経済

初心者向きではなかった⁉IPO投資は儲かるがおすすめできない理由とは?

IPO新規上場株というワードを聞いたことがあるでしょうか。

世間では「投資の宝くじ」などと呼ばれており、
一度はやってみたい、いつも応募しているが当たらない。

なんて人も多いのではないだろうか。

確かに大きく基本的は大きく上がることが多いく、
実際に過去には10倍以上の利益を上げて、
テンバガーとなったIPOもあるので多くの投資家に好まれています。

しかし、ちゃんとデメリットもあり、
個人的には初心者は実はあまりおすすめしたくない投資になる。

IPO投資

IPOの仕組みとは?

IPOは新規公開株とも言われ、
要は初めて上場する株式会社の株式を初めて公開することを言う。

そして公募がかかった投資家が株式購入し上場企業の一員になるのです。

抽選で投資家が選ばれる

そしてすべての投資家がいきなり買えるわけでなく、
上場する前に株を手にいれることができ、その権利を抽選で決めるのが、
よく聞くIPO抽選です。

IPOの抽選は投資家の中では一種のお祭り騒ぎになり、
抽選倍率も有名企業になると、数十倍になることもあります。

IPOの初値売り

なぜここまでIPOがお祭り騒ぎになるのかというと
公開したばかりの株は高騰しやすく、
初値売りをすることで高い確率で利益を得られるからです。

例えば、2018年に上場したメルカリを例に挙げよう。

IPO情報

会社名株式会社 メルカリコード4385
公開価格3000円(仮条件2700円-3000円)初値5000円
売買単位100株上場日2018/06/19

メルカリのIPOの簡単な情報は上のようになる。

まず、IPO抽選で当選した投資家は、
公開価格の3000円×100株でメルカリの株を事前に購入することになる。

その後、メルカリはその期待値から初値は5000円をたたき出した。

つまり、購入した価格より2000円も高値となっており、
ここで売却をすることで、50万円分を売却することになり、
購入費差分で20万円の儲けとなる。

これを数週間以内に売却ボタンを押すだけで儲けられるのだからIPOはやめられない。

もちろんこの利益の大きさはメルカリだからというところはある。

しかし、2023年に上場したIPO株92社のうち、69社は公開価格より初値が高く
75%の確立で勝てたと考えればだいぶ割の良い投資方法と言えるだろう。

IPO投資自体は初心者にはおすすめできない理由

単体で考えれば勝率75%と割がいいと思うが、
個人的には短期取引の経験が浅い初心者の場合はあまりお勧めできない。

公開前の株のため情報が少ない

まず新規上場株のため、その会社の情報が少ないです。

もちろん株式会社のため、会社のホームページなどの情報はありますが、
投資家として情報が全く足りていません。

そのため、憶測で会社の評価をする必要があります。

でもIPOは勝てるからいいのでは?

と思いがちです。

確かに勝ち越してはいますが、2023年のデータでは25%は負けてるんですよね。

特に抽選のため、絶対に勝てる有名企業の株を必ず購入できるわけではなく、
そのようなIPOは総じて倍率がすごいことになります。

どんな投資でもいえる大原則なんですけど、
よくわからないものに投資するほどリスクの大きいことはありません。

もちろん、IPO投資はまだ一般的な方法ですから下がっても数万円程度のマイナスになるとは思いますけど、
初心者からすると思わぬ痛手になるかもしれません。

必要資金が大きい

IPO投資大体10万から大きければ40万円ほどの資金が必要です。

計算式としては

公開価格 × 売買株(だいたい100株)

となります。

公開価格は主幹事証券により会社の状態により決まるが
仮条件というぎりぎりまで価格が決まらない場合もあり、
想像以上に資金が必要となる場合があります

そのため、資金が不十分な初心者だと、
公開価格が上がって購入できなかったり、
総資産のうち大半がIPOの資金になってしまい資産バランスが崩れるなどが起きてしまうのです。

資金拘束時間がある

また、IPOの抽選が始まると証券会社から必要な資金の拘束が起きます。

資金拘束自体はまあ仕方ないことですが、抽選開始から資金が拘束されることがほとんどで、
落選するまで一定の期間資金が使えなくなってしまうのです。

更にはIPO申し込みごとにそれぞれ資金が必要になる場合もあるため、
IPOを積極的にするには、
一定の資金力がどうしても必要になってしまいます。

急な値動きが発生する

また、上場当日は企業によっては数億円が動くとても重要な日です。

そんなタイミングに数十万円を投資するとなったら精神的に辛くなってしまう場合もあります。

特に初値売りをする場合は、
自分の資産が目まぐるしく変わる中で、売却をしなければいけません。

しかもその日の15時までに

例えば投資金が1万円とかなら失敗ありきで売却もいいでしょうが、
数十万円の取引となると耐えられない人もどうしてもいるでしょう。

そのため、急な値動きに対しての経験がどうしても必要になってきます。

売買しないという誘惑もある

また、初値が期待通りにならず、

成長性のある分野の企業だから、、、

のような言い訳を見つけて売買が出来なかったなんて人も多いです。

しかし、投資目的を急に変えるのは危険ですし、
特にIPO後なんて大抵株価は数か月下がり続けます。

まあ投資で「売る」ことって結構難しいことなので仕方のないことかもしれませんが、
それが難しいならそもそもそのような投資はしてはいけません。

まとめ 初心者には少し難しい

さて、今回はIPOについて解説していきました。

IPOの投資はその特異性から比較的お金を稼ぎやすく、
様々な投資から人気の商品です。

しかし、よくよく調べてみると

必ず勝てるわけではない
ある程度の投資資金が必要
売買取引に慣れてないといけない

など、初心者が始めるには少し難しいように感じます。

特にある程度の資産が必要になってくる点は、
経験やセンスではなく今までの投資の実績がないと準備するのも難しいでしょう。

初心者が短期取引で稼ぎたいと考えた場合は、
やはりFXスイングトレードのような多少の信用取引ありきで考えないと、
資産の拡大は出来ません。

もちろん、信用取引自体したくない、株式投資だけにしたいなど、
自分の趣旨に合わせて投資を選ぶのはいいことです。

しかし、一定の資産がないとおすすめしない投資も有るのもまた事実です。

そのため、無理にIPOをやらずにまずは別の短期取引などを行っていくのが良いと思います。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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