証
モンスタースキャルFXが採用している具体的なトレード手法について、その内容と実践上の問題点を詳しく見ていきます。
セールスページで強調される特徴的なロジックの実態を確認しましょう。
市場オープン時の値動きを狙う時間特性トレード
モンスタースキャルFXの核となる手法は、「時間特性トレード」と呼ばれる市場オープン時の値動きに着目したロジックです。
東京市場、欧州市場、ニューヨーク市場といった各市場が開く時間帯に発生する特徴的な値動きを狙う手法。
市場の開始直後は参加者が増えて流動性が高まり、短期的な価格変動が大きくなる傾向があることから、スキャルピングに適した環境とされている。
しかし、この時間帯は同時にノイズ(不規則な値動き)も多く発生するため、1分足チャートでは騙しのシグナルが頻発しやすい特性があります。
また、実際の市場では急激なスプレッド拡大や予想外の値飛びが起こるケースもあり、初心者が安定して収益を上げるのは容易ではないでしょう。
プライスアクショントレードの仕組みと問題点
本教材のもう一つの柱として、プライスアクショントレードという手法が採用されています。
インジケーター(テクニカル指標)に頼らず、ローソク足の形状やパターンのみで売買判断を行う手法
セールスページではシンプルなローソク足パターンを覚えるだけでエントリーできると説明されていますが、実際にはローソク足の解釈には高度な経験と相場観が必要です。

特に1分足のような超短期足では、同じパターンが出現しても市場環境によって結果が大きく異なるため、パターン認識だけで安定した勝率を維持することは困難とされています。
また、提供されるツールやインジケーターについても、その詳細なロジックは明かされていないことも指摘されており、こうした不透明性は、再現性の検証を妨げる要因となっています。
OCO注文とドテン売買の応用手法
モンスタースキャルFXでは、OCO注文(One Cancels the Other:二つの注文を同時に出し、一方が成立したら他方が自動的にキャンセルされる注文方法)とドテン売買を組み合わせた資金管理手法が紹介されています。
保有しているポジションを決済すると同時に逆方向のポジションを建てる手法で、トレンド転換を素早く捉える際に用いられる。
この手法は確かに効率的な面もあるが、判断を誤ると損失が倍増するリスクも抱えている。
特に1分足スキャルピングのような超短期売買では、わずかな判断ミスが連続損失につながりやすく、初心者が扱うには極めて高度な技術と冷静な判断力が求められます。

セールスページでは簡単に実践できるかのように説明されていますが、実際にはスプレッドコストや約定スリッページ(注文価格と実際の約定価格のズレ)も考慮する必要があり、思い通りの成績を出すのは容易ではありません。
モンスタースキャルFXをおすすめしない4つの理由
モンスタースキャルFXには複数の深刻な問題点が存在します。
購入を検討している方は、以下の4つの理由を必ず確認してから判断することを強くおすすめします。
- 初心者には極めて難易度が高い1分足スキャルピング
- スプレッド負けで利益が出にくい構造的欠陥
- 異常な勝率報告
- リペイント問題による再現性の低さ
順番に解説していきます。
初心者には極めて難易度が高い1分足スキャルピング
1分足を使ったスキャルピングは、FX取引の中で最も難易度の高い手法の一つとされています。
わずか数秒から数分の間に売買判断を下す必要があり、プロのトレーダーでも精神的に消耗する取引スタイルです。
セールスページでは「常にチャートに張り付く必要はなし」といった表現が使われていますが、実際には高度なチャート分析力と瞬時の判断力、そして相場の値動きを読み取る経験が不可欠です。

特に1分足チャートはノイズが多く、騙しのシグナルが頻繁に発生するため、初心者がツール頼りで安定した成績を収めることは極めて困難でしょう。
「誰でも簡単に稼げる」という宣伝文句と現実のギャップは非常に大きいと言わざるを得ません。
スプレッド負けで利益が出にくい構造的欠陥
スキャルピングでは、わずか数pipsの値幅を狙うため、スプレッド(売値と買値の差)のコストが利益を大きく圧迫します。
例えば目標利益が5pipsの取引で、スプレッドが1.5pipsかかる場合、実質的な利益は3.5pipsまで減少してしまいます。
これは30%のコストに相当し、通常の投資では考えられない高率です。

