経済

経済をダメにするゾンビ企業とは?その特徴と経済への影響について考える

経済をダメにするゾンビ企業とは?その特徴と経済への影響について考える

ゾンビと聞くと人を襲い、噛まれた人もゾンビとなってしまうという
フィクションにおける「悪」というイメージが大きいと思います。

しかし、実はゾンビはノンフィクションな存在であり今も世界を侵そうとしているのです。

今回は現代に蔓延るゾンビ企業というものについて説明します。

ゾンビ企業とはいったい?

ゾンビ企業とは、経済学の分野で使われる言葉で、
実質的には破綻しているか、経営が困難な状態にあるにもかかわらず、
存続している企業を指します。

具体的な特徴

ゾンビ企業の特徴としては、まず収益性の低さが挙げられます。

ゾンビ企業は、利益を上げることができず、経営状態が悪化している場合が多いです。

また、ゾンビ企業は、他の企業と比べて生産性が低く、労働生産性の向上やイノベーションを追求する意欲が低い傾向があります。

すべてゾンビ企業とは言いませんが、
向上心、会社を良くするという意識がないことが多いため、文字通りゾンビとして働いているのでしょうね、、、

市場にバイオハザードする

さらに、ゾンビ企業は、他の企業や市場に対しても悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、ゾンビ企業が市場に留まり続けることで、
競争が歪んだ状態になり、健全な企業の成長を阻害することがあります。

このようなゾンビ企業が日本の経済に与える影響は大きいと言われています。

ゾンビ企業が存続し続けることで、経済全体の成長が鈍化したり、労働市場の健全な機能が損なわれる可能性があります。

なぜ潰れない?

収益が落ちているゾンビ企業ですが、なぜ潰れないのでしょうか?

様々な理由がありますが、ゾンビ企業が潰れない理由はいくつかあります。

まず、経営者や株主が倒産を回避するために自己資金を投入する場合があります。
文字通りゾンビに血を吸わせる状態ってことでしょう、、、、

しかし、一時的に存続することができますが、長期的な対策にはならないでしょう。

また、ゾンビ企業は、銀行や金融機関からの融資を受けることができる場合があります。

銀行は、企業の存続を優先し、債務超過状態でも融資を行うことがあります。

近年では特にコロナによる事業者給付金などありました。

これにより、企業は一時的に経営を維持することができますが、
将来的な経営改善が見込めない場合は、再生可能性が低くなります。

また、関連企業や取引先とのつながりによって存続することがあります。

たとえば、大手企業がゾンビ企業との取引を続けることで、その企業の存続を支えることがあります。

大きな取引額ならゾンビから人間になりますが、ぎりぎりの収支で経営していることが多く、結局はゾンビし続けている状態になります。

無くすためには焼却(償却)するしかないのかもしれない

さて、銀行や個人資産、または取引先のお金を吸うだけの存在となったゾンビ企業ですが
なくすためには、いくつかの対策が必要です。

まずはなんといっても、経営者や経営陣は、自社の現状を客観的に見つめ直し、必要な改革を行う必要があります。

負債の償却、取引先を増やす、ビジネスを大きくする。

このように経営的、経済的な戦略が必要になります。

また、金融機関や政府も、ゾンビ企業に対して厳しい対応を取ることが重要です。

日本では事業者への支援制度がふんだんにあります。

これら制度は数多くある中小企業を支えるうえではとても大事ですが、
中にはゾンビ化してしまう企業もあります。

ゾンビ化しないように、事前に厳しい基準を設けた支援や再生策の提供をしっかり作らねばなりません。

知識武装は投資にとっての手洗いうがい

ゾンビ企業は経済的に存続できず、倒産寸前の状態にある企業のことを指します。

日本の経済には数多くのゾンビ企業が存在し、市場、経済に深刻な影響を及ぼしています。

また、個人レベルでも就職先、投資先がゾンビ企業だったりすると大変なことになります。

そのため、自分が感染しないためにも投資にとっての手洗いうがいはしっかり行っていきたいですね。

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