投資

【学資保険は不要】教育資金は新NISAで備えた方がいい理由

子育てをする際、お金に関してどうしても気にしてしまう人は多いだろ。

食費、生活費を始め、習い事、医療費、色々とお金はかかるが
特に学校の教育費は子供が成長するとともに増えていき、
事前にそなえなければいけません。

備える方法に学資保険や貯蓄で供えていくものと考えられいましたが、
実は学資保険にデメリットが多くあります。

今回は教育資金を学資保険で貯めるべきでない理由について解説していきます。

本当に安心できる資産運用の方法を知りたい方はお気軽に追加してください。

手渡しでお金を渡している画像

そもそも学資保険とは?

学資保険とは、子供の入学などの節目に向かって積み立てをしていく保険商品であり、
中学校入学、高校入学に合わせて祝金としてお金を受け取れます。

大学の入学金に向けた中長期積み立て

基本的には子供が大学入学する際に資金確保として設定されている保険商品が多く、
フコク生命のケースを見てみると下記のようになる。

S(ステップ)型の場合

親が30歳の場合
月払保険料14677円 払い込み期間11年
22歳満期時 受取時受取総額210万円 返戻率約108.3%

引用元:フコク生命の学資保険

返戻率実際に払った保険料に対しての戻り率を表し、
約8.3%も多く帰って来る

死亡、障害時の備えにもなる

また、学資保険の一番のメリットは資産が貯まる、増えるとは別に保険としての側面でしょう。

一般的な死亡、障害保険もついており、
収入が止まるなどのもしものときも給付金を受け取ることが出来るのです。

学資保険のデメリット

さて、子供の将来もしものための備えを考えた際に学資保険は良い選択肢になると思いますが、
もちろん、デメリットもしっかりと存在します。

返戻率が低い

学資保険のデメリットにまず返戻率の低さがあります。

学資保険は高くても返戻率は110%
つまり、200万円払い込んだら210万円が受け取れる計算になります。

このしかし、投資ベースで考えた時にはこの返戻率はとても低い数値になります。

例えば、先ほどのフコク生命のS(ステップ)型のプランの場合

月払保険料14677円で11年払い込み、11年後22歳満期時に受取となります。

これを仮に保険でなく、株式投資につぎこみ、
利回りを3%として同条件に投資で運用した場合、

11歳時 総資産229万円(元本194万円、利益35万円)
22歳時 総資産317万円(元本194万円、利益123万円)

と返戻率で考えると投資の場合、163%の返戻率となり本来の返戻率約108.3%より大きく儲けることが出来ます。

もちろん、途中祝金などの要素はないため、単純比較はできませんが、
学資保険の返戻率は残念ながら低いです。

途中解約は原則としてNG

また、払った保険はよっぽどのことがない限り途中解約、引き出すことはできません

もちろん、死亡、障害が発生した際は給付金が出ますが、条件に満たない場合は引き出すことが出来ずお金の自由度は低いでしょう。

学資保険でなく投資、新NISAで備えるメリット

さて、学資保険にも制限、デメリットがありました。

では投資で資産形成、拡大を考えようと思った場合、
どのようなメリットがあるかも知っておきましょう。

インフレに強い

学資保険の多くは受取時の金額が決まっていることが多いです。

確かに金額がわかっている方がわかりやすいかもしれませんが、
学資保険ではインフレ、物価高などについていけない場合があります。

そのため学資保険では、入学時200万円で足りなくなったりすることもあります。

一方で投資の場合はインフレに合わせて評価額も変わっていき、受け取れるお金が増えます

資産の流動性

また、自分のタイミングで資産を引き出すことができます
学資資金の場合基本的に途中で引き出すことはできません。
そのため、もしもの自体、急な出費などに柔軟に対応できます。

掛け金を増やせる

学資保険の場合、保険会社が提示するコース、金額でしか積立できませんが、
投資は自分の好きな金額で行えるため、
例えば、子供を医学大に行かせたいなどプランが大きく変わっても柔軟に対応できます

非課税で資産を保有し続けられる

また、新NISAは本来発生する税金が免除になるため税制的にも優遇されます。
特に、入学金のために売却した後でも、
非課税の枠は翌年には回復するため、今度はそのまま老後資金のために積立に使えます。

そのため、学資保険、終身保険のように目的ごとに用意、契約することがなくスムーズな資産形成が出来ます。

投資、新NISAで知っておきたい注意点、学資保険との違い

教育資金の形成には投資の方が効果的なことは分かりましたが、
一方で投資の特徴や学資保険との違いもしっかりと抑えておかなければいけません。

元本割れ、評価額変動リスク

まず投資をする上で当たり前になりますが、
投資資金が減ってしまう、売却タイミングの価額が良くない場合があります。

特に入学金目的などの場合は、お金がほしい時期が決まっているため、
それに合わせて事前に売却したりしなければならないでしょう。

また、リスクが高い投資、取引をする場合、そもそも資産がマイナスになってしまう可能性があります。
そのため、リスクとリターンのバランスを考えて投資先を選ばなければいけません。

保険的なサービスはない

また投資のため当たり前ですが、学資保険のような保険要素はありません。

そのため、別で掛け捨て保険に加入したり、
大きく利益が増えたタイミングで一部売却して置いて確保しておかなければいけません。

メンテナンス、売却は自分でやる必要がある

学資保険の場合、時期になったら自動的に振り込まれたり、
保険屋さんが定期的に挨拶しに来て、説明をしてくれたりしますが、
投資すべて自分で管理をしなければならない。
そのため、受け取りたい時の売却の処理、
暴落が起きた時のメンテナンスなど多少の経験と知識はどうしても必要になります。

ただ、メンテナンスと言っても証券会社からのお知らせを確認したり、定期的に売却したりとするだけで
そこまで難しい内容ではないでしょう。

まとめ 両方やってみるのもあり

今回は子育て世代が気になる子供のお金の問題、学資保険は必要かなどについて解説しました。

物価高、日本経済の推移から将来、子供へのお金の備えは必須です。

学資保険は貯まる金額の分かりやすさ、保険的サービスもありますが、
子供のためにより多くのお金を残すと考えた場合は適切な手段ではないと思います。

お金を増やすとしたらやはり投資は絶対しなければいけません。

ただそれでも不安な人はまずは投資と学資保険両方とも行ってもいいかもしれません。

しっかりとした投資先、学資保険を選べばマイナスになることはありませんし、子供にために残せる資産大きく拡大します。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

また、私のLINEアカウントでは、本当に安心して行える資産運用の方法をお伝えしています。
ご興味ありましたら、ぜひ友だち登録をしてご連絡ください。
きっとあなたの為になると思います。

本当に安心できる資産運用の方法を知りたい方はお気軽に追加してください。

タグ:

この記事をシェア!