
投資をする際に大事なのはルールを設けることである。
ギャンブルは一時の感情、カンなどでベットするか決めるだろうが、
投資はギャンブルと違いお金を稼ぐのではなく、着実に増やしてくことだ。
さて、そんな着実にお金を増やしていく投資として一番有名なのがインデックス投資ではないだろうか。
この記事ではインデックス投資のメリットをはじめ多くのことを確認していきたい。
インデックス投資とは何か?
さて、インデックス投資について改めて確認していこう。
インデックス投資は、株式や債券などの金融商品を特定の指数に連動させる投資信託の一種です。
指数とは、株価や債券価格などの市場の動きを表す数値のことです。
例えば、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などが有名な指数です。
それから指数に合わせて、コツコツと積み立てをしていく投資になります。
市場全体のためバランスが良い
インデックス投資の特徴の一つとして、市場全体をバランスよく分散投資するため、リスクを抑えることができます。
一部の銘柄や業種の好調・不調に左右されず、市場全体の動きに連動するため、個別の企業や業種のリスクを分散することができます。
一般的なイメージだと投資は、一つの会社の株を買ってそこが上がるかどうかというものですが、
インデックス投資は市場全体の投資のため、大雑把に言うなら景気が良くなるなら何でもいいという投資であり、リスクが低いのだ。
コツコツ投資のため、いつでも始められる
またインデックス投資は投資先の分散だけでなく、投資タイミングの分散もしているのが特徴だ。
トレーダーの中には株価が下がったタイミングで買う。
上がりつくしたら売るなど企業の分析をし、株価に合わせて取引をする。
しかし、インデックス投資は毎回決まったタイミングで決まった金額を投資する。
これにより急な変動によるリスクを無くせる。
また定時定額のため、投資を自動化することができ、
常に株価を気にするなどすることがなく、初心者には投資の距離感がとても良い。
投資信託の利回りとは?
さて、インデックス投資の魅力がわかったところで実際買った時の利回りについて確認していこう。
インデックス投資をするときは基本的には投資信託が良い。
利回りとは、投資した資金に対してどれくらいの利益が得られるかを示す指標です。
投資信託の運用成績を把握するために非常に重要な要素です。
利回りの計算方法は簡単です。
まず、投資信託の購入価格と売却価格を比較します。
この差額が利益または損失となります。
次に、その利益または損失を投資した資金で割ります。この割合が利回りとなります。
例えば、ある投資信託を1万円で購入し、1年後に1万5000円で売却した場合、利益は5000円です。
この利益を投資した1万円で割り、0.5(または50%)となります。つまり、この投資信託の利回りは50%です。
投資信託は様々な種類があり、それにより利回りは大きく変わっていく。
一般的にインデックス投資となり得る投資信託の場合は大体5%ほどの利回りとされている。
そのため例えば、
利回り(年利)5%
積立期間20年
毎月積立額1万円
と仮定した場合、
積立額240万円
利回り益 約150万円
合計約390万円
となる。
もちろん株価にもよるが単純な計算だと通常の積立預金より150万円も得をしてしまうのだ。
インデックス投資のデメリット
さて、インデックス投資の良さはわかったことだろうが、一応デメリットも確認しておこう。
市場全体が不調ならマイナス
インデックス投資は、市場全体の平均的なリターンを追いかけるため、
市場全体の動向に依存します。
例えば、アメリカ市場の指数を追うインデックス投資をしていたとする。
その際、例えばアメリカでパンデミックなど発生しアメリカ市場全体が冷え切った場合は、
インデックス投資で投資している投資信託の評価も下がってしまうのだ。
時間をかけてゆっくり増やす
インデックス投資は、時間的にも分散をして投資をする方法になります。
そのため、インデックス投資は短くても10年以上は投資として寝かせておく必要があります。
例えば、1年後に数百万円ほしい。数年後に開業するための資金が欲しいなど、
短期的な資金調達には不向きな投資です。
ある意味投資先が限られている
インデックス投資は市場全体を投資する手法のため、簡単に言うと市場の数しか投資先がありません。
もちろん参考とする指数などにより、同じ市場でもインデックスの投資信託は様々とあるが
通常の投資と比べたら選択肢は少ないだろう。
有名なインデックスファンド
さて、有名なインデックスファンド(インデックス投資の投資信託)を確認していこう。
米国株式インデックスファンド
証券会社によって名前は変わるがアメリカ全体を投資するインデックスファンドはかなりメジャーな投資だ。
特にS&P500という、アメリカの株式市場における主要な指数は
インデックス投資の連動先として有名であり、
この指数は、アメリカの上場企業のうち、大型株500社の株価の動きを示しています。
S&P500の構成銘柄は、幅広い業種にわたる企業が含まれており、
情報技術、金融、ヘルスケア、エネルギーなど、さまざまなセクターがバランスよく組み込まれています。
このため、S&P500の動きは、アメリカ経済全体の動向を示す指数として有用です。
有名企業となると「Apple」「Amazon」など一度は聞いたことある企業もあり、とても有力な指数である。
オールカントリー全世界株式
こちらも証券会社によって名前は変わるが、その名の通り世界全体に投資するインデックスファンドとなる。
全世界株式は、個々の国や地域の経済状況に直接依存せず、世界経済全体の成長に連動する傾向があります。
したがって、特定の国や地域の景気が悪化しても、他の地域の成長によってバランスを取ることができます。
また、全世界株式は、投資先の幅広さによってリスクを分散することができます。
一つの国や地域に偏らず、世界中の企業に投資することで、リスクを最小限に抑えることができます。
つまり、全世界の人類が繁栄をするなら投資するという投資になります。
ただし、証券、投資信託によっては内容が多少異なっている部分があり、
例えば、景気が安定しない国は省いているなど特色はある。
絶対にやった方がいい
さて、今回は投資の中で一番王道なインデックス投資について見ていきました。
時間のかかる投資方法になりますが、
初心者でも気軽に始められ、リスク、分散、リターン共に総合的に優秀な投資手段となります。
日本は今後どんどん不景気になると言われている昨今、自分の生活を守るためにもインデックス投資はぜひおすすめしたい投資になります!
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ちなみに、、、
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