さて、投資を調べていると「先物取引」という言葉をよく見かけるのではないだろうか。
ちょっと調べてみても難しいし、手を出すな!みたいなことばかり書かれている。
そんな「先物取引」を今回はかなり噛み砕いて説明してみよう。
例え「先物取引」をしなくても仕組みを知っておくと経済の理解に繋がるため是非読んでいただきたい。
先物取引とは
先物取引は、将来の日付や価格で商品を売買する取引のことです。
例えば、とうもろこしの価格が上がると予測した場合、それを見越して購入し転売価格が上がったら利益を確定すると設けられます。
このように指数の先を読み、売買をし価格差で利益を出す取引となります。
具体的には、農産物や金属、エネルギーなどの商品や、株式指数、金利、為替などの金融商品を対象に取引が行われます。
先物取引の特徴
売りからも入れる
一般的なイメージの株式などは株を買うことから始め、持っている株を売るなどになるが、
先物取引の場合は、持っている体で売ることが出来るのだ。
正確には証券会社から株式を借りるという流れになるが、
このように持っていないが株式、為替、先物などを売りから入ることを「空売り」という。
レバレッジをかけられる
また、先物取引はレバレッジ効果があります。
つまり、少額の証拠金で大きな取引ができるため、投資効果が高いと言えます。
ただし、レバレッジ効果はリスクも高めるため、注意が必要です。
透明性がある
さらに、先物取引は市場の透明性が高いという特徴もあります。
取引の価格や数量が公開されており、市場の動向を把握しやすいです。
株式などには情報を非公開にされていることもあり、そのような市場に比べたらある意味分かりやすいです。
あらかじめ決められた満期日
先物取引の最大の特徴して特定の日付に商品を売買しなければならないということがあります。
一般的な株式などは会社が破産するなどがないかぎり、株式を持ち続けられますが、
先物取引の場合は、最初の売買タイミングで満期を決めるのです。
イメージとしては定期預金に近いかもしれませんが、先物取引は変動リスクがあり、
大きくマイナスになってしまうこともあるのです。
先物取引って怖いの?
ネットで調べて見ると「先物取引 怖い」など予測変換がでるかもしれません。
実際に経験のある筆者から言えば、超怖いです(笑)
ボラティリティの大きさ
まず、ボラティリティ、変動リスクの大きさがえげつないです。
先物取引には色々な種類がありますが、
例えば、農産物の価格は天候や災害の影響を受けるため、予測が難しいです。
農産物を先物取引してハリケーンで不作!大暴落!
先物取引は満期で売買されるため、そのままマイナスで利益確定、、、、、
なんてことがあります(笑)
似たような事態は金融、株式にも言えますが、
ボラティリティが大きいのに満期で売買しないといけないという制約とリスクがすごいのです。
レバレッジリスク
また、レバレッジがかかることももちろん、デメリットになりえます。
さきほどの暴落が自分の資産内ならまだいいですが、
レバレッジをかけてる場合はものすごいマイナスになります。
そのため、筆者的には「先物取引 怖い」は間違いないです(笑)
もちろん、メリット、向いている人も
もちろん、ですが先物取引のメリットもあります。
レバレッジは良い方にも転ぶ
レバレッジは投資額よりも大きな金額を扱えるため、もちろんプラスになることがあります。
そのため、経験とセンスによってはかなり儲かります。
空売りという手軽さ
また、空売りできるのはとてもメリットになります。
一般的に株式などは買うだけのため、上がりそうな株を買うなどしか出来ませんが、
暴落する株式を予測できるのなら空売りをして儲けるなんてこともできるのです。
初心者は、、、
さて、もはや注意喚起のような感じになりますが、
初心者は絶対に先物取引には手を出してはいけません。
先物取引はボラティリティ、変動リスク、レバレッジがあり何より、満期で売買というとても制約とリスクが大きい取引になります。
投資のプロであっても先物取引はやらない人も結構多く、センスと経験がどうしても必要になってきます。
初心者のうちはコツコツインデックスファンドに投資して、
興味が出てきたらセミナーや独学で勉強して無理のない範囲内でやってみるのはいいかもしれません、、、
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