財政・金融

株の種類をわかりやすく解説。グロース株とバリュー株とは 

投資をする際に皆さんは投資先がどういう株かをちゃんと理解しているだろうか。

有名な企業だから、ネットでお勧めされていたからと安直な理由で投資をしてはいないだろうか。

投資先の商品を分析、分類する際は様々な手法が存在するが、グロース株、バリュー株という分類をしてみると結構分かりやすい。

グロース株、バリュー株という考え方は投資の世界ではとてもメジャーな方法であり、
絶対に知っておいてほしい。

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株の種類をわかりやすく解説。グロース株とバリュー株とは 

グロース株とバリュー株の定義と特徴

グロース株バリュー株は、株式投資においてよく使われる言葉です。

それぞれどのように違うのか見ていきましょう。

グロース株

まず、グロース株とは、成長性が高く将来的な成長が期待される企業の株式を指します。

これらの企業は、新しい技術や商品を開発し、市場をリードすることが多いです。

有名なところなら、ソフトバンク、メルカリ、Appleなど、
インターネット業界などの成長市場、多種展開している企業などが挙げられます。

バリュー株

バリュー株は企業の特徴などよりは、株価に対して実態が割安だと考えられる株式を指します。

安定した収益や資産を持つが、株価が実態に比べて低い場合があります。

例えば、伝統的な製造業や銀行などがバリュー株の代表例です。

その相場において割安かが基準のため、バリュー株であるかその都度見極める必要があります。

投資家から見た違い

グロース株とバリュー株、どちらとも、それぞれの要因で今後株価が上がると考えられる株式になります。

しかし、投資家の方針によってはまるで違うものであるためそれぞれの違いを見ていきましょう。

成長率の違い

双方、成長しやすい株式ですが成長率は違います。

バリュー株は格安な株式という意味で、確かに右肩上がりになりやすいですが、
市場が成熟していることが多くその上がり幅は限定的です。

一方、グロース株は新しく生まれた技術、業界であることが多いです。

例えば、スマートフォンはここ数年で新しく生まれた技術ですがその成長速度は凄まじいものでした。

そのため、スマートフォンに携わる企業の多くはグロース株に属しており、
ここ数年での株価の上昇幅も数百倍もありました。

成長速度の違い

また、同様の理由で成長速度も違います。

多くのグロース株は旬な時期があり、それに合わせて多くの人とお金が流れます。

一方、バリュー株は相対的な評価が低い結果、割安なため変化は緩やかなものです。

しかし、この成長速度はマイナス方向にも伸びる可能性があります。

グロース株の場合は特に熱が過熱しやすく、実態よりも株価が吊り上がってしまう場合があるのです。

そうなるとある日一瞬で株価が暴落したりしてしまう可能性があるのです。

配当金の有無

また配当金の有無は全く違います。

バリュー株は市場が成熟しきった企業が多く、そのような企業は資金を安定して得るために配当金を多く配る傾向があります。

一方で、グロース株は全く配当金がありません。

それにはちゃんとした理由があり、グロース株の会社は配当金に資金を回すなら、ビジネスに回した方が利益になるからです。

グロース株は市場、株式の成長速度が、すさまじくタイミングを逃すとライバル企業にチャンスを取られてしまうことがあります。

そのため、配当金なんて配る余裕はなくどんどんビジネス投資していきます。

ビジネスが上手くいけば株価も上がるため、投資家へリターンは大きいですが、
配当金などの即金で手に入らない点は注意が必要です。

分散投資になるか

グロース株は成長する市場という限定的な株のことを指すため、
分散投資には向かないです。

そのため、グロース株投資をする際は、別セクターへの投資または一定の現金比率を保ち、
リスクヘッジする必要があります。

探しやすさ

また、どれがグロース株、バリュー株であるかの探しやすいさも変わっていきます。

バリュー株は割安な銘柄を市場との乖離、銘柄分析を行ってエビデンスを確認する必要があり、経験とコツが要ります。

一方グロース株は成長しようとしている、つまり注目されている業界を指すため最悪ニュースを見ればわかってしまいます。

今ならEV車の銘柄は今後の成長が期待されているためグロース株であり、このような銘柄に投資するのが良いでしょう。

自分の投資傾向を見極めよう

さて、バリュー株、グロース株それぞれの特徴を見てきたがいかがでしょうか。

もちろん、すべての株式がバリュー株、グロース株に分類される訳ではないが、
投資に適している株式、債券という条件ならバリュー株、グロース株に必ず分類できるだろう。

それぞれはリターンとリスクのバランス、市場の成長速度など様々な面で違いがあるため、
自分の投資がどのくらいの期間、リターン、リスクを求めているかをしっかり踏まえておく必要がある。

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