経済

医療保険は本当に必要なのか?メリットとデメリットを確認!

医療保険は本当に必要なのか?メリットとデメリットを確認!

皆さんは自分がどんな保険に入っているか正確に知っているだろうか。

保険と言っても会社員が入る健康保険、車に対しての自動車保険、海外旅行に行く際の海外旅行保険など用途によってさまざまなものがある。

生活によって入る保険の差はあるかもしれないが、生きているうえでは、医療保険については、一度は考えるのではないだろうか。

大病を患った際に発生する医療費の補填ができるという大変ありがたいものであるが、

医療保険は本当に必要なのか、どのようなメリットやデメリットがあるのかを解説します。

医療保険ってなに?

医療保険ってそもそもどういうもの?

多くの保険は予期せぬ大きな出費、損失が発生した際に、自分の生活、財産を守るための備えです。

医療保険は、病気やけがをした際に必要となる多大な医療費をカバーするための保険です。

私たちは誰しもいつか病気やけがになる可能性があります。

その際には、医療費が高額なり、家庭への負担になったり仮に完治しても今後の生活に困ったりなど起こりえてしまいます。

そのような不安、備えから日本では、医療保険のサービスが様々な企業から提供されています。

医療保険のメリットとは?

医療保険のメリットはいくつかあります。

まず、病気やけがになった際に必要な医療費を節約することができます。

医療費は高額になることがあり、自己負担だけでは支払いが難しい場合もあります。

医療保険に加入していれば、その負担を軽減することができます。

また、医療保険には予防や健康診断の費用も含まれる場合があります。

定期的な健康診断を受けることで、早期発見や予防医療につなげることができます。

医療保険のデメリットとは?

一方、医療保険にはデメリットもあります。

まず、保険料がかかることが挙げられます。

医療保険に加入するためには、一定の保険料を支払う必要があります。

この保険料は、収入や年齢に応じて異なる場合があります。

また、医療保険には自己負担もあります。

保険によっては、一部の医療費は自己負担となります。

自己負担額は保険によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

医療保険が補填してくれない場合もある

さてそんな医療保険ですが、医療行為すべてに対して保証してくれるわけではありません。

まず一部の治療費は自己負担金が発生する場合がほとんどです。

つまり、保険会社が支払う範囲内であっても、一定の金額を自分で負担しなければなりません。

この自己負担金は、病院や診療所で直接支払う必要があります。

また、医療保険は特定の病院や医師に限定される場合もあります

保険会社と提携している病院や医師でなければ、保険が適用されないことがあります。

そのため、予約や紹介状が必要な場合もありますので、事前に確認することが大切です。

さらに、美容整形や歯の矯正などの美容目的の治療は、一部の医療保険では対象外となることがあります。

これらの治療を受ける場合は、自己負担となるか、別途の保険に加入する必要があります。

自己負担や制約がある場合もあるので、保険の内容をよく理解し、必要な場合には適切に利用するようにしましょう。

そもそも医療保険はいらない?

大病、大けがの際に生活の保障となる医療保険は日本では様々な種類があり、中には企業のサービスを受けられるようなもののあります。

しかし、最近ではこの医療保険はそもそもなくても大丈夫と考える人が増えてきました。

1.高額療養費制度を使えばわざわざ医療保険は入らなくていい?

ここまで紹介してきた医療保険は主に民間企業がサービスとして提供しているものでした。

しかし、日本には実は国から医療費を補填してくれる制度があり高額療養費制度といいます。

この制度は、重い病気やけがをした人が、一定の金額以上の医療費を支払わなくて済むようにすることを目的とされ、

具体的には、高額療養費制度では、一定の期間内に一定の金額以上の医療費を支払った場合に、その超過分が返金される仕組みがあります。

この制度によって、高額な医療費に悩まされる人々の負担を軽減することができます。

また、高額療養費制度の対象となる病気やけがには、がんや難病などが含まれています。

また、所得制限があるため、収入が一定の範囲内に収まる人に適用されます。

さて、お分かりかもしれませんが、書いてあること医療保険とほとんど一緒なんですよね、、、

もちろん、補填金額の差やベッド費など治療費以外のお金は補填されないなど違いはあります。

ただ、高額療養費制度は日本国に税金をしっかり納めていれば使えてしまえます。

つまり、医療保険でお金を追加で払わなくてもいいのです。

保険の種類によっては損をする?

