
皆さんはプライベートバンクというものを聞いたことがあるだろうか。
富裕層向けの銀行?海外にある銀行?みたいに雰囲気だけ知っている人もいるだろう。
今回はこのプライベートバンクの特徴やメリットなどを見ていきたい。
富裕層専用の口座、プライベートバンクとは
プライベートバンクとは、一般の個人や法人ではなく、
富裕層や大口顧客を対象にした金融サービスを提供する銀行のことを指します。
一般的な銀行とは異なり、プライベートバンクは顧客一人ひとりの資産状況やニーズに合わせたカスタマイズされたサービスを提供します。
古くは15世紀のヨーロッパで生まれた
実はその歴史は古く15世紀からあったとされました。
当時ヨーロッパは戦争や紛争が絶えず、
商人や王侯貴族自分たちの資産を安全に保管し、利益を最大化するために、信頼できる金融機関の存在を求めました。
そのため、より個人に特化した銀行としてお金の番人をしてくれるプライベートバンクが出来たのです。
プライベートバンクの良さ、メリットとは
個人に合わせた資産運用ができる
プライベートバンクのメリットとしてはまずなにより、個々の顧客に合わせたきめ細かなサービスが受けられる点が挙げられます。
一般的な銀行では、大勢の顧客を抱えているため、個々のニーズに対応することが難しい場合があります。
しかし、プライベートバンクでは、顧客一人ひとりに専任の担当者がつき、個別の相談や資産運用のアドバイスを受けることができます。
そのため、自分の資産状況に合わせた資産運用をフォローしてくれます。
利回りが良い
また個別に担当が付くため、利回りが良くリスクのバランスが配慮された資産運用ができます。
また中には資産家向けの未公開株の情報なんてものも提供してくれて大きく資産増加に貢献してくれるでしょう。
プライベートバンクの抑えておくべきデメリット
一方、当然デメリットとなることも存在します。
基本的に手数料が高い
個別に対応してもらう都合上、一般の銀行に比べて手数料や利率が高い場合があることがあります。
そのため、資産額によってはあまりうま味が感じられないかもしれません。
富裕層向けのため、口座開設自体に条件が多い
また、プライベートバンクの多くは、高額な最低預金額を求めることが多く、
中には社会的な立場が高くないと開設できないこともあります。
最適預金額は銀行によりますが基本的に数億円はないと難しいでしょう。
国内プライベートバンクと海外プライベートバンクの違い
また、国内外に使用出来るプライベートバンクはあり各々特徴があります。
サービス内容
まず、国内のプライベートバンクは、主に日本国内の顧客にサービスを提供しています。
一方、海外のプライベートバンクは、世界中の顧客にサービスを提供しています。
そのため、海外のプライベートバンクは、国際的な金融ネットワークやグローバルな資産運用のノウハウを持っていることが特徴です。
法律配慮
また、国内のプライベートバンクは、日本の法律や規制に従って運営されています。
一方、海外のプライベートバンクは、各国の法律や規制に従って運営されています。
そのため、海外のプライベートバンクを利用する場合は、
各国の法律などを知っておく必要があり場合によっては国際税理士などが必要になるでしょう
リスクヘッジとしては両方ともあったほうがいい
また、プライベートバンクは多額の資産を扱う都合上どうしてもリスクを配慮しなければなりません。
リスクを考えた時、国内だけで資産を持っておくは危険です。
そのため、海外のプライベートバンクもあったほうが良いでしょう。
庶民には無関係かもしれないが
さて、ここまで聞いて一般的な人たちにはプライベートバンクなんて関係ない、聞くだけ損と感じる人もいるかもしれない。
確かにプライベートバンクを持つには数億円単位の資産が必要だがそのあり方、考え方は取り込んでほしい。
例えば、最近はAIによる資産運用、投資などがある。
これもある意味ではAIというプライベートバンクに口座を預けていることになる。
また、リスクヘッジのために海外銀行の口座を開設したり、海外へ投資は少額からでも出来るため、
規模感は違えど、自分なりのプライベートバンクは作れる。
そのため、無関係だからと情報をシャットダウンせずに常にアンテナを張って自分の資産を守るようにしよう。
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