経済

新NISAとiDeCoはどっちから始めるべき?安定した資産形成するために

2024年から新NISAも始まって日本の投資はどんどんと加速してきています。

日本の主になお得な制度として新NISAとiDeCoがありますが、

どっちの方がお得
どっちから始めた方がいいか
と思った人は多いのではないでしょうか?

今回はこのお得な二つの制度「新NISA」「iDeCo」を比較してどちらから始めた方がいいのかを解説していきます。

本当に安心できる資産運用の方法を知りたい方はお気軽に追加してください。

NISAとiDeCoを比較

新NISAとiDeCoについて

まずそれぞれの制度に関して軽くおさらいをしておこう。

新NISA

NISAは、2014年からスタートした投資制度です。

メリットとしては、まず税制面での優遇が挙げられます。

投資においては原則、約20%の税金が発生してしまいますが、
NISAを使うことで税金を非課税にすることが出来ます。

さらに2024年から「新NISA」に制度内容が一新されて、対応銘柄運用目的の選択肢が大きく増えました

iDeCo

iDeCo(イデコ)とは、個人事業主向けに作られて確定拠出年金です。

今では一般的な会社員でも使えるようになりNISAと合わせて大きく普及した制度です。

iDeCoの特徴としては、
NISAと同様の節税が出来る一方、60歳以上にならないと引き出せない年金的特徴がある点です。

そのため、老後資金をしっかりと貯めたい人に人気です。

また、節税以外に所得税を控除出来ることも出来ます。

なぜ新NISAの方が良いのか

さて、冒頭でも結論を出していましたが、当記事では新NISAから始めるべきとお伝えしました。

その理由を挙げていきます。

取り扱い銘柄が多い

まずNISAとiDeCoで取り扱い銘柄数が大きく違います。

2023年の楽天証券で確認してみると

iDeCoは35銘柄
NISAは約190銘柄(2023年5月時点)

とNISAの方が圧倒的な銘柄数がある。

また、2024年の「新NISA」になってから銘柄数はもっと増えています。

株式投資の世界では日々、手数料が安い、利回りが良いなどより良い投資銘柄が誕生していきます。

そのため、取り扱い銘柄数が多いほどお得で自分に合った投資ができるでしょう。

資金拘束がされない

iDeCoの受取は原則、

本人が60歳以上になる
本人が死亡し遺族が受け取る

この二つのパターンでしか引き出せません。

一方、NISAの引き出しはいつでも行えるため、資金の流動性が非常に高いです。

「老後資金目的だし、別に引き出せなくてもいい」

確かに投資目的によってはこのように考えるかもしれませんが、
老後を迎えるまでに

事故病気に遭う
教育資金が予想以上にかかる
失業退職

など予定通りに人生計画がいかない場合があります。

そのため、投資をする上で資産の流動性はとても大事になります。

申し込みが楽

また、NISAの方が始めやすいという点もあります。

細かな提出書類の違いなどは証券会社によって変わってきますが、
iDeCoは勤め先の会社による書類作成などがあるため、
どしても手続きに時間がかかってしまいます。

下手すれば一か月ほど変わってしまうため、
ちょっとすぐに始めるのならやはりNISAの方がいいですね。

掛け金の金額

また、毎月積み立てられる金額は変わってきます。

新NISAの場合は制度が変わってしまったため、積立以外の投資も出来ますが、
月の上限は10万円までとなります。

一方のiDeCoは会社員、自営業などによって実は掛け金の上限が変わってきます。

第一号被保険者の自営業などの場合で最大6万8千円となります。

また、掛け金の変更もiDeCoは書類の提出が必要なりますが、
NISAの場合は証券サイトのボタン一つで変えることが出来ます。

配当金が出る投資が出来る

また、NISAの場合は利益を再投資するか配当金で受け取るかを選ぶことが出来ます。

そのため、配当金生活を送りたい場合はNISA一択になります。

iDeCoならではのメリットも一応ある

さて、投資をするうえではやはり資金の流動性などからNISAの方がメリットは多い。

ただ勘違いしてほしくないのはiDeCoも立派な節税の投資制度であり、
iDeCoならではのメリットももちろん多いので確認しておこう。

控除がある

NISA、iDeCo問わず投資益に対しての節税は出来ます。

しかし、iDeCoの場合は更に掛け金額に応じて所得控除を受けることができます。

元々、iDeCoは自営業向けに作られた制度のため、このような仕組みがあります。

しかし、控除を受けるには「小規模企業共済等掛金払込証明書」を年末調整または確定申告で提出する必要があります。

離婚、借金などで差し押さえされない

また、あまり知られてない特徴として、
離婚による財産分与自己破産などでの財産差し押さえなどの対象外という点があります。

投資にしろ、現金にしろ原則として同じ資産のため、
NISAを使ってても資産を差し押さえられてしまいますが、
iDeCoは確定拠出年金法に守られた年金制度の中の投資のため、唯一の対象外と言えます。

そのため、自己資産の確保が必要な人はメリットが大きいかもしれませんね。

会社からの支払いになる

NISAの場合は証券口座、クレジットカード支払いなどの場合は指定口座からの引き落としになるが、
会社員で勤めている場合は、会社側で給与天引き引き落としが出来る場合がある。

そのため、確実に投資することができるようになります。

まとめ NISAの方が一般的

今回は新NISAとiDeCoという日本の節税制度を比べてどちらから始めるべきかについて解説していきました。
両制度とも今の日本の投資を代表する立派な節税制度ですが、
様々なところで融通が利くため、どうしても新NISAの方がメリットは大きそうです。

ただ、この二つの制度の一番のメリットは併用できる点にあります。
そのため、新NISAから始めて、iDeCoも全額行う。
これが今の日本の資産形成の最適解と言えますね。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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