さらに市場オープン時など値動きが激しい時間帯は、スプレッドが通常の数倍に拡大するケースもあり、エントリーした瞬間に含み損を抱える状況も珍しくありません。
さらに市場オープン時など値動きが激しい時間帯は、スプレッドが通常の数倍に拡大するケースもあり、エントリーした瞬間に含み損を抱える状況も珍しくありません。
モンスタースキャルFXが推奨する1分足スキャルピングでは取引回数が増えるほどスプレッドコストが累積していくため、見かけ上の勝率が高くても最終的な収支がマイナスになる「スプレッド負け」のリスクが構造的に存在します。
異常な勝率報告
セールスページには「勝率77%」といった現実離れした数字が並んでいますが、これらは投資の世界では理論上不可能な成果です。

プロの投資家でさえ連続して勝ち続けることはできず、「勝率77%」という表現は明らかに射幸心を煽る誇大広告と言えます。
このような極端な成功保証は、景品表示法や金融商品取引法の観点から見ても非常にグレーゾーンであり、場合によっては違反に該当する可能性があります。

これらの数字には明確な根拠が示されておらず、バックテストデータやフォワードテストの結果も非公開のままです。
透明性の欠如した誇大広告を信じて購入すると、期待と現実のギャップに大きく失望することになるでしょう。
リペイント問題による再現性の低さ
モンスタースキャルFXのツールには「リペイント」という深刻な問題が指摘されています。
チャート上に表示されたエントリーシグナルが後から消えたり位置が変わったりする現象で、いわば「後出しジャンケン」のような状態。
この現象が発生すると、過去チャートで見た時には完璧なタイミングで矢印が出ているように見えても、実際のリアルタイムトレードでは全く異なる結果になってしまいます。
検証サイトでは、多くのユーザーがこの問題に直面しており、「検証では勝てるのに実践では負ける」という事態が報告しています。

リペイントするツールでは広告通りの再現性は不可能であり、実際の取引成績は大きく悪化する可能性が高いと言えます。
クロスグループ関連商材の過去トラブル事例
モンスタースキャルFXの販売元であるクロスグループには、過去に複数のトラブルや法的問題が報告されています。
同グループの実態を知ることで、より慎重な判断が可能になるでしょう。
集団訴訟の動きがあった過去の経緯
クロスリテイリング株式会社に対しては、過去に集団訴訟の動きがあったことが確認されています。
集団訴訟プラットフォーム上では、同社の販売する投資情報商材に対して12人が訴訟に賛同し、被害総額は4700万円に上るとの情報が公開されています。

訴訟の主な論点は、「過去7年間でマイナスになった月は2ヶ月しかない」といった広告文句が実際のリスクや成績を正確に反映していなかったという主張です。
また、同社の創業者に関わる脱税事件も報道されており、情報商材の販売などで得た約1億9,300万円の所得を隠蔽し、法人税約4,900万円を脱税したとして起訴された経緯があります。

一方で同社は未払い購入者に対して積極的に訴訟を起こす側でもあり、実際に東京地方裁判所で333万円の支払いを命じる判決を得た事例も確認されています。

このような法的トラブルの背景は、商材の信頼性を判断する上で重要な情報と言えるでしょう。
同グループが販売する他のFX商材の評判
クロスグループは過去に多数のFX商材を販売してきましたが、その評判は必ずしも良好とは言えません。
例えば加藤ムネヒサ氏が講師を務める「Platinum Line FX」(現在は募集停止)も同グループから販売されていますが、こちらも同様にリペイント問題や再現性の低さが指摘されています。

