財政・金融

必須知識マネーリテラシーを高める7つの方法

必須知識マネーリテラシーを高める7つの方法

さて、皆さんはマネーリテラシーという言葉を聞いたことあるだろうか。

ここ数年でコロナを始めとして景気不安でこのマネーリテラシーというものは注目された。

自分には関係ないと思う人もいるだろうが、
今後自分が数十年後、普通の暮らしをするためには必須な知識となる。

今回はそんなマネーリテラシーの重要さと高め方を確認していこう。

マネーリテラシーとは?なぜあった方がいい

マネーリテラシーとは、お金や金融に関する知識やスキルのことを指します。

例えば、銀行口座の開設やお金の管理方法、クレジットカードの使い方、貯金や投資の方法など、
日常生活で必要な基本的な知識を身につけることができます。

また、自分のお金を有効に運用したり、不要な出費を抑えたりすることができます。

投資や節約の方法を学ぶことで、将来の資産形成や経済的な自立を目指すことも可能です。

なぜ、マネーリテラシーは最近注目された

ここ数年で、マネーリテラシーという言葉はかなり浸透してきたと思います。

ではなぜこんなに注目されるようになったのでしょうか。

老後2000万円問題

2019年6月に金融庁の公表から、老後は2,000万円必要だと報道が駆け巡り騒動になりました。

背景には日本の少子高齢化社会が原因とされており、
それに合わせた老後の資金不足問題は、日本において深刻な社会問題となっています。

将来の生活費や医療費の増加に備えるためには、多くの人々が老後に必要な資金を確保する必要があります。

現在、日本では年金制度がありますが、その支給額は限られており、
将来的には不安定になる可能性もあります。

そのため、個人で老後の資金を確保する必要になったとされ、
お金の扱い方を見直す流れが出来てきました。

コロナによる不況

更には2020年頃に台頭した新型コロナウイルスの感染拡大もマネーリテラシーの注目を浴びる要因になりました。

多くの企業が営業を停止し、失業者数が増加し、さらに、外国からの観光客の減少により、観光業や関連産業も大きな打撃を受けました。

知識だけでなく、経験として不景気を多くの人が感じ、より一層マネーリテラシーが注目されました。

マネーリテラシーの高め方

さて、マネーリテラシーを高めることは、将来の生活や経済的な安定につながります。
お金に関する知識を持つことで、適切な選択や判断ができるようになり、無駄な出費を減らしたり、将来のために貯金や投資をすることができます。
それでは具体的にマネーリテラシーを高める方法を見ていきましょう。

本やインターネットで学ぶ

とても当たり前のことかもしれませんが、本などによる知識の詰め込みは一番効果的です。

マネーリテラシーは古くは紀元前からある考え方であり、本をはじめとした様々な参考資料があります。

また、昨今は教養系のYouTubeなどもあり、それらから知識の研鑽をするのも効果的である。

家計簿をつける

家計簿をつけることには、多くのメリットがあります。

一番のメリットは自分の収入と支出を把握することができます。

収入と支出のバランスを把握することで、無駄な出費を減らしたり、貯金を増やすことができます。

また、家計簿をつけることで、自分のお金の使い方を見直すことができます。

何にお金を使っているのかを明確にすることで、必要なものと不必要なものを区別することができます。

例えば、毎日コンビニでお弁当を買っていることに気づいたら、自分でお弁当を作ることで節約することができます。

マネーリテラシーはお金の無駄を減らすことも大事とされているため、
無駄を見つけるためにも家計簿はつけてみましょう。

目標を立てる

マネーリテラシーを高めるために、行動していくのであれば将来の目標を設定することはとても効果的です。

例えば、将来に家を買うために3000万円必要なためお金を貯めたり
毎月の出費額を決められた金額に決めたり、
長期的に続けるためには具体的な目標を持って取り組みましょう。

節約する

さて、目標、知識も身に付けたらいよいよ行動です。

一番効果的なのは節約です。

水光熱などの生活費を見直したり、
買い物をする際に本当に必要なものだけを買う
使わないサブリクションは解約するなど
少しの意識でわかりやすく効果が出ます。

投資を学ぶ

節約を進め貯蓄ができたら、投資をすることをお勧めします。

リスクリターンを理解することで、資産を増やすチャンスを得ることができます。

投資に関してはコチラ記事を確認してみてください。

なぜ投資をすべきか?メリットと始め方をわかりやすく解説

専門家に相談する

しかし、中には自分で判断したり、専門用語などを理解するのが難しい場合もあります。

そのような時は、ファイナンシャルプランナーや税理士などの専門家に相談することで、
より具体的なアドバイスを受けることができます。

また、専門家ならではの裏技などもあるかもしれません。

継続し経験を積む

最後にこれが一番大事なことになります。

マネーリテラシー高めて、よりよい生活資産形成をするためには、
これらのことを継続していくことが大事です。

また、新しいことは怖いかもしれませんが、リスクの範囲内で挑戦することも大事です。

マネーリテラシーを高めることは、誰にとっても重要です。
特に若いうちから学び、お金に関する知識やスキルを身につけることで、
将来の経済的な安定や豊かな生活を築くことができます。

学校で学ぶ投資

さて、実はマネーリテラシーを高める動きは教育の場にも広がっています。

2022年度、高校の新学習指導要領にて、家庭科の授業で「資産形成」に教えるように規定したのだ。

つまりこれからは、家庭科の先生が裁縫や調理実習に加え、
株式や債券、投資信託など基本的な金融商品の特徴を教えることになる。

筆者の高校では家庭科はそれこそ近所のお母さんみたいな人が担当していたが、
今後はそんなお母さんが教えていくのだろうか、、、、

実際教育現場では戸惑いも広がっているが、
金融庁は「出張授業」や教材づくりなどを通して現場のフォローをしていくそうだ。

マネーリテラシーは義務教育にすべき

さて今回はここ数年で注目されたマネーリテラシーについて説明してきた。

今後の日本経済の傾向から各個人がしっかりしたマネーリテラシーを持つことは重要とされ、
金融業界、教育業界問わず様々な面で学び、実践の場が設けられた。

しかし、他の先進国を見てみるとマネーリテラシーの意識は日本よりも高く、
現状日本のマネーリテラシーは低すぎると言えるだろう。

今後は自分の身を守るためにも大事な教養であり、
個人的には将来使わない古典などを教える前にマネーリテラシーを義務教育から教えるべきではないかとも思う。

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よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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