日本人のほぼ全員が悩まされる花粉症。
さも当たり前のように過ごしていますが、よくよく考えたらここまで花粉症が多い国はかなりおかしいです。
ではなぜこんなに花粉が多いのか?
どうやって過ごせばいいのかをまとめました。
実は都市部で花粉症にかかっている人の割合が高い
都市部での花粉症の発生要因は何でしょうか?
花粉症は、春になると多くの人々が辛い症状に悩まされる病気ですが
実は都市部の方が花粉症の発症率が高いとされています。
実際に東京ではなんと約半分の48.8%が花粉症というデータもあり、都心と花粉症の関係はほぼ間違いないでしょう。
花粉症は、国民病とも言われるほど、多くの都民、国民を悩ませています。
平成28年度に都が実施した調査では、都内のスギ 花粉症の推定有病率は、48.8%と推計されています。引用元:東京都保険医療局(2019年版)
排気ガス、環境の悪さ
その理由色々あると思いますが、まずは都心部の交通量の多さにあるとされています。
都市部では交通量が多く、車やバスなどの排気ガスが発生します。
これらの排気ガスには、花粉をアレルギー反応を引き起こす物質に変化させる働きがあります。
そのため、都市部に住んでいる人々は、交通量の多い道路沿いなどで花粉症の症状が悪化しやすいのです。
さらに、都市部では建物が密集しており、風通しが悪い場所が多いです。
風が吹いても建物に阻まれるため、花粉が溜まりやすくなります。
そのため、都市部に住んでいる人々は、室内でも花粉症の症状を感じることが多いのです。
偏西風、周りの森林の影響
また、東京、大阪などの都心は周りに多くの山々がありそこから花粉が流れ込んでいると考えられます。
そのため、花粉が地形的に貯まりやすく重篤化しやすいと考えられています。
これらの要因が重なり、都市部では花粉症の発生率が高くなっています。
花粉症に悩む人々は、都市部での対策をしっかりと行うことが大切です。
自治体の花粉対策、伐採など
もちろんですが、このようなひどい花粉の状況に自治体も様々な対策を考えています。
例えば、林業者による杉の木の伐採も行われていますし、
花粉の少ないスギに変えるなど対策をしているようです。
しかし、一部の見識では花粉の発生を半分に減らすには約30年もかかってしまうらしく、
すぐに健康、経済効果に影響が出る政策はないのが現状です。
2024年度から花粉の発生源となるスギ人工林の伐採と花粉飛散の少ない品種への植え替えを集中的に進めることが分かった。全国に約441万ヘクタールある人工林の約2割を重点区域の対象とする。30年後に花粉の発生量を半分に減らすことを目指す。
根本的な解決は難しい
さてこのようにスギはすぐに解決するに量も多く、正直すぐに解決しない問題です。
そうなると個人で色々と対策をしなければいけません。
薬、サプリメント
まずよくあるのが、薬、サプリメントです。
抗炎症作用や抗酸化作用のある食品やサプリメントを摂取することで、花粉症の症状を緩和することができる場合があります。
ただし、個々の体質やアレルギーに応じて適切な食事やサプリメントを選ぶことが重要です。
注射
花粉症の症状を軽減するための効果的な治療法の一つとして、花粉症の注射療法(アレルゲン免疫療法)があります。
この治療法では、アレルゲン(花粉など)に対する免疫反応を緩和するために、
定期的にアレルゲンを注射することで免疫系を調整し、症状の軽減を図ります。
注射療法は花粉症対策の中では今一番効果的です。
免疫系に直接働きかけることで、2か月から半年ほど効果があるとされます。
しかし、その分費用も高く自由診療として1万円近くかかってしまいます。
避花粉する
また、花粉がひどい時期は花粉の無い地域に避難するものいいでしょう。
日本なら島などは花粉は全くありませんし、北海道、沖縄のような場所も土地柄からスギ花粉はほぼありませんね。
このような場所に連泊したり賃貸を契約するのもいいでしょう。
時期に合わせて住む場所を変えるのが賢いかも
今回は日本を取り巻く花粉の問題について考えて行きました。
東京都では約半数が花粉症になるほど社会的に問題になっています。
自治体も対策を考案していますが、正直大した結果にはならないでしょう。
もちろん、仕事、家庭の都合もあると思いますが、時期に合わせて引っ越すのが個人的に一番賢い生き方ではないでしょうか?
日本は花粉以外も、猛暑、大雪など時期、地域によってほかの国では信じられないくらい様々な問題があります。
そのため、例えば花粉、猛暑のひどい春、夏は北海道、
大雪、寒波がひどい秋から冬は沖縄
など季節に合わせて住めばほとんどストレスなく暮らせます。
非現実的と思いますか?
でも花粉のひどい東京で数十年間住み続けるのも個人的にはかなり非現実的な気もします。
もちろんどっちが正しいなんてのは個人の価値観ですが、一番大切なのは生き方を選べる選択肢を常に持つことです。
その選択肢を持つうえで何が必要か?
すでにあなたはもうわかっているのではないでしょうか?
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