トレカキリン、買取金額の未払いが多発で炎上?飛びそうと言われる理由を整理

最近、Xでは、ポケモンカードの買取をめぐる不安な投稿を見かけるようになりました。

その中で、徐々に名前が挙がるようになっているのが、トレカキリンです。
実店舗を構え、郵送買取にも対応しているトレカショップですが、買取代金が振り込まれない、あるいは予定日を過ぎても入金されないといった声が、少しずつ増えていきました。

特に違和感を覚える人が多いのが、店頭に直接カードを持ち込んだ場合でも、その場での支払いではなく後日振込になるケースがある点です。
郵送買取であれば後日振込は珍しくありませんが、わざわざ店舗まで足を運んでカードを渡したのに、「支払いは後日」と言われれば、不安になるのも自然でしょう。

さらに状況を複雑にしているのが、店舗側が過去に「振込遅延は解消した」「今後はスケジュール通りに対応する」と説明していたにもかかわらず、その後も未入金の報告が出続けている点です。
一度は安心したはずなのに、時間を置いて同じような声が再び出てくる。この繰り返しが、利用者の不信感を強めています。

こうした経緯から、トレカキリンについては「本当に大丈夫なのか」「このまま支払われないのではないか」といった不安が広がり、現在のような注目を集める状況になっています。

伊沢

伊沢

結論から言うと、今回のトレカキリンの件は「一時的な遅延」で片付けてしまうには、同じような出来事が何度も繰り返されている点が気になります。
公式から説明は出ているものの、その後も未入金の報告が続いている現状を見ると、不安の声が消えないのは無理もないと言えるでしょう。

本記事では、SNSや公式発表、利用者の声をもとに、トレカキリンで何が起きているのかを時系列で整理しながら、なぜここまで不安の声が広がる状況になったのかを読み解いていきます。

あわせて、今回の件を一店舗のトラブルとして終わらせるのではなく、トレカ買取業界全体に共通するリスクや、これから買取を利用する際に気をつけたいポイントについても触れていきます。

トレカキリンはどんなお店なのか

板橋店173-0004
東京都板橋区板橋1-31-8-103

TEL:03-6912-4388
秋葉原店101-0021
東京都千代田区外神田1-2-9 B1 ラオックス秋葉原本店 B1F

TEL:03-6912-4391
練馬店176-0001
東京都練馬区練馬1-18-3ソサナビル5F

TEL:03-5946-6880
大阪店556-0006
大阪府大阪市浪速区日本橋東3-7-14-201(KL株式会社共同運営)
郵送買取フルフィルメントセンター
173-0004
東京都板橋区板橋1-36-10-103 冨塚ビル103

トレカキリンは、ポケモンカードを中心としたトレーディングカードの買取を行っている店舗です。
実店舗を構えながら、店頭買取に加えて郵送による買取にも対応しています。

買取の流れは、商品を店舗側が受け取ったあとに査定を行い、査定結果が確定してから買取代金が振り込まれる形式とされています。
郵送買取において後日振込となるケースは、トレカ買取業界では珍しいものではありません。

一方で、実店舗に商品を持ち込んだ場合であっても、その場で現金が支払われず、後日振込となる点については、違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。
店頭買取といえば、その場で現金化されるというイメージを持っている人も少なくなく、「わざわざ店舗に足を運んだのに後日振込なのか」と感じるケースもありそうです。

もちろん、店舗側の運営方針として後日振込みとしていること自体が問題となるわけではありません。
ただ、利用者の立場で考えると、入金までの期間や、予定通りに支払いが行われるかどうかが、気になる点です。

そのため、買取代金の未払い、入金遅延、連絡が取れないといった問題が話題になったことで、
トレカキリンという店舗そのものの買取方式や運営体制に注目が集まるようになりました。

伊沢

伊沢

郵送買取で後日振込なのはよくある話ですが、店舗に直接持ち込んで後日振込となると、「本当にちゃんと支払われるのか?」と身構えてしまう人もいるのではないでしょうか。

トレカキリンで何が起きているのか?

