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真の高配当株の見極め方、IR情報から分かる企業分析と重要なポイント

真の高配当株の見極め方、IR情報から分かる企業分析と重要なポイント

NISA、イデコ、ETFなど投資は現在、様々な方法があり
どれもお手軽に様々な株にお手軽に投資が出来るようになりました。

しかし実は高配当株、特に日本の高配当株にはお勧めできるETF、投資信託がありません。

そこで多くの日本の投資家は個別で企業研究をして、良い会社かを選定しているのです。

今回は良い高配当株を探すことを目的にした企業研究の方法と注意点を学んでいきたいと思います。

まず高配当株とはどういうものか

高配当株とは、利益配当を多く支払う企業の株式のことです。

基本的に企業は株式などで集めた資金をビジネスに回し、成長へとつなげますが、
経営が安定している、または多くの資金を調達したいなどの企業の状態によっては
配当金を多く出すことがあります。

詳しい高配当株のメリットなどはコチラ記事より

高配当株投資のススメ

企業の見極め方

さて、では今回の核心の部分のことになる企業に投資をする際は、いったいどこから情報を得て、判断するのだろう。

CMを多く見かけて印象良い会社、配当金ランキングで上位の会社などの判断もいいが、
投資として株式を購入するなら「IR情報」というものを確認しておこう。

IR情報

IR(INVESTOR RELATIONS)とは、企業が株主や投資家に対して情報を提供することを指します。

企業が進んで提供している情報のため、企業の公式ウェブサイトやIRポータルサイトで無料で入手することができます。

下記のような投資情報サイトで様々な企業のIR情報が閲覧できます。
「IR STREET」
https://www.irstreet.com/new/jp/

ここには、企業の財務情報業績報告書株主向けのプレゼンテーション資料などが掲載されています。

IR情報のどんなことを見た方がいい?

さてIR情報について細かく見ていくが、正直情報量はかなりある。

どれも大事な情報であり理想はすべて知るだが、今回は高配当株投資において最低限重要な部分だけを取りまとめていこう。

中期経営計画

中期経営計画とは、企業が将来の方向性や目標を明確にするために策定される計画です。

主に3年から5年の期間を対象としており、
長期的なビジョンや戦略を具体的な目標や行動計画に落とし込む役割を果たします。

社長の交代、経済の変化などにもよっても大きく変わることがあり、
企業の将来の成長や競争力を知る上ではとても大事な指標になります。

長期的に投資を行う高配当株投資においては会社の数年後の動向も意識しないといけません。

新サービス、投資家向けのプレゼン

IR情報には投資家用に向けた新サービス、商品や情報があります。

これらも今後の会社の将来性を決めるものになるためしっかり目を通しましょう。

決算短信

決算短信は、企業が毎期末に発表する財務情報の報告書です。

企業の収益利益資産負債の状況など、さまざまな財務データを含んでいます。

これらの情報は、企業の経営状況や将来の成長性を評価するために重要な要素となります。

決算短信は通常、四半期ごとに発表されます。

一般的には、3月末、6月末、9月末、12月末の四半期ごとに発表されます。

また、年次決算の場合は、1年間の業績や財務状況をまとめたものが発表されます。

決算短信を読み解く

IR情報の重要点を挙げたが特に決算短信はかなり重要である。

先にも書いた通り、企業の収益、資産などの情報が記載してあり、
現状の企業の体力、武器等が見えてくるのだ。

決算短信は細かな数値がいっぱいあるが高配当株として考えた際にではどこを見た方がいいか考えて行こう。

配当利回り

当然だが高配当株投資のため、配当利回りは確認してほしい。

一般的に高配当株は3-5%ほどの利回りがあるとされており、これを目安に選定するのが好ましい。

しかし、企業によっては利回りが2%帯でも安定した経営が出来ていたり、セクターの分散という目的で購入するもの良いだろう。

売上高、EPS

高配当金を捻出するためには事業規模、利益が出ていないといけない。

そのため、企業の売上高一株当たりの利益(EPS)が安定して右肩上がりであることが重要である。

注意してほしいのは、直近が高いとかではなく、安定して右肩上がりという点だ。

ビジネスはタイミングによっては突発的に利益が出ることがある。

しかし、高配当株投資においては長期的に配当金が得られることが大前提だ。

そのため、企業、売上の安定性で判断してほしい。

自己資本率

自己資本率とは、企業の総資産のうちどれだけ自己で保有しているかを示す割合を表します。

企業には銀行で借りた借金など様々な負債を抱えていることがあります。

それらが多いと経営の安定性、信用性が下がる可能性があり、ビジネスに大きく影響します。

そのため、特に高配当株投資においては
自己資本率が高い企業を確認しておく必要があり、業種などにもよりますが、自己資本率が50%前後だと優秀な企業であると考えれます。

配当性向

また、企業が投資家にどれだけの配当金を回しているはとても重要です。

配当性向は利益に対しての配当金の割合を言います。

企業の経営状態によってもボラティリティはありますが、基本的には40%前後だと投資家をとても大事にしている企業と言えるでしょう。

逆に高すぎる場合は、利益をほとんど配当金に回しているということになります。

一見良いことと思いますが、もしもの貯蓄をせずに配当金に回しているともいえるため、注意が必要でしょう。

DPS

DPSとは一株当たりの配当金という意味であり、実際にどのくらいのお金がもらえるかの指数になります。

DPSにおいて必要なのは安定性と成長性です。

企業は一般的に成長と安定を目指して経営しています。

そのため、その業績、影響が正しく配当金に反映されているかはとても大事になります。

また、配当金の推移を調べてみると稀に今年だけ、数年前だけ配当金が多かった、みたいな企業を見かけるかもしれません。

これは起業周年記念やボーナスのように経営側が意図的に設定した配当金であり、売上、利益に反映したものではないことがあります。

このようなボーナス配当金があると高配当株のランキングに乗りやすく投資したくなってしまいますが、
売上、利益の実態と合わない場合が多いです。

そのため、企業研究時に注意しなければなりません。

高配当投資は中級者向け投資であることに注意

さて、高配当株投資をするにあたり注意すべきことについて確認していきました。
特に企業分析をする上では「決算短信」の情報を読み解くのはとても重要になります。
このような企業分析は投資信託などは委託出来ますが、残念ながら国内の高配当株としてお勧めできる投資信託は少ないです。
またそもそも日本市場自体が読み解くのが難しいということもあり、国内高配当株投資は中級者向けの投資であると言えます。
もし、興味がある場合はご自身でしっかり勉強をして取り組みましょう!

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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