ポイント投資というものを皆さんはしたことあるだろうか?
Tポイント、dポイント、楽天ポイントなど様々なポイントが日本はあります。
これらポイントは支払い時に貯まり使えることで親しまれていたが、
最近はそのまま投資使えるようになってさらなる注目を浴びている。
しかし、これらポイント投資は投資としては資産は全然増えないことをご存じだろうか?
ポイント投資のデメリット
急なサービス変更、有効期限
ポイントは現金と同等に扱え、投資においても同等に使えてしまう。
しかし、これらポイントは企業のサービス、方針によって急に価値や使用が制限されることがあります。
例えば、多くのポイントには有効期限というものがあります。
そのため、一括で投資しようと貯めてたポイントを失ってしまったなんてことがあり得ます。
また、現金と同等とはいえ、
10pt = 10円なのか
10pt = 5円なのか
などレートが変わってしまうことがあるのです。
そのため、日本円と同等には扱えますが、企業のさじ加減でポイントは使用方法を制限されるため、注意が必要です。
使用先が制限される
また、ポイントの一番の特徴ですが、使える場所や商品が制限されることがあります。
そのため、ポイント投資してポイントを増やしても、使いたい先に使えない、
あるいは割高な購入になるなどが発生するのです。
投資商品が不明確なことが多い
また、ポイント投資は投資に慣れていない層にも分かりやすいように、
数種類の投資コースや銘柄に限定されていることが多いです。
投資先の銘柄の少なさはあまりいいことではありません。
また、手数料、コストなど割高な場合が多いです。
将来のポイントの価値が予測しにくい場合や、思ったよりも資産が増えなかったなどが起こり得ます。
税制優遇制度がない
つみたてNISAやiDeCoなど投資には政府からの後押し制度になる税制優遇された投資があります。
投資に発生する税金は約20%と大きく、効果的な投資をする上では節税対策は必須です。
しかし、これらポイント投資にはその税制優遇の制度がないのです。
そのため、例えば100万円利益があったら最大20万円分損をしてしまうなど、損でしかないのです。
ポイント投資のメリットはあるの?
また、もちろんですがポイント投資ならではのメリットもあります。
圧倒的お手軽さ
まず、ポイント投資は比較的少額の資金で始めることができます。
例えば、ポイントを貯めるためにクレジットカードを利用する場合、
普段の生活で使用する買い物やサービスを利用するだけでポイントが貯まります。
その溜まった数百ポイントをそのまま、投資として運用できるため、
投資の難しさ、投資額共に非常にハードルが低いです。
変動リスクがない
また、ポイント投資で使うポイントは日本円との変動リスクがほぼない点があります。
米ドルなどは経済変化により、1ドル140円から150円になったり常に変化します。
一方ポイントは元々企業の自社サービスへの囲い込みとして存在しており、日本円に対する交換率、変動があまりありません。
ポイントは通常、現金と同等の扱いができ、価値が下がることはほぼないです。
キャンペーンなどのお得さ
また、ポイントは自社サービスの囲い込みを目的に作られたため、
ポイント投資をしたり、保有することで、特典や割引を受けることができます。
特典や商品の価値が高く、それを売ることができれば、利益も得ることができるのです。
投資としては効果的な方法でない
ポイント投資ですが、そのお手軽さもあり今まで投資に馴染みのなかった層にも投資を気軽に体験できるようになりました。
しかし、資産を増やす「投資」として考えた場合、
ポイント制度の不安定さ
投資先の少なさ
手数料、コストの高さ
があり正直お勧めは全く出来ない仕組みと言えるでしょう。
投資はあくまで資産を増やす手段であるため、個人的には王道の株式投資をすべきと思います。
そのため、「投資」を行うのなら手軽さよりもお得さ、最終的なメリットをしっかり押さえておきましょう。
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