また、医療保険の種類によっては実は損をしてしまう場合もあります。

保険には主に「掛け捨て」と「積立」が存在します。

・掛け捨て保険とは
掛け捨て保険とは、一定期間のみ保険料を支払い、その期間が終了すると保険が終了する保険のことです。

このタイプの保険では、保険期間中に何かが起こった場合にのみ保険金が支払われます。

掛け捨て保険の利点は、保険料が比較的安価であることです。

保険会社は、保険期間中にリスクが発生する確率が低いと判断し、そのために保険料を低く設定することができます。

一方、掛け捨て保険の欠点は、保険期間中に何も起こらなかった場合、支払った保険料が無駄になる可能性があることです。

また、保険期間中に他の保険に切り替えたい場合や解約したい場合、解約手数料が発生する場合もあります。

そのため医療保険にというよりは旅行など一時的に保険が欲しいというときに使えます。

・積立保険とは
積立保険の特徴は、保険料の支払いが継続的に行われることです。

毎月一定の金額を支払うことです、そして最大の特徴は保険未使用で満期を迎えると一定の給付金が支払われる場合があります。

積立保険のメリットとしては、保険と貯蓄の両立ができ、とてもシンプルにお金を管理できます。

デメリットとしては、手数料が膨大にかかってしまう点があります。

満期で積み立てたお金を給付金で受け取る際までに、実は保険会社に手数料を大量に引かれてたり、給付金の受け取り方によってはなんと税金が発生します。

実はそのまま貯金をしたより半分くらい減っていたなんてこともあり、利用には注意をした方がいいです。

このように保険には病気にたまたまなった際はありがたいものですが、なんだかんだ健康に生きていると大きく損をしてしまうことがあります。

あなたは医療保険に入るべきか

1.個人の健康状態とリスクの評価方法

個人の健康状態とリスクの評価方法は、医療保険を検討する上で重要な要素です。

健康状態やリスクの評価は、保険会社が保険料を設定する際に考慮される要素となります。

まず、個人の健康状態は医師の診断や健康診断結果などを基に評価されます。

例えば、既往症や病気の有無、遺伝的な要素などが健康状態の評価に関与します。

また、喫煙や飲酒の習慣、生活習慣病の有無なども健康状態に影響を与えます。

次に、リスクの評価は保険会社が保険を提供する際に、保険金を支払う可能性や支払額を見積もるために行われます。

例えば、高齢者や既往症のある人は、将来的に病気やケガになるリスクが高いと考えられます。

そのため、保険会社は保険料を高めに設定することがあります。

医療保険は、個人の健康状態やリスクの評価を基に保険料が設定されます。

保険料は保険会社がリスクを評価し、将来の医療費を見積もるために必要なものです。

医療保険に加入することで、万が一の病気やケガに備えることができます。

しかし、医療保険は必要ないと考える人もいます。

2.収入や家族構成による判断基準とは?

収入や家族構成による医療保険の必要性の判断基準は、個人の状況によって異なります。

まず、収入の面から考えると、高収入の方は自己負担が多くなる可能性があります。

医療費が高額になった場合でも、自己負担分を支払える経済的な余裕があるかどうかを考える必要があります。

一方、低収入の方は公的な医療保険制度を利用することで、経済的な負担を軽減することができます。

家族構成の面では、子供や高齢の家族がいる場合は、病気やケガのリスクが高くなるため、医療保険の必要性が高まります。

特に子供は成長に伴って病気やケガのリスクが増えるため、早い段階で医療保険に加入することが重要です。

まとめと筆者の意見

1.不安だから入るのはおすすめしない

さて、医療保険についてそのメリット、デメリットなどを確認していきました。

筆者の個人的な意見にはなりますが、医療保険は

・自分が倒れたら困る家族がいる

・家系的に病気になりやすい

などわかりやすい根拠がないのであれば、医療保険に入ることはおすすめしません。

日本には高額療養費制度という国の保険があるので、それを使いましょう。

もちろん、補填してくれない部分も発生すると思うので、医療保険に回すはずだったお金は貯蓄などに回していきましょう。

個人的には投資に回すと増える可能性もあるのでおすすめです。

なぜ投資をすべきか?メリットと始め方をわかりやすく解説

2.毎日を健康に生きることが一番の保険

当たり前ですが、どんなに高額な医療保険に入っても病気で死ぬときは死んでします(笑)

なので、そもそも病気に罹らないように運動をしたり、ちゃんと食べたりすることが大事です。

毎朝しっかり起きて、日差しを浴びるだけでもセロトニンの分泌で幸せを感じることができるので、充実した日々を送ることがやっぱり一番ですね。

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