皆さんは、ゴールデンウィークは普段何をしていますか?
例年5日以上の連休になるため、多くの人が旅行に行ったり自由な時間の使い方をしていると思います。
しかし、このゴールデンウイークは実は日本だけの連休であり、
外国では全く別の連休の仕組みを持っています。
結論から言うとゴールデンウイークに合わせた休み方はおすすめできないため、
どうやって充実した連休を送るかを考えていきたいと思います。
ゴールデンウィークの始まり、由来
ゴールデンウイークは日本の祝日が続く期間であり、
具体的には、4月29日の昭和の日から5月5日のこどもの日までの連休を指します。
その年にもよりますが、2019年には10連休になったこともあり、日本の暦で実は一番長い連休期間になります。
それぞれの祝日は1948年に制定された祝日法によって誕生しました。
それ以降、長期連休は一般化されています。
「ゴールデンウィーク」という名称自体は、1951年上映された映画『自由学校』にあるとされます。
連休による映画の大きな動員をしたいと考え、宣伝用の言葉として「ゴールデンウィーク」という名称が使われました。
これ以降5月頭の連休をゴールデンウィークと呼ぶことが当たり前になってきました。
日本の休みは固定化されている
日本はゴールデンウィーク、以外にシルバーウィークなどの連休があるが、
実は世界的にはこのように固定化された連休はとても珍しい。
例えば、アメリカの祝日は全部で11個あります。
- 元日(1月1日)
- キング牧師の日(1月第3月曜日)
- 大統領の日 または ワシントン誕生日(2月第3月曜日)
- メモリアル・デー(5月最終月曜日)
- ジューンティーンス (6月19日)
- 独立記念日(7月4日)
- レイバー・デー(9月第一月曜日)
- コロンブス・デー(10月第2月曜日)
- ベテランズ・デー または 復員軍人の日(11月11日)
- サンクスギビング・デー(11月第4木曜日)
- クリスマス(12月25日)
その点、
日本の祝日は
- 元日(1月1日)
- 成人の日(1月8日)
- 建国記念の日(2月11日)
- 天皇誕生日(2月23日)
- 春分の日(3月20日)
- 昭和の日(4月29日)
- 憲法記念日(5月3日)
- みどりの日(5月4日)
- こどもの日(5月5日)
- 海の日(7月15日)
- 山の日(8月11日)
- 敬老の日(9月16日)
- 秋分の日(9月22日)
- スポーツの日(10月14日)
- 文化の日(11月3日)
- 勤労感謝の日(11月23日)
計16個もある。
更に三が日やお盆のような文化的な休みも含むと実は先進国のなかでは、祝日数は一番多い。
しかし、イメージとして、日本は働かなすぎ、あまり休めていないという認識があると思うが、
これは日本と海外の休み方に大きな違いがあるからだ。
他の先進国は休みたい時に長期休暇をとる
ではなぜ、日本よりも海外の方が休めているイメージが有るのか、
それは外国の連休はゴールデンウィークのような固定ではなく、自分の休みたい時に数週間の連休を取得しているからです。
例えば、アメリカやEU圏では国民の祝日とは別に自分で連休を設定して休みことが出来ます。
もちろん、日本も有給を使えば連休は出来ますが、
外国の場合、数週間、数か月の休みを当然に取得できます。
これは休みたい日は自分が決めるという文化が根付いている結果であり、
外国人からしたらゴールデンウィークのようなわざわざ国で休みを設定しないと休めないことはおかしいと感じるでしょう。
固定化された休み、ゴールデンウィークなどの特徴
さて、海外では国民の祝日は最低限に、
それ以外の休みは自分で設定するというのが当たり前で
日本のような国民全体が休みを合わせるのかおかしい文化のようですね。
では休みを固定化したゴールデンウィークにはどんな特徴があるか見ていきましょう。
観光地など人が集中しやすい
まず、多くの人の休みが被ってしまうため、
観光地、都心など集客力のある場所に必要以上に人が集まりやすい特徴があります。
これは観光業、飲食業などからすると売り上げの取りやすい日程を管理しやすいなどのメリットはありますが、
人込みがすごくて休めない
連休中に行きたいところに行けなかった
など連休を十二分に休めない可能性もあります。
繁忙期による物、サービスの値上げ
また、新幹線、遊園地などでは繁忙期、閑散期に合わせて値段設定を変えることが一般的で、
ゴールデンウィークではおそらく一年を通して一番高い値段設定になっている。
そのため、思った以上に費用が掛かる可能性があり、行動が制限されてしまう場合があります。
ゴールデンウィークは経済を圧迫している?
ゴールデンウィークが誕生してからすでに50年以上経ってますが、
実は今の社会には合わなくなってきている可能性があります。
人手不足による限界
まず、観光業、飲食業などの業界が人手不足であり、
ゴールデンウィークのような繁忙期に対応できなくなっている現状があります。
もちろんコロナによる一時的な人材不足もありますが、
2022年のデータでもホテル旅館、飲食店の半分以上は人手不足状態となっており、
せっかくの繁忙期を利用できていない状況が続いています。
人手不足企業の割合ランキング
正社員 非正社員 1 情報サービス(69.1%) 飲食店(76.3%) 2 旅館・ホテル(65.4%) 旅館・ホテル(75.0%) 3 飲食店(64.9%) 人材派遣・紹介(57.5%)
また、2024年4月から運送業界も就業時間に対するメスがはいるため、
今後ますますゴールデンウィークなどに集客を寄せすぎたことによる、業界への圧迫は悪化するだろう。
自分の希望に合わせた連休がとりづらくなる
また、ゴールデンウィークのような休みの多い日本では、それ以外の平日に、有給、連休を取りづらい状況があります。
実際に日本の有給取得率は50%代をほとんど推移しており、
2022年になってやっと62.1%という休暇取得率を達成したほどです。
平成9年から令和2年まで有給取得率の推移
ゴールデンウィークに旅行に行くのは良くない
さてゴールデンウイークの歴史、海外との違いについて考えてみました。
ゴールデンウイークのような固定化した連休は確かに休みの調整がしやすいメリットはあると思います。
しかし、固定化されたことによる、観光客の集中、値上げもあり十分に休みを取れない可能性方が高いです。
一方で、外国では大型連休は自分のスケジュールに合わせて取得ができるため、
柔軟なスケジューリングが出来ます。
現代の日本はリモートワークなどの自由な働き方が生まれてきている今、
もしかしたらゴールデンウイークという仕組み自体が
時代に合わなくなったおかしい制度になってきているのかもしれません。
正直な話、国が祝日は減らすということはほぼ不可能でしょう。
そのため、自由な働き方ができる、自由な連休を取得できる仕事をするか、
繁忙期のゴールデンウイークでもしっかりお金を使って十分に休めるよな収入を持つことが必要になってきます。
仕事に関して転職、昇格もあるので一概に言えませんが、収入に関しては副業、投資などの手段が多くあるので、
チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
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