皆さん、今年の夏の思い出に「暑い」以外何か持ちましたか?
残念ながら筆者はこの数か月暑かったという感想以外なにも持ち合わせていません、、、
35度以上は当たり前で、35度未満になると涼しく感じてしまったのはいよいよ夏の常識が変わってきたと思いました。
ではなぜ今年の夏はこんなに暑かったのでしょうか?
原因をそれぞれ確認、また暑さによる生活変化を見て今年の夏を振り返ってみたいと思います。
世界各地で最高気温を更新した今年の夏
今年の夏の気温の異常な上昇とエルニーニョ現象
「
今年は異常
」「過去10年で最高の」などこの手のキーワードはテレビで毎年聞くが、それでも敢えて言うならば、今年の夏は異常なほどに気温が上昇しました。
結論から言ってしまうと一番の原因はエルニーニョ現象と言われています。
エルニーニョ現象は、太平洋の海水温が通常よりも高くなる現象です。
この現象は通常、数年ごとに起こります。エルニーニョ現象が起こると、世界中の気候に大きな影響を与えます。
エルニーニョ現象の主な影響の1つは、気候パターンの変化です。
通常、エルニーニョ現象が起こると、南アメリカ西海岸の気候が乾燥し、その他の地域では雨が多くなる傾向があります。
これは、エルニーニョ現象によって太平洋の海水温が上昇し、大気のパターンが変わるためです。
また、エルニーニョ現象は、世界中で気温の上昇や降水量の変化を引き起こす可能性があります。
これは、エルニーニョが起こると、大気中の水蒸気の量が増え、気候に影響を与えるためです。
エルニーニョ現象は、農業や漁業などの産業にも大きな影響を与えることがあります。
例えば、エルニーニョ現象が起こると、一部の地域では干ばつが発生し、農作物の収穫量が減少する可能性があります。
また、海洋生物にも影響を与え、漁業に悪影響を及ぼすことがあります。
エルニーニョ現象は、予測が難しいため、その影響を正確に予測することは困難です。
しかし、科学者や気象学者は、エルニーニョ現象の観測と研究を通じて、その影響を理解し、将来の気候変動に備える努力をしています。
世界では54℃の気温!?
日本でも辛かった暑さだが海外ではもっとすごかった。
アメリカのカリフォルニア州に位置する砂漠地帯でデスバレー、そこでは世界で今年一番の最高気温が54℃に達したと報告されました。
このような高温は、人々にとって非常に危険な状況です。
高温にさらされると、熱中症や脱水症状などの健康リスクが高まります。
特に子供や高齢者は、高温による影響を受けやすいと言われています。
デスバレーでは、このような極端な気温に対応するための対策が取られています。
観光客や地元住民は、外出時には帽子や日焼け止めを使用し、こまめに水分補給をするように勧められています。
また、長時間の屋外活動は避け、涼しい場所で過ごすことが推奨されています。
気候変動の影響により、世界中で極端な気温が増えていると言われています。
私たちは、環境保護や持続可能なエネルギーの利用など、地球温暖化の原因となる要素に対して積極的な対策を取る必要があります。
デスバレーのような高温地域では、暑さに対する対策がますます重要になってきます。
私たちは、自身の安全を守るために、適切な対策を講じる必要があります。
暑すぎるは生活にどう変化を与えたのか
まず、エアコンの使用量が増えましたよね。
暑い日々が続く中、エアコンは私たちの生活を快適にするために欠かせない存在となりました。
しかし、昨今の物価高もあり電気代も高騰、普通に使うだけでエアコンの電気代が例年の倍になったなんてこともありました。
また、水の使用量も増えました。
暑い夏には、汗をかいたり水分補給が必要になります。
そのため、シャワーや水道の使用量が増える傾向がありました。
しかし、水は貴重な資源であるため、節水にも心掛ける必要があります。
さらに、夏の暑さによって健康への影響も出ました。
熱中症や夏バテなど、暑さによる体調不良が増えました。十分な水分摂取や適切な休息を取ることが大切です。
消防庁の調べによると7月下旬に一週間で約1万が熱中症により緊急搬送されたとのことあり、健康により一層気を使わないといけなかっただろう。
このように、今年の夏の暑さによって私たちの生活にはさまざまな変化が生じました。
今後も気候変動の影響は続くと言われており、私たちはこれに対応するために、節約や健康管理に努める必要があります。
最高気温更新の他の要因
今年の日本の暑さの原因は主にエルニーニョ現象であったとされていますが、世界各地で最高気温が更新される要因は、主に気候変動や地球温暖化が関与しています。
まず、気候変動とは、長期間にわたる気象パターンの変化を指します。
これは、大気中の二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの増加によって引き起こされます。
これらのガスは、太陽からの熱を地球の大気に閉じ込め、地球全体の平均気温を上昇させるのです。
また、地球温暖化とは、地球全体の平均気温が上昇する現象を指します。
これは、人間の活動によって大気中の温室効果ガスが増加することで引き起こされます。
主な原因は、化石燃料の燃焼や森林の伐採などです。
これらの要因によって、世界各地で最高気温が更新されるケースが増えています。
このような状況は、生態系や農業、人々の生活に深刻な影響を与える可能性があります。
