
経済を見る時GDP、日経平均株価など難しい用語、指数は多く頭を抱える人も多いだろう。
もちろん、経済を読み解くうえではこのような指数を理解するのは重要だが、
実はちょっと面白い指数もあるので紹介したい。
ビッグマック指数とは何ですか?
ビッグマック指数とは、世界経済の動向を示す指標の一つです。
この指標は、アメリカのファストフードチェーンであるマクドナルドの商品である「ビッグマック」の価格を比較することで、
各国の物価水準や為替レートの適正性を評価するものです。
そんなハンバーガーの価格だけで経済がわかるのかという疑問も生まれてくるでしょうが、
マクドナルドは全世界の多くの国に展開しており、大半のメニューは統一されています。
そのため、同じ商品、特にマクドナルドで定番のビックマックの価格差を確認することは国別の経済差にも繋がるのだ。
ビックマック指数から読み取れること
ビッグマック指数は、各国の物価水準や為替レートの変動を考慮して算出されます。
例えば、ビッグマックの価格が上昇している国はインフレが進行している可能性があります。
また、ビッグマックの価格が安定している国は経済が安定していると言えるでしょう。
ビッグマック指数は、様々な経済学者や投資家などが経済分析に利用しています。
ビッグマック指数は、一つのハンバーガーの価格から始まった概念ですが、
世界経済の動向を理解する上で重要な指標となっています。
スターバックスにも似たような指数が、、
また、世界中に展開している企業なら似たような指数もあり、
有名なところではスターバックスのトールラテ指数だろう。
トールラテ指数は、文字通り人気メニューであるトールラテの価格を基準に、物価の変動を示す指標です。
同じレストラン業態のメニューの指数ですが、
ビックマックと違いコーヒーには飲まれる文化圏が違う特徴があります。
そのため比較国によって指数が、国の経済状況に沿ったものになるのか変わってくるのが面白い点です。
日本のビックマック指数
さて、日本国のビックマック指数をみると
日本は54か国中41位とかなりの下位にあります。
基準となるアメリカは6位
GDP2位の中国は31位
GDP4位のドイツを抱えるEUは10位
他の先進国に比べてかなりの低さを出している。
本来は先進国になるにつれて、物価は上がっていくためビックマック指数ランキングも上位になる。
しかし、日本はGDP3位でもあるにもかかわらず下位にあり、
世界的にはあり得えない物価安なのだ。
世界的には物価安、国内では物価高
さて、日本に住んでいる身としては少し疑問かもしれない。
昨今は物価高と感じ国民の不満も増えて、岸田総理のことを「増税メガネ」と呼ぶ事態になっている。
たしかに著しい物価高には驚かされることが多いが、世界的に見たら日本の物価はまだまだ安いのだ。
そのため、日本が先進国としてあるためには今後も物価高による世界とのバランスは大事になる。
しかし、そもそも貰う給与が少ない現状、先進国であり続けても日本の未来は明るくないのかもしれない。
このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。
ちなみに、、、
私はLINEでは株式に特化した情報を発信しています。
個人的な株式に関する質問や相談も受け付けています。
「他の経済の話は興味ない」
「とにかく株式のことを聞きたい!」
こんな方はもちろん(笑)
そこまでじゃなくても、株に興味があったら私のLINEアカウントを友だち追加してメッセージください。