トレカキリンを巡るトラブルが注目されるようになった背景には、買取代金の入金が行われない、あるいは予定より大幅に遅れているといった声が、SNS上で徐々に増えていったことがあります。

最初から大きな炎上状態だったわけではなく、当初は「少し遅れているだけでは」「個別のトラブルかもしれない」と受け止められていたケースも多かったようです。
しかし、同様の内容を訴える投稿が重なるにつれ、状況は変わっていきました。

買取代金が振り込まれない、入金が遅れているという声

SNS上では、「振込予定日を過ぎても入金が確認できない」「待っているが状況が変わらない」といった内容の投稿が散見されるようになります。

特に目立ったのは、「自分だけではなさそうだ」と感じさせる投稿が増えていった点です。
最初は個人の体験談として見られていたものが、次第に「同じ状況の人が他にもいるのではないか」と受け取られるようになり、不安が広がっていきました。

郵送買取・店頭買取のいずれにおいても、査定完了後に入金されない、あるいは予定より大幅に遅れているという声が重なったことで、
単なる処理遅延ではなく、運営体制そのものを疑問視する空気が生まれ始めます。

問い合わせても連絡が取れないという投稿も複数見られる

入金遅延と並行して増えていったのが、店舗側と連絡が取れないという指摘です。
「問い合わせをしても返事が来ません」「査定結果の連絡なし」といった内容が投稿され、「遅れている理由すら分からない」「状況の説明がない」と感じる利用者が増えていきました。

買取代金の支払いが遅れることに加えて、問い合わせに対する反応がない、あるいは極めて限定的であることが、不安を一気に強める要因になったと考えられます。

こうした状況が続く中で、SNS上では次第に「このまま支払われないのではないか」「資金繰りが厳しいのではないか」といった憶測も見られるようになり、トレカキリンの話題は拡散していきました。

結果として、買取代金の未払い・入金遅延と、連絡が取れないという複数の問題が重なり、トレカキリンに関する話題は「一部のトラブル」から「炎上」と呼ばれる状況へと発展していきます。

伊沢

伊沢

個別の不満だけを見ると偶然にも見えますが、時期や内容を並べてみると、同じ違和感を抱いている人が多いことが分かります。

店舗側の説明と、繰り返される支払遅延

買取代金の未払い、入金遅延、連絡が取れないといった声が広がる中で、トレカキリン側も公式サイト上で、買取代金の振込に関する説明を公表しています。

SNS上での不安が拡大する一方で、店舗側はどのような説明をしているのか。
ここでは、その内容と、利用者の受け止め方を整理します。

店舗側は「遅延は解消済み」と説明している

トレカキリンは公式サイト上で、2025年7月17日付で「買取代金振込に関するお知らせ」を掲載しています。

2025/7/17 買取代金振込に関するお知らせ

その中では、重要なポイントとして以下のように説明されています。

  • 2025年6月のポケモンカード新製品発表以降、想定を大きく上回る買取申込があったことにより、検品および振込作業に通常以上の時間を要した
  • 7月16日までに振込予定日を迎えていたすべての利用者への支払いは完了しており、現在は検品・振込体制が通常通りに復旧している
  • 今後はマイページに表示される振込予定日に沿って支払いを行う

このように店舗としては、一連の未払い問題は解消しており、今後の振込みスケジュール通りに支払うことを発表しています。

その後も続く未入金の報告

トレカキリン側は、過去の未払い問題について「遅延は解消した」「今後はスケジュール通りに振り込む」といった説明を公式に発表してきました。
実際、2025年夏頃には検品・振込体制が通常に戻ったこと、振込予定日を迎えていた案件は支払いを完了したことが告知されています。

しかし、2026年に入ってからも、「また振り込まれていない」「予定日を過ぎても連絡がない」といった声が、X上で再び見られるようになります。

さらに2026年1月には、買取代金の振込遅延について改めて公式から進捗報告が出され、「全社を挙げて対応している」「順次支払いを進めている」と説明される事態に至っています。

また、この声明発表と同時期にトレカキリン板橋店は電話故障中として、事実上の電話対応を行わない姿勢を示しています。

そして店舗はスタッフ急病のため1月18日まで休業へ。

過去にも、支払遅延⇒公式からの文書発表という流れがあり、この流れが繰り返されているように見えるため、「今回は本当に大丈夫なのか」「また同じことになるのではないか」と不安を拭いきれない人が増えているのが実情です。

