技術

STAP細胞はなかった?

2014年1月週刊科学ジャーナル誌「Nature」に衝撃的なことが掲載された。

立行政法人理化学研究所の研究員、小保方晴子によって再生医療分野に革新的な影響を与える万能細胞「STAP細胞」が発表されたのだ。

この記事では人類の再生医療の在り方を変えるとされた「STAP細胞」について、またその発表によって起きた問題について取り上げているので是非、読んでいただきたい。

STAP細胞はなかった?

STAP細胞とは?

STAP細胞、正式には「刺激惹起性多能性獲得細胞」と呼ばれるこの細胞は再生医療の革命ではないかと思われた。

再生医療に使われるものとしては多能性細胞というものがある。

これは個で細胞分裂し身体のすべての組織の細胞に分化するというつまりは万能細胞と呼ばれるものだ。

この多能性細胞というものが再生医療において確立できた場合は、この世の様々な治療法のない病気を治せるとも言われている。

多能性細胞としてはES細胞やiPS細胞など種類があるが、これらは受精卵の胚から取り出したりし、医療という面ではコスト、時間共にかかってしまう問題を抱えていた。

しかし、STAP細胞は通常の体細胞を刺激することで細胞を作ることができ、再生医療の革新のためにもこの技術の確立に多くの期待が寄せられました。

小保方晴子とは、

小保方晴子は1983年に生まれ、幼い頃がから研究職を目指しており、特に再生医療について興味を持っていた。

彼女の好奇心、努力もあって2011年より理化学研究所とり研究員として再生化学の研究に取り組んでいた。

2013年には研究ユニットリーダーに着任し、その翌年「STAP細胞」の研究を発表し、世間を沸かせた。

発表から世間は彼女に注目し、割烹着を着て研究に取り掛かる可愛いらしい彼女の姿はよくテレビで取り上げられていた。

発表後、広がる疑惑

発表後の疑惑

発表後、「STAP細胞」について様々な議論、論争が始まり、再生医療の明るい未来の始まりと思われていましたが、事態は思わぬ方向に変わりました。

多くの学者はこの研究は大きな期待を受け、短期間内に論争が勃発しました。

しかし、一部の研究者からSTAP細胞の存在や論文のデータに対する疑念が高まりました。

理化学研究所統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員などによりTAP幹細胞「FLS」に不可解な点が見られ、数グループによる「STAP細胞」の再現、解析が行われた。

徐々に「STAP細胞」に対しての疑惑が大きくなっていった。

偽りの万能細胞

その後、小保方晴子と彼女の共著者は、論文の一部を撤回し、誤りがあったことを認め「STAP細胞」というものは存在せず、ES細胞という別の細胞であったとわかった。

STAP細胞の研究におけるデータの問題により、小保方晴子は研究所を退職し、一連の論文に関する誤りを認めるとともに謝罪しました。この事件は科学界における誠実性とデータの信頼性の重要性を強調し、科学的な調査と対策の必要性を再確認させました。

その後、小保方晴子は科学界から一時的に姿を消し、事件以降の彼女の活動についてはあまり公には知られていません。この事件は科学研究における倫理と信頼性についての重要な議論を引き起こし、注目される出来事となりました。

この記事のまとめ

今回は再生医療の希望になるかもしれなった、「STAP」細胞について取り上げました。

結果的には理化学研究所の小保方晴子ら研究員による誤った発表を世間に公開し、理化学研究所、日本の再生医療に対しての信用を大きく下げる行為となってしまいました。

しかし再生医療の研究はその後も進んでおり、今後の誠実な研究、発表に期待していきたいところだ。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

タグ:

この記事をシェア!