投資というのは始める、続けるのはかなり簡単なのだ。
コツコツと積立てる、勉強は必要だが企業、市場の分析を行い買い増しする。
爆発的に稼ぐのはコツと才能が必要かもしれないが、
徐々に増やす、安定して運用するのは実はそんなに難しくない。
しかし、投資を辞める、株を売却するときはいつも不安になる。
いつ辞めるべきか、これが正しいのか不安になりすぎて本当に売る、辞めるべきタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
今回は投資をいつ辞めるべきか、辞めるべきタイミングについて考えて行きましょう。
長期積立投資の辞め時、売り時を考える
長期積立投資とは、長期間にわたって定期的に一定の金額を投資することを指します。
インデックス投資などが主な有名な投資方法であり、投資のブームもあって知っている、もう行っている人もいるだろう。
インデックス投資についてはコチラ記事より
まず長期積立投資の目的について考えてみる
この投資方法は、将来の資産形成やリタイアメントプランに向けて、
少しずつ資金を積み立てることがおそらく大半の目的であり、老後資金、退職金として行う人が多い。
そうなると、退職時、還暦を迎えたらなど人生のタイミングで辞めるのがベストではないだろうか。
辞める準備
さて、タイミングとして老後、退職時などになるが投資には辞め方というものがある。
もちろん、分かりやすく65歳になったら全額売却などもいいかもしれないが、
投資には評価価格というものが存在する。
評価価格は株価や為替のようなものであり、そのタイミングによって変動する。
そのため、辞めるタイミングで不景気の大暴落が起きており、評価価格がどん底になっていることもあり得るのだ。
コツコツ辞めるか、徐々に切り崩す
さて、一括売却などがお勧めできないことは分かったと思う。
そのため、辞め方としては「コツコツ現金にしていく」「必要に応じて切り崩す」
ことをしていこう。
現金比率を上げる
「コツコツ現金にしていく」ということというのはつまり、
投資している株式を退職などのタイミングに向けて、
徐々に売却し現金比率を増やしていくのだ。
少しずつ売却することで評価価格などのリスクを回避でき、また病気などのもしもにも対応できるのです。
しかし、この場合は現金比率が増えていくため、投資による利回り、配当金の恩恵十二分に受けれなくなります。
もし、ぎりぎりまで投資の恩恵を受けたい場合は「必要に応じて切り崩す」方がいいかもしれません。
必要なお金の分だけ売却する
「必要に応じて切り崩す」は簡単に言うと、退職などのタイミング後に毎年、毎月などで必要な生活費分だけ投資を売却するということだ。
こうすることで、リタイア後も投資の恩恵を受けることができ株価が上がったりした場合、
思わぬ臨時収入を得られるかもしれません。
しかし、これは現金をなるべく持たないことにもなるため、病気などのもしもに対応できなくなってしまいます。
そのため、投資の売却、現金比率はバランスよく行っていきましょう。
大暴落タイミング、不祥事など
さて、長期投資だけでなく、個別株、株主優待投資、不動産投資、様々な投資の種類はありますが
投資を行っていると絶対に株価などが急に下がってしまう場合が有ります。
そのような時はどうすればよいのでしょうか。
暴落がトレンドの変更なのか
まず、株式などの暴落時について考えて行きます。
株価の急落は、様々な要因によって引き起こされることがあります。
例えば、経済の先行き不安や政治的なリスク、自然災害などが挙げられます。
これらの要因で、投資家は不安になり、株式を売却することが増え、その結果暴落することがあります。
また、最近ではSNSの発言や発信で企業の株価が変わるなんてこともあり様々な原因があります。
しかし、投資として気にすべきことは暴落が一時的なものなのかという点です。
日経平均株価、S&P500なんでもいいですが、コロナ禍の期間の株価を見てほしい。
コロナは世界的に流行し、感染防止のために様々な企業が影響停止、制限を受けて株価が大暴落しました。
もし、短期的トレード、信用取引などのリスクの高い投資をしていた場合は、損切をすべきかもしれません。
しかし、最終的にコロナ明けも目標に株価は高値を更新しました。
そのため、長期積立投資、コロナ発生後も数十年保有する目的なら売却する必要はありませんでした。
このように、株式の世界では数年に一度は歴史的大暴落などが発生しますが、
その大暴落が長期的なトレンドにはならない場合があります。
そのため、トレンドと自分の投資期間、目的に合わせて売却は検討しましょう。
不動産投資の売却
さて、不動産投資の場合は少し複雑になります。
不動産はマンション、持ち家、地方、都心など条件に応じて資産価値、目的が変わっていきます。
そのため、一概にこのタイミングに売るべきとは言えません。
しかしあくまで投資のため、根底にある「損をしない」「資産を増やす」ということを考えれば
自ずとタイミングは見えてくるかもしれません。
今から紹介するのはあくまで売却タイミングの一例ですので、不動産の売却しっかり分析と経験を積んで行ってください。
売却価格が高くなったら
不動産も評価価格があり、常に価格は変動します。
そして都心の発展や、国の財政によって購入価格よりも売却価格が高くなる場合があります。
不動産は所有するとメンテナンス、固定資産税などが発生するため、
利益が生まれるうちに売却するは良い判断と言えます。
大規模修繕が行われる前
またマンションの一室などを購入している場合は、築年数や修繕タイミングを意識してみいいかもしれません。
マンションは基本的に20年以上経過すると修繕や、メンテナンスが多くなってしまいラーニングコストが多くなってしまいます。
そのため、コストがかかる前に売却してしまうのも良いでしょう。
目的とリスクをしっかり意識する
不動産、株式でもそうですが売却するときに一番気を付けないといけないのは感情的になっていないかです。
コロナが始まった頃のことを思い出してみてください。
感染防止による、出勤停止、学校封鎖
インフラビジネスの麻痺、株価の下落
未知なるウィルスによる死亡率の報道
多くの心と感情を動かす情報が多かったと思います。
中には世界の終わりと感じて、地方、外国に逃げたり、
マスク、食料を買い占めて自宅から一切外出しなくなったりした人もいます。
さて、では現在の世界はどうでしょうか。
まだコロナによるマスク率などはありますが、正直人々の生活はあまり変わっていません。
もちろん、リモートワークの普及、健康意識の注目など変わったこともありますが、
それはあれだけ騒ぐべきことだったのでしょうか?
株式などにおいても大暴落が起き、市場はパニックになっていましたが、
今日の株価はコロナなんてなかったかのようになっています。
もちろん、目の前に危機が迫っているなら別ですが、
投資のような数十年後を見定めることにおいては
なるべく感情から切り離して現実と将来を捉えていかなければならないだろう。
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