
日本の義務教育は経済についてあまり教えてくれなかったと思う。
古典や数学、地理はそれこそ、一つの単位として教えてくれるが、
経済に関しては「社会」という枠組みの中でしか教わらず、あまり意識してない人も多いのではないだろうか。
大学でも習わない限り、経済については社会生活の中で身に付けないといけないことになってしまっている。
もちろん、経済を知らなくても生きていけはするが、
豊かな、余裕のある人生を送る上では絶対に知っておくべきだろう。
そこで今回は「経済」を学ぼうとしたときの注意点、学び方を見ていきたい。
経済を学ぶ上でのまず知っておくべきこと
経済を学ぶ上でのまず一番大事なことは、経済原則を理解することです。
経済原則とは、経済の仕組みや動きを説明するための基本的なルールや法則のことです。
経済原則の一つには、需要と供給の関係があります。
需要とは、人々が欲しがる財やサービスの量や価格のことであり、
供給とは、市場に出回る財やサービスの量や価格のことです。
例えば、クリスマスが近づくと子供へのプレゼントとして、おもちゃやゲームなどを欲しがる人が増えます。
この物やサービスを欲しがることが「需要」になります。
また、その際にクリスマスにむけておもちゃ会社などは製品を多く作って市場に広めます。
この物やサービスを市場に提供するのを「供給」というのです。
需要と供給はバランスがとても大事であり、
例えば、有名なゲームタイトルに人気が集中するとそのゲームの供給に対して需要が追い付かず、品不足、値段の高騰という現象が起きます。
一方でおもちゃを多く作っても人気がゲームに行ってしまい、需要が下がり、供給が多量になってしまうこともあるのです。
経済の原則はこの需要と供給にあり、どのビジネスにおいてもこの考え方が根幹にあります。
また、経済原則のもう一つには、機会費用があります。
機会費用とは、ある選択をすることによって失われる他の選択肢の費用のことです。
例えば、ある商品を買うためにお金を使った場合、そのお金を他の商品に使うことはできません。
そのため、その商品の機会費用は、他の商品の失われた機会となります。
また高校卒業後、就職せずに進学するとします。
その場合は就職した場合の収入の機会をうしなうことになり、この収入が機会費用に該当します。
経済原則を理解することで、経済の動きや現象をより深く理解することができます。
また、経済原則を活用することで、個人や企業は効果的な経済的な判断をすることができます。
経済原則は経済初心者にとっても重要な基礎知識ですので、ぜひ学んでみてください。
日常に隠れている経済学を見つけよう。
経済学は、経済のしくみや原則を学ぶ学問です。
正しく学ぼうとすると大学で勉強する必要がありますが、
日頃の生活の中でも様々なところから経済を学ぶことが出来ます。
例えば、経済指標や経済ニュースを注視しましょう。
経済指標は、経済の状況を示すデータです。
国内総生産(GDP)や失業率など日頃ニュースで定期的に取り上げられる、これらは経済を読み解くうえでは非常に重要だ。
これらの指標を日々注視することで、経済の動きやトレンドを把握することができるだろう。
さらに、できれば経済ニュースを読んで情報を収集しましょう。
経済ニュースは、経済に関する最新の情報を提供してくれます。
例えば、企業の業績や政府の経済政策などが報道されます。
これらの情報を読むことで、経済の現状や将来の展望を知ることができます。
テレビや新聞じゃなくても最近はYouTubeチャンネルなどで経済についてまとめられていることもあり、自分のタイミングで情報を収集できる。
また、一番重要で是非実践してほしいのが読書である。
経済学の基礎知識を深めるためには、専門的な知識が必要です。
もちろん、日々のニュース、経済情報からも肌感覚で理解することはできますが、
経済学を技術として知識として落とし込むにはやはり本を読むべきです。
一か月に一冊でもかまいませんで是非、経済学の本やオンラインの教材などを活用し、
より詳細な知識を身につけましょう。
簡単なことから習慣化する
さて、経済を知る、学ぶことにおいて重要なことを確認していきました。
スマートフォンの普及、YouTubeなどの発信の場が増えたこともあり、今は様々な専門的な情報が集まりやすくなりました。
そのため、テレビ、本、動画問わずまずは自分の生活に合ったデバイスで是非経済を知ってみてください。
経済を知ることは世界を知ることに
世界を知ることは人生の豊かさに繋がります。
自分の幸せな将来のためにもまずは出来る習慣作りから始めましょう。
このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。
ちなみに、、、
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