お盆期間は実家に帰ったり、親友と遊んだりすることが一般的ですが、
もし投資家として一皮むけたいならお盆期間は投資の勉強をしなければなりません。
勉強自体はもちろんいつでも出来ますが、お盆期間は取引数が減少するなど投資をせずに勉強するうってつけの期間でもあります。
今回はそんな投資家のお盆休みの過ごし方について考えて行きましょう。
株式市場にお盆休みはない!
まず、我々が取引する株式市場の営業日についてしておきましょう。
株式市場は通常、月曜日から金曜日で営業しています。
そのため、休みは基本的には土日、そして祝日になります。
日本の主な祝日としては、元日、成人の日、天皇誕生日など
ありますが、お盆休みは日本の慣習であって祝日ではありません。
そのため、お盆休みであってもあるいはゴールデンウィークであっても平日なら株式市場は営業していますので注意しておきましょう。
お盆と株価の傾向
取引の場は休みでなくても、多くの人はお盆休みを満喫していますし相場もその影響を実は大きく受けています。
夏枯れ相場、取引減少
まず、お盆休みは投資家も帰省や旅行に出かけるため、一般的に取引量が減少します。
これにより、市場の活気が低下し、株価の変動も鈍くなる傾向があります。
そのため、思った以上に株価が上がらない、鈍化しているという印象を持つかもしれません。
決算発表
また、企業の業績発表や経済指標の発表がお盆期間中に重なることもあります。
これらの情報は市場の動向に大きな影響を与えるため、投資家は注意深く注目しています。
また、お盆休みのタイミングによっては決算を前倒しにする会社が多いです。
例えば前半の収益が弱かった場合、赤字で決算発表をする場合があります。
そのため、思わぬ決算の数値により相場が乱れることがあります。
旅行業、飲食業の需要増加
また当然かもしれませんが、
お盆休みのため、特定の業種や銘柄に注目が集まることもあります。
例えば旅行関連や飲食業などは、お盆に需要が高まるため、当然注目は浴びます。
また、お盆期間中には消費が活発化するため、小売業や物流業なども注目されることがあります。
ただ注意してほしいのはお盆などの売上増などは、株価にはすでに織り込まれている可能性が高いことです。
例えば、飛行機会社が去年冬に夏に向けた新サービスを発表した場合、お盆休みの前には既に株高になっている可能性が高いです。
そのため、お盆休みの影響を狙って株買いをしたり、利益を出すのは年単位での仕込みや相場の経験が必要です。
お盆明けの日本株の予測
お盆明けの日本株市場は、投資家にとって注目すべき動向となっています。
お盆休みの後、日本の株式市場はしばしば活気を取り戻します。
多くの企業が四半期の決算報告を行い、市場参加者はその結果を分析し、
株式の取引を行います。このため、お盆明けは投資家にとって重要な時期となります。
投資家は、お盆休み中に起こった出来事や世界の経済情勢を注視し、
それに基づいて株式の取引戦略を立てる必要があります。
例えば、世界的な景気減速や貿易摩擦の悪化など、
マクロ経済の要因が株式市場に与える影響を考慮することが重要です。
また、企業の業績や業界の動向も注意が必要です。
四半期の決算報告や経済指標などの情報を活用し、企業の成長性や収益性を判断することが重要です。
さらに、特定の業界やテーマに注目することで、将来の成長が期待できる銘柄を見つけることもできます。
容量の良い投資家のお盆休みの過ごし方
さて、お盆期間でも相場は動く、
お盆明けは相場が荒れやすいから供えないといけない。
でもせっかくなら休みたい
投資歴や投資商品にもよりますが、どう過ごすのがベストなのでしょうか?
投資の勉強
取引はせずに投資に関する勉強をすることがまずいいかもしれません。
投資の書籍やウェブサイトを読んだり、セミナーや講座に参加したりすることで、自分の知識を広げることができます。
特にお盆期間は仕事などの日常から解放されるときでもあるので自分のペースで投資について学ぶことが出来ると思います。
何もせずにリフレッシュ
また一層、お盆休みは何もしないでリフレッシュするのもありです。
投資は人によってはどうしてもストレスに感じてしまう人も多く、ずっと緊張感を持って取引している人も多いです。
そのため、ストレスを解消するために、趣味やスポーツに時間を割くことも大切です。
心身ともにリラックスし、投資に集中できる状態を作りましょう。
また、家族や友人との時間を大切にすることも忘れずにしましょう。
お盆は家族が集まる機会でもありますので、大切な人との絆を深めることも投資家としての幸福感を高めることにつながります。
全くやったことない投資商品に触れてみる
また、仮想通貨などの全く新しい投資商品に触れることもいいでしょう。
新しい投資商品はポートフォリオの多様化、知識の拡充にもなりますし、
今よりより一層広い視野で投資と向き合うことができます。
そのため、新たな投資機会を得て将来の成長が見込まれる市場や企業に投資することが可能になります。
ただし、新しい投資商品に触れる際には、リスクが高いことや十分な情報が得られないこともあるため、慎重に検討する必要があります。十分なリサーチや専門家の意見を参考にすることが重要です。
まとめ
今回は投資家のお盆休みの過ごし方について考えてみました。
まず、投資家であってもなくてもお盆休みは貴重なお休みです。
家族、親友と時間も合わせやすいですし、まずはプライベートをおろそかにするようなことだけは避けましょう。
しかして一方で、自分のペースで投資の勉強ができたり、新しい投資商品に触れることが出来るなど、
実は投資家してワンランク上のステージに上がれるタイミングでもあります。
特に日本市場などは取引数も減って大きな変動もありませんので、年の後半に向けてより一層資産拡大するためにも知識と経験を仕入れましょう。
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