環境

富士山はなぜ自然遺産ではなく文化遺産になったのか

外国の人が日本をイメージするものと言えば、「寿司」「アニメ」「天ぷら」など様々な文化があるがおそらくは「富士山」が一番に上がるだろう。

富士山は古来より日本人にとっても特別な存在であり登山としての目標以外にも芸術面での影響もかなりある。

そんな富士山が学術的な審査を経て21か国で構成される世界遺産委員会によって2013年に「文化遺産」に世界文化遺産に登録された。
日本国内に世界遺産に登録された自然、島などはすでに5か所以上あり、富士山も遅れながらその一員となれらわけだ。
ただここで一つの疑問が生まれる。

今回の富士山の登録は「文化遺産」であるという点だ。

世界遺産には「文化遺産」「自然遺産」と分かれており、自然から作られたものの大半は「自然遺産」に分類される。
では、なぜ富士山は自然遺産ではなく、文化遺産に指定されたのでしょうか?

その理由について、この記事では詳しく解説します。

富士山はなぜ自然遺産ではなく文化遺産になったのか

富士山の魅力

富士山の魅力とは?

富士山の特徴、魅力、人気の理由

富士山は、日本の最も有名な山の一つと言え標高3,776mの国内の最高峰の山である。

大きさもさることながら、その特徴的な形状と美しい景色から、国外問わず多くの人々が魅了されています。

様々な魅力はあるがなんといってもまず、その美しい風貌が挙げられるだろう。

完全な円錐形をしており、その姿勢は他の山々には見られない非常に印象的です。

さらに、山頂からの眺めは息をのむほど美しく、四季折々の風景が楽しめます。

また、もちろん山であるため、登山としての魅力も欠かせないだろう。

登山を趣味とする多くの人々は一生に一度は富士山に登りたいと思っています。

国外問わず夏には多くの登山者が挑戦し、山頂にたどり着くことを目指しています。

さらに、富士山は古くから日本の文化との深い関わりもあります。

富士山は古来より信仰の対象とされ、多くの関連した神社や寺院が周辺に存在します。

また、日本の伝統的な絵画や文学にも頻繁に登場し、有名な作品だと葛飾北斎の「凱風快晴 冨嶽三十六景」は誰もが一度は見たことのある作品であるだろう。

文化遺産として認識される理由

決め手は富士山信仰?
多くの魅力を持つ富士山ですがそんな富士山がなぜ山として自然遺産ではなく、文化遺産として登録されたのかを見ていこう。

富士山と信仰の結びつき

富士山は、日本において特別な存在感を持つ山です。その美しい姿勢や、文学や絵画などの芸術作品にも頻繁に描かれています。

その理由には山としての美しさもあるだろうが、古来よりある富士山信仰が大きな要因となっている。

富士山は現在でも噴火の恐れのある活火山であり、古来よりその噴火活動によって恐れ、畏怖の感情を人々に与えていた。

時には雄大な自然を時には厳しい噴火を与えるその存在は神のように扱われ、信仰の対象とされてきました。

実際に富士山には多くの神社や寺院があり、山岳信仰の一環として多くの人々が富士山に登ることを目指しています。このような宗教的な要素も、富士山を文化遺産として位置づける理由の一つです。

さらに、富士山は日本の風景や自然環境に深く関わっています。周辺の地域には、富士山を背景にした伝統的な農業や風景が広がっています。このような文化的な背景も、富士山を文化遺産として認識する要素となっています。

以上のような理由から、富士山は自然遺産ではなく文化遺産として認識されています。富士山の美しさや歴史的な価値は、日本の文化や風景に深く根ざしていることを示しています。

ゴミなどによる汚い山という認識

明言はされていないが、富士山に散らばる登山家によるゴミなどの問題ではないかと思われる。

富士山は国外問わずとても人気であり例年多くの登山家が登山をしている、多くの人々に愛させることはとても喜ばしいことだが、その反面登山家などによる、ゴミ、マナー問題は深刻なものとなっている。

富士山はなぜ自然遺産ではなく文化遺産になったまとめ

富士山は、自然の美しさだけでなく、日本の文化や信仰とも深い関わりがあるため、文化遺産として登録されました。

富士山は古くから登山信仰の対象とされ、多くの文学作品や絵画にも描かれてきました。

また、富士山の周辺には伝統的な祭りや行事が行われ、その文化的な価値も高く評価されました。
これらの要素が組み合わさり、富士山が自然と文化の両面で特筆すべき存在となり、文化遺産として認められたのです。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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