
今回は「株株」という投資助言業者についてMr.ER的な視点で私見を述べていきます。
情報の引用はネットが基本ですが、
知り合いの知り合いなども含め、可能な範囲で伝手を使いながら、なるべくリアルで偏りのない観点から考察します。
コロナも当てた?株株って?
「株株」は投資顧問の中では投資助言業者にカテゴライズされます。
「投資顧問」とはいうものの、金融業界では一般的に「投資顧問」は資産運用会社=ファンドです。
そして投資顧問は投資顧問でも、株株は投資助言業者。
資産運用会社とは大きくが異なります。
会社としてのランク・レベルは当然、投資助言業者<資産運用会社。
だからと言って、投資助言業者のサービスの質が低いわけではありません。
誤解のないよう、お願いします。
株株のサービスって?
サービス内容は
①個別銘柄の推奨及びサポート
②コラムなど
他の投資助言業者と特に変わりないですが、投資助言一本で勝負しているのは好感が持てますね。
ただ如何せんプランが多いです。
全部は記載しませんが、全部で8種類もあります。
株式投資の売買助言をするのに、そこまで選択肢が多いのはちょっと違和感です。
その時の状況に応じて、
中小型株攻めてみたり、
流動性のある大型株でトレンドフォローしてみたり、
信用で空売りしたり、
と様々な手段を駆使するのは当然の話。
そして顧客=クライアントの意向に合わせて助言するのもサービス業として当然です。
いちいちプランで分ける必要はありません。
プランで分けている事自体に意味があればいいのですが、正直ないと思います。
「複数のプランを契約してほしい」という若干の商業的なビジネスの匂いがしますね。
8種類の中に「成功報酬」のプランもあります。
これが一番に理にかなっているプランだと思います。
複数プランを用意するのは辞めて、
成功報酬一本で、
あとはクライアントにハイクオリティーな売買助言をして、
WINWINになれば、それでいいのではないでしょうか。
まぁこれに関してはほぼ全ての投資助言業者に言える事ですがね。
結局、株株って凄いのか、凄くないのか。。。
判断していく上で重要なポイントは以下の2点。
①株株の最高顧問で分析判断者「橋本明男」
②橋本罫線
まず橋本明男さんについて。
この方はキャリアの大半が投資助言者としての活動になり、投資助言歴で言うと40年くらいになりそうです。大ベテランですね。
流石にこれだけ長い期間投資助言やチャーチストとして活動しているのでしたら、相当株に精通しているでしょうし、経験も豊富でしょう。
ただ株に詳しくて経験豊富くらいでは実力は全く判断できません。
知識と経験があっても株式投資で勝てるとは限りません。というか株で勝つことはまた別の事柄なんですよね。
もちろん知識も経験も素晴らしい財産だし、絶対あった方いいです。
でもそれで勝てるなら皆…って話ですよね。
そして橋本さんは独自の罫線分析をするそうで、それが「橋本罫線」と言うらしいです。
残念ながら、これに関しては情報が無さ過ぎて何も言えません。
チャート分析する上で罫線を使う事は特段珍しくないですが、橋本さん独自のアレンジした罫線なのでしょうかね。
株株で投資助言をしてもらうか検討する上で、橋本さんの情報は絶対必要だと思うんですよね。
そして罫線の情報はもっと重要です。
独自の分析ロジックを命名するのは自由ですが、キャッチコピー的な意味合いしかないのかもしれません。
株株の顧客からしたら、どんな罫線で分析していようが、パフォーマンスが伴えば問題ありませんからね。
結論として、橋本さん及び「橋本罫線」が凄いのか、凄くないのか、判定不能です。
最後に。
株株のHPにこんな事が記載されています。
ご新規様専用、特別銘柄
「テンバガー候補」
これどう思います?
テンバガーになる銘柄年間で1つあるかないかです。
そして株で利益を得て生き延びていくのに、テンバガーになる銘柄は必ずしも必要ではありません。
言い方悪いですが、テンバガーを狙うって一獲千金を狙うのと同義です。
私の知る限り、株式投資で一獲千金を狙って生き残っている人っていないんですよね。
キャッチーな事を言わないと中々集客が難しいのかもしれませんが、私的にはテンバガーとか言われると少々首を傾げてしまいますね。
まぁ橋本さんもその辺の事は心得ているでしょうから、実際に一獲千金を狙うような売買助言はしないのかもしれません。
投資助言業者のHPを結構見てますが、結構文言が強いですよね。
証券会社のパンフや、ファンドの目論見書では絶対見ないような文言がどうしても目につきます。
「テンバガー」「絶対」「100%」「ヘッジファンドや機関投資家が介入」など。
顧客に過度な期待を抱かせるのは金融トラブルの元です。
私的には、こうした文言ではなく、中身(明らかな凄腕のアナリストがいる、累計のパフォーマンスが良好など)が目立つ投資助言業者が増えて欲しいです。
現状は中身ではなく、広告戦略上の見せ方や文言の強さで、投資助言業者が競合してしまっていますね。
ニッチな業界なので、まだまだ発展途上という事でしょうか。
今回は以上です。
このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。
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