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投資顧問サイト「兆(きざし)」電子書籍プレゼントからの有料サービスの実態

投資顧問サイト「兆(きざし)」電子書籍プレゼントからの有料サービスの実態

Mr.ERこと柴田淳一です、よろしくどうぞ。

今回は「兆(きざし)」という電子書籍についてMr.ER的な視点で私見を述べていきます。
情報の引用はネットが基本ですが、
知り合いの知り合いなども含め、可能な範囲で伝手を使いながら、なるべくリアルで偏りのない観点から考察します。

兆(きざし)って?

兆(きざし)は、急騰した銘柄の予兆(タイミング)をジャンル別に徹底解説した、
株式投資の勉強にも適した電子書籍3冊を無料で配っている業者です。

説明してみたものの、なんのこっちゃ分からないと思うので、もう少しく細かく記載します。

1冊目;割安株編、割安株の株価上昇を正しく理解できる
2冊目:連続ストップ高編
3冊目:テンバガー編

1冊目はまだいいとして、2冊目と3冊目については、
解説される必要はないし、勉強もクソもないですね。

連続S高もテンバガーになった経緯もネット叩けば、いくらでも知る事ができますので。

ついでに言うと、割安株の上昇メカニズムなんて、循環物色の一環なので、
これも知る必要ないと思います。

それに割安株の勉強なら神(バフェット)の本でも読んだ方が、今後の糧になるのは間違いないです。

兆(きざし)のサービスって?

無料で上述の電子書籍がもらえます。

正直、これに価値があるとは言い難い内容です。

というか、全部ネットで確認できる内容ばかりでした。

有料サービスは以下の3つ。

①プレミアムメールマガジン3,000円
②対面セミナー29,800円
③初回限定イニシャル情報38,000円

率直に言って、①と②はビジネスとして成立していない若しくはそもそも全くやる気がないか、のいずれかだと思います。

最悪、記載されているだけの可能性もあります。

理由はシンプルで、本当にメールマガジンやセミナーをサービスとして提供したいなら、もっとPRすると思うからです。

全く持って①と②に関してはPRしていません。

どこの誰が執筆しているかも全く分からないメールマガジンと、
誰が講師を務めているかも分からないセミナーになんても誰も参加するはずありません。

想像するに①と②は見せているだけで、この業者の最終目的は③の販売だと思われます。

③のサービス内容なんですが、
これは急騰の兆のある銘柄情報を受け取る権利が買える、という事みたいです。

有料で銘柄を推奨する事自体は投資助言業に該当しますね。

この業者は金融商品取引業の登録を受けているのでしょうか?

残念ながら、ライセンスは確認出来なかったの、無登録業者という可能性も否定できません。

個人的には、情報の精度が高ければ無登録でもいいのですが、
普通に考えて、無登録業者と登録業者の比較であれば、キチンと登録されている業者の方が情報の精度が高い確率も高い。

登録を受けるのに、一定の金融キャリアが必要などの要件があるはずなので、登録業者にはそれなりの人物がいる可能性が高い、
一方で、無登録業者でしかもどこの誰が分析判断者なのかも分からない、これではそもそも比較にすらなってないですからね。

でも例えば、テスタさんクラスの投資家が無登録業者やってたら、話は別ですがね。

結局、兆(きざし)って凄いのか、凄くないのか。。。

結論から言うと、凄くない可能性の方が高いです。

というか、まともな業者であるかどうかすら、怪しい感じ。

無料書籍の内容はネットで確認できる内容ばかり、
有料サービスは銘柄情報のみと考えられますが、分析判断者が不明で且つ無登録業者の可能性がある。

これでは、ちょっと厳しいですね。

最後に。

もし兆(きざし)が無登録業者である場合の話ですが、金融庁は何をやっているのでしょうか?

金融庁からしたら小さい案件なのかもしれませんが、
こういう細かいところにも目を配って欲しいですよね。

日本の個人投資家の金融リテラシーが一向に向上しないのも、
こうした金融庁の怠慢が原因の一端だと思います。

もちろん個人一人一人がもっと勉強すれば金融リテラシーも向上はしますが、
もっとまともな金融サービス業者が増える事で自然と金融リテラシーも上向くものと考えています。

結局、環境が人を作りますから。

今回は以上です。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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