したがって、私たちは地球温暖化の問題を真剣に受け止め、温室効果ガスの排出削減や再生可能エネルギーの活用など、持続可能な対策を取る必要があります。
これによって、将来の最高気温更新を抑えることができるのです。
楽しむ夏から気を付ける夏へ
夏と言えば過ごしやすい暑さの中、レジャーなど様々な楽しいことをするというのが通例だったが、今年の夏のようなことが毎年続くのであれば、そうも言ってられないだろう。
風よりも真夏日の方が人を殺す
夏の災害としては、例年は台風であるとされていたが、今後はもう熱中症、日差しであると言える。
数値的にも熱中症による搬送は毎年3万人で死者数は千人を超えている。
そして実は台風による死者数は年間では約500人ほどと言われており、その差はもう明白なものと言えるだろう。
暑さで求められる対応
この記録的な暑さに特に注意すべきなのは高齢者と子供たちである。
なぜなら、彼らは他の人々と比べて暑さに対する耐性が低く、体温調節が難しいからです。
高齢者は体の代謝が低下しているため、暑さによる熱中症のリスクが高くなります。
また、持病や薬の副作用などが影響して体温調節がうまくいかないこともあります。
そのため、十分な水分摂取と涼しい場所での過ごし方が重要です。
子供たちはまだ体温調節が完全に発達していないため、暑さに敏感です。
特に乳幼児や幼稚園児は、自分で適切な対策を取ることができません。
親や保護者は、こまめな水分補給や涼しい場所での遊び、適切な服装などを心掛ける必要があります。
このような暑い日には、高齢者と子供たちの健康を守るために、私たちもできる限りのサポートをする必要があります。
近所の高齢者や子供たちに声をかけて、水分補給や涼しい場所での過ごし方を提案することも大切です。
今年、北海道ではこの暑さを理由に休校する学校が相次ぎ、このような人命を守る迅速な対応が必要となる。
熱中症の対策とは
熱中症は、暑い季節に多くの人々が直面する健康上の問題です。
特に夏は、高温多湿の気候や強い日差しが続くため、熱中症になりやすい季節と言えます。
熱中症を予防するためには、適切な対策を取ることが重要です。
まず、こまめな水分補給が必要です。水やスポーツドリンクをこまめに摂取し、脱水症状を防ぎましょう。また、適度な休息を取ることも大切です。暑い場所での活動を控え、涼しい場所で休息をとることで体温を下げることができます。
さらに、適切な服装や日除け対策も必要です。明るい色の服や通気性の良い素材の服を着用し、帽子や日傘を使用することで直射日光を遮ることができます。
熱中症になってしまった場合は、すぐに涼しい場所に移動し、体を冷やすことが重要です。
冷たいタオルや氷を使って体温を下げましょう。
また、熱中症の症状が重い場合は、早めに医療機関を受診することも必要です。
熱中症は命に関わる危険な状態になることもあるため、暑い季節には注意が必要です。
適切な対策を取り、健康を守りましょう。
来年のためにも対策を振り返っておこう
ありきたりだが最後に暑さ対策、熱中症対策ついて述べたい。
熱中症は、暑い季節に特に気をつけなければならない健康問題です。
熱中症は、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内の熱が過剰に蓄積されることで起こります。
症状にはめまい、頭痛、吐き気、倦怠感などがあります。
熱中症を予防するためには、以下のポイントに気をつけることが重要です。
まず、水分補給をしっかり行うことが大切です。
暑い日には、こまめに水を飲むことが必要です。
特に、屋外で活動する場合や運動をする場合は、こまめに水分補給をするようにしましょう。
また、適切な服装をすることも重要です。
涼しい素材の服を着ることや、帽子や日傘を使うことで、直射日光を避けることができます。
さらに、涼しい場所に滞在することも大切です。
エアコンや扇風機を使って室内の温度を下げることや、木陰や涼しい場所で休憩することが有効です。
また、室内での夏の暑さに対策で、どんどんエアコンや扇風機を使うことが効果的です。
エアコンを使う場合は、適切な温度に設定し、冷えすぎないように注意しましょう。
また、扇風機を使う場合は、風を直接体に当てるように配置すると涼しさを感じやすくなります。
さらに、室内の熱を遮断するために、カーテンやブラインドを閉めることも有効です。
特に、直射日光の入り込む窓には、遮光カーテンやUVカットフィルムを使用すると効果的です。
以上の対策を実践することで、熱中症のリスクを軽減することができます。
暑い季節には、自分自身と周りの人々の健康を守るために、熱中症対策をしっかりと行いましょう。
今後夏は出かけてはいけないのかもしれない
今回は夏を振り返って、我々の生活変化、どう夏に向き合うかを考えていきました。
来年も今年のような真夏日が続く可能性もあり、命を守るための意識、対応が必要になってくるのかもしれません。
個人的には日本は、夏は夕方に出勤、登校し、朝に帰るなどもう極端なサマータイムを導入するなど、いままでの生活の制度、スタイルを根本的に見直さなければならないレベルではないかと思います。
皆さんも、今年の暑さを忘れないようにし毎年夏を乗り越えていきましょう。
このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
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