投資が世間に浸透してきたこともあり、
NISA
投資信託
インデックス投資
などの言葉の意味を知って実際に投資している人も多くなってきたと思います。
NISAやインデックス投資は未経験の人も始めやすい投資として注目されており、
今後も投資する人を増やしていくでしょう。
しかし、いざインデックス投資をしたいと思っても
いつ始めるべきか
株価が高騰している時からでも初めていいのか
など正解は分からない人も多いと思います。
結論から言ってしまうとインデックス投資はいつでも始めて大丈夫ですが、
今回はその理由について細かく見ていきたいと思います。
そもそもインデックス投資とは?
まずインデックス投資について確認していきましょう。
インデックス投資とは、株式市場や債券市場などの特定の市場全体を追跡する投資方法のことです。
投資と聞いた時に特定の会社個々の株を買うイメージを持ちがちですが、
インデックス投資の場合、少なくても数十社の会社、数各国に一括で投資をすることが出来ます。
そのため、初心者にも管理がしやすい初心者向きの投資と言えます。
なぜいつから始めても問題ないのか?
色々な企業、国に一括で投資が出来るとはいえ、
なぜいつ始めても大丈夫なのか疑問に思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、そこにはしっかりとした理由があります。
長期投資を主にしているため
まず、インデックス投資は投資を始めてから数十年後にリターンを回収することを目的とした長期投資になります。
長期投資は様々な種類がありますが、一般的には配当金などの利回りで資金を回収するため、
例えば、投資を始めた翌年に急な暴落が起きても問題ないのです。
短期投資の場合、このような暴落は投資家人生を終わらせかねませんが、
長期投資においては最終的にプラスになっていれば問題ないのです。
実際に2020年頃に流行したコロナは人々の生活だけでなく、株価も著しく下げました。
しかし、その後政府の金融緩和やコロナ流行が落ち着いたことでコロナ以前より、
株価は実は大きく上がってます。
そのため、今の株価が高いと思っても経済成長が続く限りは、株価は基本的に上がっていくため、
インデックス投資はいつでも始めていいとされています。
成長が安定し期待される銘柄のため
また、インデックス投資先となる投資信託の多くは優良な指数に連動しています。
例えば、多くのインデックスファンドに採用されているS&P500という指数があります。
S&P500は、アメリカの主要な企業500社の株価の動きを示す指数であり、
言ってしまえば、今アメリカでイケている企業500社になります。
アメリカの株式は全世界の株式の実は半分近くあるとされてます。
そんなアメリカの上位500社なわけですから当然、優秀な企業ばかりです。
そのため、これら企業に連動する指数S&P500は今後もどんどんと値が上がっていくため、
いつ始めても、いや早く投資するに越したことないのです。
強いて考えるインデックス投資の注意点
さて、インデックス投資はもうこのように多く説明がいらないくらい優秀な投資法です。
しかし、もちろん投資をする以上注意しなければいけないところはあるので、
正直インデックス投資は他の投資に比べて全然少ないのですが、
最適な投資をするためにも確認していきましょう。
最初にマイナスになってしまうのは仕方ない
まず、注意点というよりはあるある話になってしまいますが、
インデックス投資を始めた時、いきなり評価額が下がってしまうことがあります。
初めての投資でいきなりマイナス
これでいいのか、、、?
もう売っちゃった方がいいのか、、、、
投資に不慣れなうちはこのようにアレルギーが起きたかのように資産のマイナスに反応してしまいますが、
少なくともインデックス投資においては全く問題ありません。
先ほども説明した通りですが、インデックス投資は長期投資です。
今の評価額のマイナスよりも数十年後の評価額、配当金のプラスを目的に投資しているのです。
そのため、マイナスが多少発生しても何にも問題ないので安心して積み立てていきましょう。
インデックス投資に不向きな投資信託もある
また、初心者だと
投資信託=インデックス投資
と思いがちですがこれは誤りです。
投資信託は様々な企業、国に一括で投資をする仕組みなだけで
必ずしもインデックス投資向きの内容かは別なのです。
例えば、特定の業界の様々な企業に投資が出来るテーマ型ファンドというものがあります。
一見、複数の企業に投資をしているため、インデックス投資になると思いがちですが、
業界別で考えると特定の業界だけへの集中投資になります。
集中投資は短期取引などでは優秀な手段になりますが、
淡々と積み立てる長期投資としてはリスクが大きく、インデックス投資と言えないでしょう。
インデックスファンドも利回りが大きく違う
また、インデックスファンドは星の数ありますが、利回りの高い優秀な投資信託は限られています。
この利回りの差は主には参考にしている指数に関係があります。
そのため、インデックスファンドなら必ず良いというわけではないので
銘柄ごとに
利回り
リスク
などをしっかりと把握しておきましょう。
長期投資と手数料
また、インデックス投資を始めとする長期投資は手数料をしっかりと意識しないといけません。
投資信託の主な手数料は
- 販売手数料
- 信託財産留保額
- 信託報酬
この三つです。
そして長期投資で一番注意すべきは信託報酬の割合です。
信託報酬は投資信託の運用に発生する手数料であり、要はサブスク額です。
投資信託の手数料額は本当にピンキリですが、
信託報酬は大体0.05%~1%あたりが多いです。
多くても1%ならいいのでは?
とも感じますが、数十年間インデックス投資をしていくと資産は数千万円も膨れ上がります。
仮に保有額が1000万円だった場合その1%ですから単純計算で年間10万円という大きな手数料が発生していることになります。
そのため、長期投資において手数料は気にすべきことであり、インデックス投資でも例外ではありません。
まとめ いつでも始めていい
今回はインデックス投資の始めるべきタイミングについて考えていきました。
特に初めて投資をする際は元本保証のない資産を買うこと自体に抵抗があるため、
どうしてもはじめの一歩が踏み出しずらいと思います。
しかし、インデックス投資においては
長期投資による安定したリターン
成長が安定して期待されている銘柄への投資
リスク、不安要素はかなり少なく安心して始めてほしい。
むしろ、インデックス投資となる、銘柄、指数は資本主義が続く、人類が繁栄し続ける限りは、
成長し続けるような投資先のため、いち早く始めるかが大事になってくる。
そのため、ちょっと勇気を出してまずは少額でいいので投資を始めてみましょう。
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