伊沢

伊沢

公式に説明が出たことで一度は安心した人もいたはずです。
それでも度重なる支払い遅延で、信頼は失われつつあります。

なぜトレカキリンは「飛びそう」と言われるのか

トレカキリンに対して不安の声が集まる理由は、単に「振り込みが遅れているから」だけではありません。

X上の投稿や過去の動きを追っていくと、多くの人が同じポイントで違和感を覚えていることが分かります。

店頭買取なのに後日振込という異例の対応

まず指摘されているのが、店舗持ち込みでも即時支払いではなく後日振込になるケースが多いという点です。

郵送買取で後日振込になるのは、業界的にも珍しくありません。
検品や査定に時間がかかるのは、ある程度想定の範囲内です。

しかし、実店舗にカードを直接持ち込んだにも関わらず、その場での支払いがなく後日振込になるのは、正直かなり珍しい対応です。

そのため利用者側からすると、「なぜ店頭なのに後日?」「現金が用意できていないのでは?」と感じてしまうのも無理はありません。

振込遅延が繰り返されている

また、不信感を増幅させているのが、振込遅延が何度も繰り返されている点です。

過去にも「買取量が増えた」「検品が追いつかなかった」といった理由で遅延が発生し、その都度「解消した」と説明が出されています。

ところが、時間が経つと再び「まだ振り込まれない」「何回目?」という声がXに投稿されています。

この、『店舗の声明文』⇒『一時的な支払遅延の解消』⇒『支払遅延』⇒『店舗の声明文』の繰り返しによって、信用を失いつつあることは明らかです。

それでも買取を止めていないことへの疑問

さらに不安を強めているのが、振込遅延が続く中でも買取自体は継続している点です。

通常、資金繰りに問題が出ている場合、一時的な買取の停止、買取額や件数の制限といった対応をすることが一般的です。

しかしトレカキリンの場合、未払いへの対応を進めていると説明しながら、同時に新たな買取も受け付けている状況が続いています。
これが、「キャッシュフローは本当に大丈夫なのか?」「新しい買取資金はどこから出ているのか?」といった疑念につながっています。

既存の支払・サービスの提供ができていないにも関わらず、新規の契約(買取り)を行うことは、後に経営破綻や海外逃亡を行う直前の行動としてはよくあります。

「飛ぶ前兆」と言われる材料が揃っている

こうした点を整理すると、多くの人が次のように不安を感じています。

  • 店頭買取でも後日振込という異例さ
  • 遅延が何度も繰り返されている
  • 解消したと説明した後も未入金報告が出ている
  • それでも買取は止めていない

実際にこのような状況を見たユーザーからは「そろそろ逃げる」「経営破綻は時間の問題」といった声もあがりつつあります。

https://twitter.com/ZhOR234567/status/2012072705336680922?s=20

これらは、過去に突然閉店・飛んだ店舗でもよく見られたパターンと重なる部分が多いのも事実です。
もちろん、現時点で「必ず飛ぶ」と断定できるわけではありません。
ただ、「飛びそうと言われるだけの材料が揃ってしまっている」というのが、今のトレカキリンを巡る空気感だと言えるでしょう。

伊沢

伊沢

どれか一つだけなら大きな問題にならなくても、複数のトラブルが同時に重なると、人はどうしても最悪のケースを想像してしまいます。

今回の件は氷山の一角なのか、トレカ業界全体に共通するリスク

トレカキリンの件を見て、「この店舗が特殊なだけでは?」と感じた人もいるかもしれません。

しかし、今回の状況を整理すると、トレカキリンだけの問題として片付けてしまうのは少し危うい面もあります。

実店舗で後日振込という運用が普通ではない

まず前提として、実店舗型のトレカ買取では即時払いが一般的です。
これはトレカ買取に限らず、宝飾品などの買取を行う質屋でも、よっぽど高価で精密な鑑定が必要なものを除いては、基本的にその場での支払いまたは数日以内の振込みが通常です。

そのため、店舗に直接持ち込んだにも関わらず後日振込みとしているトレカショップは、決して普通の状態とは言えません。

キャッシュフローが破綻し自転車操業で続けているトレカショップは少なくないと思われます。

ポケカ人気を背景に、買取店舗が一気に増えた現実

近年、ポケモンカードの人気や価格高騰をきっかけに、トレカ買取に参入する店舗や事業者は急増しました。

明確な店舗数データこそありませんが、以下のような背景から、十分な資金力や運営経験を持たないまま参入した事業者も少なくないと考えられます。

  • トレカ市場全体の拡大
  • 古物商許可を取得して始められる手軽さ
  • ポケカバブル期の高収益イメージ
トレカ市場の拡大

こちらは2005年~2024年の日本のおもちゃ市場規模の推移であり、子どもの人口減少に反して、2021年度以降は市場が拡大していることが分かる。

2024年度にはカードゲーム・トレーディングカード市場は3,000億円規模となり、日本国内の玩具市場をけん引している。

カードゲーム・トレーディングカード市場は、市場全体の27.5%を占めており、拡大を続けている。

こうした背景から、
十分な資金力や運営経験を持たないまま参入した事業者も少なくないと考えられます。

流行に乗り、最初は上手く回っていたとしても、買取量の急増や相場変動が重なることで、一気に資金繰りが苦しくなるケースは珍しくありません。

買取を行う店舗の増加やメルカリ等のフリマアプリの拡大もあり、競合が多いジャンルであることは間違いありません。

トレカキリンの状況は「特例」とは言い切れない

ポケモンカードショップの多くは、個人経営や小規模事業者によって運営されています。
そのため、銀行や宝石店・高級時計店などのように防犯面への投資を行う余裕がない店舗も少なくありません。

