経済

投資を老後から始めるのは危険なのか?将来に向けて今から考える

投資を老後から始めるのは危険なのか?将来に向けて今から考える

投資の主な目的は将来に向けて資産を増やしていくことにある。

そのため、早いうちからの投資が大事とされており、ここ数年20、30代に注目されてきた。

しかし、中には現在50代以上で投資を一回もしてこなかったという人たちもいるだろう。

将来に向けてというがもう数年後では?
今から行うにしても何をすべきかわからない

など若い世代に比べてスタートのハードルは高いだろう。

しかし、50代以上でも投資をするメリットは大きく、
興味がある、安定した老後を迎えるのなら是非行ってもらいたい。

現在の日本が抱える老後の危機

さて、今現在日本で老後を迎えるにあたり実は様々な問題があるのです。

そのため、老後に向けて大量の資産があるか、
いまからでも投資を行わないと大変な生活が待っているかもしれません。

増えていく老後費用

50代以降でも投資をしたが方が良い理由に増加する老後費用があります。

年金制度の変化や生活変化により老後費用がどんどん増える傾向になっています。

特に少子高齢化を筆頭に日本の財政は悪化しており、
物価に対して年金の受給額が低下、医療費の補助どんどん弱くなってきています。

また、日本は世界的にも長寿の国とされており、健康寿命と平均寿命が年々伸びています。

そのため、老後の期間自体が伸びてしまい、発生する手間、費用はますます拡大するだろう。

ベッドの上で10年待ことも?日本の健康寿命問題についてはコチラから
https://baitai-demo.site/economy/preparations-for-a-healthy-life-expectancy/

思わぬ出費

また、子供、孫がいる場合などはどうしても思わぬ出費が発生します。

子供の教育費や、子供世代の結婚資金の援助、住宅購入の支援などがあり、
ただでさえ大きな出費なのに資金を移動すると贈与税なども発生する場合があるのだ。

資産の贈与、生前贈与についてもコチラ記事でまとめています
https://baitai-demo.site/economy/precautions-when-making-gifts-during-life/

税金対策

また投資をしていくことで、保有している資産への税金を減らすこともできます。

例えば、積み立てNISAなど国が推奨する投資制度の中には
発生する利益に本来かかる税金が非課税になることがある。

現金を銀行に預金する場合、多少の金利が発生するが実はここで発生した利息にも税金はかかるのだ。

そのため、変動リスクはあるが資産の保存という面で非課税な仕組みを使えば、
投資しておくことはメリットになる。

円安リスク

また、そもそも日本円の価値が下がり続けているという現状がある。

現在様々な理由で、物価高、株価高、ドル高と続き、総じて日本円がドンドン安くなってきている。

アンコントロールな原因もあるが、実は長期的には日本はインフレを目指している傾向がある。

国の方針というのはなかなか変わることがなく、日本円は今後ますます価値が下がっている可能性があるのだ。

そのため、日本円だけで持つという状態は実質資産の低下になる可能性があり、
投資などで資産のカテゴリーを分散しておく必要がある。

注意が必要な金融商品とは?

さて、50代以降でも投資は始めたことが良い理由は多く確認できたと思う。

しかし、投資には不動産、株式、純金、国内など様々なカテゴリー、入り口がある。

もちろんどれも魅力的な投資商品だが、
投資目的に合った、リスクが考えられたものかは始める前に抑えてほしい。

不動産投資

不動産投資、購入を検討する際は、少し注意が必要だ。

投資目的、住まいとしてでも不動産は大きな額の購入となる。

そのため、ご自身の資産の割合が不動産に著しく偏ってしまうのだ。

不動産の相場は、様々な理由で下がる可能性があり、金額が大きい不動産はその影響を受けやすいのだ。

また、老後に足腰の低下、歩行機能の低下など様々な変化が起きる可能性がある。

持ち家の場合、これら変化に対応することが難しく、リスクとなってしまうのだ。

全く知らない投資商品の購入

投資をする上で、一番のリスクは投資商品について知らないということだ。

50代以降、老後などから投資を始める場合、自分の投資先がどんなものか実はわかってないということが多い。

中には銀行に行った際に、窓口担当にお勧めされたものをそのまま購入するなんてこともあるだろう。

また、仮想通貨など今話題だからと購入するのも危険だ。

市場が若い仮想通貨などはどのように変化していくかわからない。

このように知識不足、市場が読みずらいなどで不安定な投資先の購入はあまりお勧めしない。

分かりやすくメリット、利益が提示されている投資商品

また、分かりやすく毎月配当金が入ってくる絶対に成功するなどを前面に出している投資商品は十分気を付けてほしい。

投資の世界には実は詐欺のようなものが多く、配当金は入ってくるが手数料が多くかかる。

いつの間にか徐々に投資した株の評価が下がっていくなど、隠れリスク、コストがあるものが多いのだ。

本当に買うべきもの

さて、では50代、老後から投資を始める場合は、具体的にどのようなもの、購入をしてくべきなのだろうか

インデックス投資でコツコツ投資

インデックス投資は日経平均株価などの指数に連動して、一定の期間、金額で投資をする手法であり、
運用コストが低く抑えられます。

また、市場全体の動向に連動するため、個別の銘柄のパフォーマンスに左右されずに投資ができます。

投資のしやすさ、コスト、リスク共に非常に安定しており老後などからの開始でも十分安定して成果がでます。

ただし、投資先はしっかり選定する必要があります。

インデックス投資は投資先の市場が継続的に成長することが前提です。

そのため、例えば投資先が戦争を始めたり、経済的にずっと不安定になっていたらあまりお勧めできません。

債券、社債

また、株式ではなく債券や社債の購入も検討してよいかもしれません。

債券は国、企業などが発行する借金です。

金利は通常の株式よりも低めに設定されることが多いですが、
変動リスクなどは少なく、安定した運用がされます。

また、具体的な国、企業にお金を預けるため、投資のイメージがしやすいのもメリットです。

一生涯、投資はしても良いかもしれない。

国の景気悪化、世界情勢もあり今後は年金だけでの老後の生活は厳しく、
老後からでも投資をする理由は多くなってきました。
投資自体は様々な手法があり、リスクが大きいものもあります。
しかし、安定した運用ができる「守りの投資」もあり、
それらを組み合わせることで、盤石な老後が気付けるでしょう。

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