また「モンスター・トレンドゾーンFX」などの関連商材についても、リペイント現象により実際のトレードでは広告通りの成績が出ないという批判が多く寄せられています。

共通しているのは、バックテストや過去検証では良好な成績を見せるものの、リアルタイムトレードでは全く異なる結果になるという点です。
さらに同グループの商材は、販売ページの構成やモザイク処理の手法、誇大な実績表示などが酷似しており、同じマーケティング手法が繰り返し使われていることが複数の検証サイトで指摘されています。
ネット上の口コミ・評判を分析
モンスタースキャルFXに関する口コミや評判を紹介します。
本当に信頼できる口コミと、商品販売を目的とした記事を見分けることが重要になります。
利用者の口コミや評判
モンスタースキャルFX(販売会社:LTCM合同会社)については、実際の購入者による詳細な口コミは特にありませんでした。
一方で、複数の検証サイトでは「おすすめしない」という否定的な評価が目立っているのが現状です。
モンスタースキャルFXは必要か?
FXの実力を向上させる方法は数多く存在します。
いきなり商材に頼るよりも自身で基礎は身に着けておいた方が安心です。
費用を抑えながらスキルアップできる学習方法を見ていきましょう。
信頼できる書籍や少額実践での経験値獲得
FXの基礎を学ぶには、実績のある専門家が執筆した書籍が最も費用対効果が高い選択肢です。
初心者向けでは「一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った『FX』入門」や「マンガでわかる最強のFX入門」などが広く推奨されており、数千円程度で体系的な知識が得られます。


チャート分析を深く学びたい場合は「FXチャートリーディング マスターブック」など、プライスアクションに焦点を当てた実践書も有効です。

書籍で基礎を固めた後は、1000通貨や100通貨といった少額取引から始めることが重要です。

少額であれば損失が出ても精神的ダメージが少なく、実際の相場でリスク管理や心理面の課題を体験できます。
高額商材を購入しても実践経験がなければ意味がないため、まずは数千円の書籍と少額取引で経験を積むことが王道と言えるでしょう。
デモトレードで基礎力を身につける重要性
実際の資金を投入する前に、デモトレード(仮想資金での練習取引)で十分な経験を積むことは極めて重要です。
デモトレードは実際のお金を使わずに本番と同じ環境で取引を体験できるため、ノーリスクでトレードスキルを向上させられる点が最大のメリットです。
初心者がいきなり実資金で取引を始めると、知識や経験不足から大きな損失を被るリスクが高くなるのでデモトレードで練習することをおすすめします。
- みんなのFX
- DMM FX
- GMOクリック証券(FXネオ)

デモトレードでは市場分析やエントリータイミングの判断、損切りや利益確定といった実践的なスキルを安心して磨くことができます。
ただし、実際のお金が動かないため緊張感が薄れるというデメリットもあり、「デモトレードは意味がない」との意見も存在します。
そのため、デモで基礎を固めた後は早めに少額のリアルトレードへ移行し、本番の心理状態を経験することが成長への近道となるでしょう。
詐欺的FX商材を見抜くためのチェックポイント
詐欺的なFX商材を避けるためには、いくつかの明確なチェックポイントがあります。
最も重要なのは「絶対儲かる」「勝率100%」といった非現実的な表現を使っている商材は避けることです。
投資の世界に絶対はなく、このような断定的な表現は典型的な詐欺の手口とされています。

商材価格が数十万円以上と高額であることや、フォワードテスト(実際の相場での検証結果)を公開していない点も警戒すべきサインです。
さらに「期間限定」「あと〇名で締切」といった形で判断を急がせてくる手法も、冷静な判断を妨げる典型的な煽り広告と言えます。
また、信頼できる商材の条件は以下のような特徴があります。
- 透明性の高い実績開示
- 第三者による検証結果の公開
- クーリングオフへの対応
- 金融庁に登録された正規業者との連携など
これらのポイントを確認することで、大切な資金を守りながら適切な学習方法を選択できるでしょう。
まとめ:モンスタースキャルFXは購入を推奨できない
モンスタースキャルFXは、1分足スキャルピングをうたう高額FX情報商材ですが、内容とリスクを総合するとおすすめしにくい商材です。
ローソク足パターンと時間特性トレードを強調しつつ、54,780円という価格に対して実績開示の透明性が乏しく、監修者や販売責任者の経歴も十分に明らかではありません。
また、1分足特有のノイズやスプレッド負け、リペイント疑惑などにより、広告で強調される「簡単に稼げる」「高勝率」といったイメージと、実際の再現性には大きなギャップがあると指摘されています。
さらに、過去のクロスグループ関連商材のトラブルや誇大広告の事例も踏まえると、初心者が安易に手を出すより、書籍・デモトレード・少額実践で基礎を固める方が、費用対効果と安全性の面で現実的と言えるでしょう。