これまで紹介してきたように、トレカキリンでは以下のような運営をしていました。

  • 後日振込を前提とした買取
  • 振込遅延の発生
  • トラブル解消後も繰り返される支払遅延

こうした流れは、過去にトラブルを起こした他のトレカ買取店でも何度か見られてきた経緯と重なる部分もあります。
もちろん資金繰りが苦しくなった時点で店舗を閉じる決断をして、トラブルとなる前に撤退した店舗は数多く存在します。

注意すべき点としては、今回のトレカキリンの件が「たまたま一社で起きた特殊な事例」とは言い切れない点です。

その意味で、トレカキリンの一件は、トレカ買取業界が抱えるリスクが表に出た一例、つまり氷山の一角といっても過言ではないでしょう。

伊沢

伊沢

今回の話を一店舗の問題として片付けてしまうと、同じような状況にまた遭遇する可能性があります。
業界全体の構造として頭に入れておくとトラブルに巻き込まれるリスクを避けられるでしょう。

本件から学ぶトレカ買取を利用する際の注意点

トレカキリンについても、振込までのスケジュール自体は公式サイト上で明示されています。
実際、「査定完了から何営業日以内に振り込む」といった説明がされており、その文言だけ見れば、特別おかしな点があるわけではありませんでした。

つまり、店舗側からの説明を信じるだけではどうしても足りない部分があるのが現実だということが浮き彫りになりました。

ここを踏まえたうえで、トレカ買取を利用する際に意識しておきたい現実的なチェックポイントを整理します。

Xやウェブ上で「最近の評判」を必ず確認する

まず欠かせないのが、公式情報だけで判断しないことです。

Xや検索結果で店舗名を調べると、直近でどんな声が出ているかが見えてきます。

執筆時点で『トレカキリン』をXで検索すると、振込遅延に関するユーザーの投稿やトレカキリン板橋店が貼り紙で休業しているという投稿が上位表示されています。
そのほかにもネガティブ寄りな投稿が多い点からも、Xなどで事前に情報を収集している人であればこの店舗での買取は避けるに足る情報は出ています。

もちろんX上には真偽不明の情報が多いため、必ずしも投稿が正しい訳ではありませんが、火のない所に煙は立たないためリスク判断としては有用なツールといえます。

買取価格の高さと信頼性のバランスを考える

今回、トレカキリンに買取を依頼した人の中には、他のショップよりも買取相場が高かったことを理由に選んだ、というケースも少なくないと考えられます。

ただ、買取価格の高さには必ず理由があります。

買取価格が相場より高い理由
  • 在庫を早く集めたい
  • 相場上昇を見込んで先行投資している
  • 集客のための宣伝を兼ねている

こうした戦略自体が悪いわけではありませんが、店舗側の資金負担が大きくなりやすいのも事実です。
特に高額カードや大量買取の場合、わずかな資金繰りのズレが、支払い遅延として表に出てくることもあります。

今回の件は、買取価格の高さと、支払いの確実性のバランスを重視すべきという現実を改めて浮き彫りにしました。
高く売れるかどうかよりも、確実に支払われる安心感を重視する。
そうした視点を持つことが、結果的に後悔しない選択につながると言えるでしょう。

伊沢

伊沢

Xなどで投稿されている情報は全てが正しいとは限りませんが、火のない所に煙は立ちません。
情報を全て鵜呑みにせずに、判断材料の一つとして活用するとトラブルを避けることにつながります。

まとめ|今回の件は氷山の一角かもしれない

トレカキリンを巡る一連のトラブルは、特定の店舗だけに起きた特殊なケースとは言い切れません。

ポケモンカード市場の拡大に伴い、十分な資金力や運営体制が整わないまま参入した買取店舗も増えています。
その中で、買取代金の支払い遅延や対応の不透明さが表面化する店舗が出てくるのは、決して珍しい話ではありません

今回の件は、「たまたまトレカキリンで起きた問題」というより、トレカ買取業界に潜在的に存在するリスクが可視化された一例と捉えることもできます。

つまり、同様のトラブルは今後も起こり得る。
そう考えると、今回の件は氷山の一角なのかもしれません。

伊沢

伊沢

今回の件は、特定の店舗を叩くための話ではありません。
トレカを楽しむためにも、このようなリスクを知っておき、トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

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