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日本株とアメリカ株、どちらを買うべき?

日本株とアメリカ株、どちらを買うべき?

株式投資に興味を持ち始めた頃のあるあるとして、
この疑問は一般的ではないだろうか。

資産形成において株式投資は多くの人にとって魅力的な手段ですが、
どの国の株式を選ぶかは重要な決断です。

日本人だし、信頼できる日本株が良い
規模感が全然違うからアメリカが良い

正直、この疑問に明確な答えをお伝えすることは難しいかもしれません。

ただし、両者の違いや市場の特性を理解することで、より賢明な投資判断ができるようになるでしょう。

日本株と米国株の特徴と選択のポイント

日本株とアメリカ株、どちらを買うべきなのでしょうか?

まず、両者の特徴を見てみましょう。

日本株は、日本の企業の株式を指し、自動車や家電製品などの製造業セクターが盛んであり
世界的に有名な企業も多く存在します。

また、日本の株式市場は、比較的安定しているとされ、配当金の支払いも多い傾向にあります。

具体的な例を挙げてみると、
日本株の代表的な企業としては、トヨタ自動車ソニーがあります。

数十年単位でこれらの企業は、安定的な業績を維持しており、長年多くの投資家に安心感を与えました。

一方、アメリカ株、アメリカは世界最大の経済大国であり、多くの大手企業が存在します。

アメリカの株式市場は、非常に活発であり、成長性の高い企業も多く見られます。

アメリカ株の代表的な企業としては、アップルやアマゾンがあります。

これらの企業は、急速な成長を遂げており
日本でも知らない人はいない大企業です。

投資先としての違い

では日本で投資をする際、日本株、アメリカ株の違いを見ていきましょう。

市場規模はアメリカが強すぎる

世界地図を広げてみればわかりますが、そもそもの国の規模感が違います。

大きな国の中でも特にアメリカ株式市場は、
世界最大の市場規模を誇っています。

その規模は非常に大きく、数兆ドルにも上ります。

この市場では、様々な業種の企業の株式が取引されており、
アメリカの株価の影響は全世界に影響を与えると言っても過言ではありません。

そのため、アメリカ株への投資は他の市場に比べて成長性が高いともされるため、
長期的な経済成長が期待できます。

日本市場はあまり動かない

市場規模では大敗しますが、日本市場は、流動性が高い株式でも比較的値動きが安定していると言われています。

これは、日本企業の経営方針が安定していることや、
長期的な投資を重視する投資家が多いことによるもので、守り気味の投資の特徴があります。

配当金が貰えるタイミング

株式を購入すると配当金が貰えるタイミングは一般的には

アメリカは年に4回
日本は年に2回

となっている。

投資の面で考える場合は、投資のリターンはなるべく早い方が良く
小出しでも早くもらえるアメリカ株の方が優秀と言える。

株主優待というガラパゴス制度

日本株の投資のイメージとして株主優待をもらって贅沢できるというものがあるだろう。

しかし、この株主優待は日本株だけの特徴である。

株主優待は、会社の業績や経営方針によって内容や提供方法が異なりますが、
一般的には株主に対して商品割引やサービス特典を提供することが多いです。

そのため、投資でお金を増やすではなく、今の生活が楽しくなる。

など、投資で得られたい結果によっては日本株の方がいいかもしれません。

ただし、この株主優待制度は近年では廃止する企業も多く、
また、株主優待が充実している企業の株価はあまり上がらない傾向もあるため、
キャピタルゲイン(売却益)ねらいの投資には少し相性が悪い。

アメリカ株の方が課税は多い

株式には利益に対して税金がかかる。

一般的には20%の課税とされ、これはアメリカ株、日本株どちらを買う際も共通だ。

しかし、アメリカ株の場合は、日本の20%課税とは別にアメリカで約10%の課税を受けるため
トータルで30%課税となってしまう。

そのため、税金面でいうのならアメリカ株の方が不利である。

ただ、これは積立NISAでアメリカ株を買ったり、
外国税額控除など制度によっては税率が変わるため、少しの工夫でアメリカ株をお得にも買えてしまう。

為替手数料、為替変動

さて、アメリカ株、日本株の購入において一番大事な点である。< 基本的にその国の株を買う際はその国の通貨で買う必要がある

そのため、アメリカ株を買うときは米ドルで、日本株を買うときは日本円で買うのだ。

証券会社によっては米ドルの両替も同時に行ってくれるサービスもあるため、
日本円でアメリカ株を買えてしまうイメージを持ちやすいが正確には両替をしており、
日本でアメリカ株を買う場合はこの両替が一番気にしなければならない。

なぜなら、為替には手数料と変動があるからだ。

投資タイミングによっては円安、円高とあるため、
どうしても日本円から購入する場合は割高になってしまうことがあるのだ。

さらに両替のたびに手数料が発生してしまうため、トータルでかかる費用はアメリカ株を買う方が多い傾向はある。

日本株は日銀に支配されている

さて、ここで一つ押さえておきたいことがあり日本市場の筆頭株主は日銀であり、
いわゆる政府なのだ。

株式は大暴落時などに景気の混乱のために国が株を買い支えることもあり、どの国もある程度は国が株を保有している。

しかし、日本においてはその割合が7%と他の国より高い

これはつまり日本国が何かしらに理由で株を手放した場合株価が暴落してしまうのだ

このように政府と株価が密接な関係にあるため、
日本株市場は実は日本政府でたまたま安定しているだけで、
いつ変動するかわからないという政治的リスクを大きく抱えている。

そのため、日本だからと安心した投資は実はできないため、
投資家の中には日本株は初心者にはお勧めできないという見解もある。

まずは自分の投資目的を定めよう

さて、今回はアメリカ株、日本株の特徴を見てきた。

一般的にはその成長性市場規模から投資で資産を増やすなら
アメリカの方が手堅く、初心者にもお勧めしやすい。

ただし、アメリカをはじめ外国の投資は為替手数料、変動リスク
また、その国の政治、情勢などをしっかり把握していた方が良いなど、ある程度のリスクはある。

日本株は、市場規模の大きさ、政府と株価の関係からあまり初心者向けの投資先とは言えません。

しかし、課税額の低さ、株主優待など面白い制度は多く、

今の生活を楽しむ
好きな企業を支えたい

など、ただ資産を増やす以外の投資としてはとても面白いと思います。

自分の価値観資産運用目的などをしっかり見て、今の情勢にあった投資を選択していきましょう。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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