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平均利回り3%!リスクとリターンが安定している高配当株ETF「VYM」を解説

平均利回り3%!リスクとリターンが安定している高配当株ETF「VYM」を解説

投資について安定した配当金はほしいけど、
何社もの株を買ってメンテナンスは面倒だ。

このように考えたことはありませんか?

投資、特に配当金目的で株を購入する際は、メンテナンスや銘柄選定が重要です。

このような手間が嫌い!でも配当金はしっかり貰いたいと考えた人には米国ETFのVYMがお勧めかもしれません。

米国ETFとは

米国ETFはアメリカの運用会社で扱われている投資信託の一種で、
様々な国、業種の企業へETF一つ買うだけで投資出来てしまう優れものです!

米国ETFについての細かな説明はコチラ記事より

米国ETFの良さとおすすめ銘柄をわかりやすく解説

そんな気軽に投資が出来る米国ETFでも配当金を目的とした場合は「VYM」は外せない銘柄になります。

VYMの概要

VYM(VANGUARD HIGH DIVIDEND YIELD ETF)はアメリカの最大級の投資顧問会社「バンガード・グループ」にて運営しているETFです。

VYMは、高配当を重視し設定されたETFです。

大手の投資顧問が行っているということもあり非常に有名なVYMは様々なメリットがあります。

高い配当金

一般的に高配当の銘柄の利回りは4%と言われており、
VYMは約3%と安定した実績があります。

平均よりも下回っているため一見悪い風にも見えますが、リスクとリターンはシーソーの関係にあります。

そんな関係でVYMは安定して3%という数値を常に出しており、これは他の高配当株にはなかなかないものです。

安定したセクター比率

企業は提供しているサービスによってセクターが分かれます。

各セクターは景気の転換点、経済状況によってセクター全体が株価が下がったり、大きく成長したりします。

安定したポートフォリオを作る上ではこのセクターの比率はバランスが大事になる。

VYMのセクター比率を見てみると

金融 20%
ヘルスケア 15%
生活必需品 13%
エネルギー 12%
その他 10%

このように分散されており、不景気による株価下落が低くなりやすいです。

また、銘柄の多くは日用品、美容、銀行など不景気でも一定の売上が見込まれるセクターが多く非常に安定しています。

低コスト取引

ETFは、株式と同じように取引所で売買されるため、手数料が比較的低くなります。

これにより、投資家は効率的にポートフォリオを構築することができます。

また、経費率も約0.06%でありこれは他のETFと比べて破格な安さと言えます。

株価が安定している

株価が安定していると聞くと当たり前のことでは?と思いますが、
高配当株をうたったものには利回りが高くても株価がどんどん下がる、リスクが大きくジャンク銘柄が多いものもあります。

そのため、配当金は入るが評価額が下がってトータルマイナスにあるなんてこともありえます。

しかしVYMの構成銘柄はS&P500の一部を構成する企業への投資や安定した企業がほとんどです。

また運用会社の方で、年に一回程度「銘柄選定」を行い成績の悪い銘柄を取り除いてくれます。

そのため、VYMの株価も安定しており資産価値が守られやすいです。

悪いところ、注意する点

VYMは本当に優秀なETFであり、ほとんどデメリットはないのだが、

為替リスク

VYMは米国ETFのため、どうしても為替リスクが発生してしまいます。

購入時もそうですが、売却、配当金もまずアメリカドルで受け取ります。

証券会社によっては外貨預金にこっそり配当金が入金されることもあり、どうしても為替の影響は受けてしまうだろう。

良くも悪くもアメリカ企業

VYMは多くのセクターに分散していますが、国別でみるとアメリカ企業のみに投資をしています。

そのため、アメリカ市場の動向に大きく依存しており、アメリカの企業や国際情勢によって、VYM も下落する可能性があります。

ただし、現在の株式市場はアメリカがメインであり、
例えほかの国に投資をしてもアメリカ市場の影響は大きく受けてしまう可能性があります。

そのため、割り切ってアメリカだけに投資するのもいいと思います。

NISA、イデコでは買えない

日本の投資においてNISA、イデコなどお得な投資方法がある。

これらは税制面においてはかなりお得な制度であるのだが、これらを使用できないのだ。

そのため、通常の投資で通常の税金がかかってします。

二重課税の対象

通常、株式の売却、配当金には日本の税金だけかかるが、
外国の配当金には外国の税金がかかってしまうのだ。

そのため、総合的な税率が上がってしまう。

一応、外国配当控除でこの余分な税金は控除できるが毎年確定申告が必要となってしまうため、
手間はどうしてもかかってしまうだろう。

安定さは最強レベル

米国ETFのVYMについて見ていきました。

高配当株はメンテナンスや税金の申告などどうしても手間は発生してしまう。

しかしVYMは大手顧問会社が運用していることもあり、
メンテナンスの委託、低コストなど通常の高配当株とは違い多くの手間がなく、お手軽に配当金を受け取ることが出来ます。

NISA,イデコのような税制優遇の制度は使えないため進んでお勧めする投資方法ではないが、もし余剰資金があるのであれば良い投資になるだろう。

このページを最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ、他にも色々と考察しているので読んでみてください。

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