連絡手段やネット検索など様々な用途として重宝されるスマートフォンですが、
その利便性などから中学生、高校生などの若い世代のスマホ依存が深刻になっています。
今回は特に高校生など若い世代のスマホ依存の危険性や対策についてまとめました。
なぜ、スマホ依存が増えたのか
SNSによる人との繋がり
スマホ依存の増加原因は間違えなく、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の普及にあります。
SNSは友達や家族などやり取りに利用されますが、
写真の投稿、文章のつぶやきを多人数相手に共有できます。
そのため、メール、電話などに比べて他人と関わることが増えてしまい、
ついつい長時間SNSに没頭してしまうのです。
ただ長く使うだけならまだいいですが、SNSに没頭するため現実での生活がおろそかになることがあります。
ゲーム、動画などの多供給のコンテンツ
また、ゲームや動画などのエンターテイメントコンテンツもスマホ依存の要因です。
楽しい時間を過ごすためにスマホを手放せず、他のことに集中することが難しくなってしまうのです。
昔の場合はテレビによる放送時間など制限がありましたが、
今はサブスクリプションサービスによりいつでもエンタメコンテンツを楽しめるなど、スマホから娯楽が溢れています。
そのため、自制が難しい若い世代は依存症になりやすいです。
現実世界のストレス
また、現実のストレスや孤独感も依存に関係しています。
現実世界の家庭問題、勉強、人間関係など気持ちに折り合いがつかないことは多いです。
そのため、辛いことから逃げるためにも、ついついスマホに頼ってしまうのです。
幸いスマホは
SNSで見たいものだけを見れて
いつでも自分の好きなエンタメに触れる
など自分に都合のいい時間が過ごせてしまいます。
高校生がスマホ依存になる危険性
身体的負荷
まずスマートフォンの長時間の使用な身体的に負荷がかかります。
スマートフォンを眺め続けることでの視力低下、姿勢悪化、運動不足
スマートフォンを持ち続けることでの手先、指の変形
睡眠時間を削った使用による生活リズムの悪化
このようなことは成長期である中高生には深刻な問題です。
触れるべきでないコンテンツの閲覧、犯罪に巻き込まれる
また、スマートフォンを通じてSNSや様々なコンテンツに触れられるため、
未成年が関わるべきでない情報、つながりが出来てしまいます。
特にSNSによる多方面の人間とのアクセスは犯罪に巻き込まれたり、自分自身が犯罪者になってしまうなど社会問題にもなっています。
学力の低下
スマホの通知、依存により注意散漫になり、
結果的に勉強の際に集中力が低下し、学習が妨げられることがあります。
また、学業の問題などの答えを簡単にアクセスできてしまうため、
思考の放棄が発生してします。
学生時代という身体も思考も伸びしろのある時期においてこれはかなり致命的です。
スマホ依存を防ぐための具体的な対策方法
スマートフォンは、私たちの生活に欠かせない存在となり、
完全にスマートフォンを辞めるというのはほぼ不可能です。
そのため、あらゆる工夫をしてスマホ依存にならないために行動しなければいけません。
使用時間を決める
まず第一に、時間を制限することが重要です。
スマートフォンを使う時間を決めて、その時間以外は使わないようにしましょう。
例えば、宿題や勉強の時間にはスマートフォンを使わないようにすることが大切です。
今ならiPhoneなどの機能で一日の使用時間を制限することも出来ます。
もし、自制が難しいようなら設定などを見直しましょう。
使う場所を限定する
朝起きてから、食事中、通学中、トイレの中、授業中、お風呂とずーーっと触ってませんか?
説明するまでもありませんが、これでは依存症は抜け出せません。
もちろん、すぐに連絡が付かないといけないから肌身離さず持ってる人はいますが、
果たして高校生の何割がそんな生活が必要なんですかね?
友達、コンテンツとつながり続けることは気持ちいかもしれませんが、お風呂の間は部屋に置いておくなどして繋がらない時間も楽しみましょう。
通知をなるべく減らす
友達からの連絡であっても、行きつけのファミレスのクーポン配布であっても
「ピコーン♪」と音が鳴るようになっていませんか?
通知の設定を見直したり、スマホに触れる回数を減らすことでも十分依存は改善されます。
エンタメコンテンツなどはなるべくスマホ以外のデバイスを使う
また、全てをスマホで完結しないで
映画を見る時はテレビで
SNSはパソコンで行う
など物理的に使い分けるのは結構おすすめです。
スマホの恐ろしいところとして、ゲームするためにスマホを触っていてもSNS通知が目に入ってしまうなど、情報のアクセスのしやすさがあります。
情報のアクセスのしやすさは結果的に長時間利用に繋がってしまうため非常に良くないです。
そのため、スマホじゃなくても良いことはなるべく使い分けでスマホに触れないようにするのは効果的です。
現実の人間関係を楽しめるようにする
最後に家族や友人とのリアルでのコミュニケーションを大切にすることも忘れずにしましょう。
スマホを使えば会ったことない人や仲のいい友達と常につながることは出来ます。
しかしその結果、目の前の人間関係をおろそかにすると取り返しのつかないことになります。
高校生なら部活動、あるいはご近所さんでも構いません。
スマートフォン越しではなくちゃんと近くにいる人とのコミュニケーションを楽しめるようにしましょう。
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