経済

退職代行のデメリットとは?トラブル、訴えられる可能性について

退職の画像

皆さんは退職代行を使う、あるいは使われたなどの経験はありますか?

サービスは聞いたことあるけど、具体的には分からない
興味はあるけどリスクが気になる

など色々と気になっている人は是非この記事を読んでみてください。

そもそも退職代行サービスは

退職代行とは、企業に対して退職を代わりに伝えてスムーズな退職をするためのサービスです。

ブラック企業の体質を持った会社は労働者の意志を尊重せず、
言葉、暴力様々な方法で気持ちを捻じ曲げてしまうことがあります。

その結果、逃げ出す人もいますが中には縮こまってしまい辞めたいのに辞めれないなんて人も多くなりました。

このような時代の流れから退職を委託するビジネスが生ました。

退職代行業者は、依頼を受けると労働者に代わり、
雇用契約の解除手続き書類作成退職金の支払い手続きなど、様々な手続きを代わりに行ってくれます。

そのため、会社に最低限しか関わらずに退職出来るため、数年で大きく需要が伸びました。

退職代行のデメリット、注意点

さて、一見簡単に仕事を辞めることのできる仕組みと思いますが、
もし使用する場合は様々な注意点に気を付けなければいけないでしょう。

費用の発生

まずどうしても費用は発生してしまう。

会社、行う書類作成などによるが基本的に数万円はかかってしまうことが多く、
ただ仕事を正式に辞めるだけなのに手数料を取られたような気分になってしまうだろう。

ただ、使う人からすると数万円で解放されるなら、、、
という心理状態だからある意味仕方ないのかもしれない。

情報漏洩

また、代行業務のため最低限の個人情報を提供は求められるでしょう。

特に住所や、場合によってはマイナンバーなども提出しないといけないので、
選ぶ業者によっては悪いことに使われてしまうなんてこともある。

信頼性

また、退職代行サービスはここ数年で流行り始めたためどの会社もまだまだ若いです。

そのため、セキュリティ、サービスが均一であるかなど、
様々な点で無条件に信頼できるのは難しいでしょう。

退職するという経験の損失

また退職行為というある意味貴重な体験を逃してしまいます

日本は終身雇用制度の名残もあり、人生における退職回数は4回程度です。

退職代行サービスを使うことでこの貴重な機会を逃してしまうかもしれません。

貴重とかじゃなくて辞めるというのが嫌だ

という気持ちももちろん理解はしますが、相手に自分の気持ちを正直に伝えるというのは人生においてはとても大事であり、
経験を重ねることでしか成長しないのです。

話し合うタイミングを逃す

また、退職代行を使うと会社との話し合いの場を自ら捨てるということになります。

退職をしたい理由には人間関係、仕事内容、給与面など様々な問題があります。

中には会社に相談すると部署替えをしてくれる、給与を上げてくれるなど案外簡単に解決することもあります。

転職活動はとても労力と時間がかかる大変な活動です。

そのため、会社に一言いうだけ変わるならそっちの方が楽ですよね。

退職代行が失敗、トラブルになるケースとは?

先ほどまでの注意点は機会を逃すなどのデメリット面の話でしたが、
退職代行にはそれ以上のトラブル、問題が起きることがあるのです。

もし、サービスを使用する場合はこのようなリスクにも気を付けなければいけない。

退職代行サービスが弁護士資格を持っているか

退職代行サービスにおけるトラブルになる原因の一つとしては弁護士資格があるかにあります。

対会社、対他人において代理を建てる場合は、原則として弁護士でないと都合が悪いことが多いです。

法律解釈の確認そして、書類請求を代理人で行う場合は弁護士でないと法的に問題が発生してしまうことが多いのです。

そのため、退職代行サービスがもし弁護士資格を持っていない場合
書類請求などをしてもらえないことがあるため、自分で会社に話す必要が生まれてしまいます。

意志のみを伝える

退職代行の内容を大きく分けた場合、

退職意志を伝える連絡係
②源泉など退職に必要、発生する書類管理

になります。

先ほども述べた通り②は弁護士資格が必要になる場面が多く、
資格のない退職代行サービスによっては①のみを行う場合があります。

会社からすると全く知らない会社から従業員の退職申告を受けるだけ
というどうしたらいいかよくわからない状態になります。

そのため、その退職代行がどこまで手伝ってくれるのかなどをしっかり把握しておかないとトラブルに発展してしまうでしょう。

業務上必要な引継ぎがされてない

また、退職代行を使っていきなり音信不通になり業務上の引継ぎがされてないと問題になる場合があります。

労働において退職は2週間以上前に言っておかないとならず、その間に必要な引継ぎ、業務の整理をしておくのが普通です。

しかし、会社が嫌だからとそれらを会社の承諾なしで行わないと業務放棄となってしまいます。

特に取引先とのやりとりが滞ってしまうなど、損害が発生するレベルになると損害賠償を求められることもあるため、
本当に気を付けなければいけないです。

メールでもいいから自分で伝えるのが結果的に楽?

さて、今回は退職代行サービスについての注意点やデメリットなどを見ていきました。

ただ、調べていくうちに

高額費用
信頼できる会社がまだ多くない
逆に会社間とのトラブルになる

など円滑な退職が出来ないことも多いみたいですね。

そもそもですが、
退職とはどうやったらいいのか?

イメージだと退職届を一筆書き、上司と向かい合って辞めますという感じだろうか。

しかし、退職は原則として自分の意志が伝われば何でもいいのだ。

そのため、メール、電話などでもいいし、個人的な事例なら知り合い経由で伝えたなんて人もいる。

人生、ビジネスにおいて自分の意志、主張を相手に伝えようとするのはとても重要なスキルです。

もちろん、うつ病などの場合は根本的に正常な判断が出来なくなっているので、
他人に頼らざる負えないでしょう。

しかし、お医者様に病気と認められてないレベルなら、
気持ちを伝えるという経験を積まないでおくのは勿体ないと思います。

今回は以上です。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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